ノー残業デーを生かすも殺すもスタッフ次第

本職は社内システム管理のマネージャーをしているのですが、仕事にメリハリをつける為にグループ内限定でノー残業デーを実施してみた事があります。

全員が同じ曜日にノー残業デーを実施してしまうと、ヘルプデスクできる人が誰もいなくなってしまうので、曜日毎にノー残業を実施する人を決めて交代で早く帰るという事にしました。

この決断が後にとんでもない事になろうとは、当時の未熟な私では想像できませんでした。

何がとんでもない事かというと、今まで残業が当たり前で早く帰る事が悪いという風潮がある中で仕事をしていたので、ある意味ダラダラと時間がくるまで仕事をするメンバーがいたのですが、急に早く帰れる日ができるとなると、どんなに残業が必要な状況でも帰ろうとするのです。

ノー残業デーを実施する前にメンバーとした約束したが…

  1. ノー残業デーの日に早く帰れるように日頃から仕事を集中して行い、残業しないで帰れるような状況を自分で作る事。
  2. どうしても残業が必要な場合は残業する代わりに、他のメンバーとノー残業デーの調整を行い報告する事。
  3. ノー残業デーは自部門だけで実施している独自の取り組みなので他言はしない事。

以上の3点をメンバー全員と約束したのですが、この約束が破られるのに時間はかかりませんでした。

残念な事に、ノー残業デーを実施した途端、自分が得た権利を主張しだす人がいました。

それどころか、普段から仕事のスピードを上げる努力はしないし、仕舞には期限が迫っている仕事を放置して帰りだす始末です。

会社が承認したノー残業デーでもないのに、それが当たり前の権利のように行使しだしたので、残念ではありますが3カ月をもってノー残業デーは廃止する事にしました。

独自に実施したノー残業デーですが、働くメンバーの仕事に対する姿勢や能力を考慮しないで実施すると、折角の試みも権利だけ主張されて、ノー残業デーを実施する前よりも悪い方向に向かう事があるという事を知りました。

これは、深読みしないで決めてしまった私の責任だと反省しております。

ノー残業デーなどの社員にとってプラスになりそうな試みは、社員の協力と努力なしでは成立しないと思います。

私と同じ失敗をしない為にも、何かを実施する時は良い結果と悪い結果をきちんと想定した上で、決めるようにしてください。

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