QNAPで使うWordPressの仮想WEBサイトの設定

今回は、QNAP TS-251にWordPressのテスト環境を構築する方法について説明します。

QNAPの管理画面へのアクセスはWebブラウザで行いますので、管理画面へのアクセスは通常通り「http://qnapサーバー名」(ポート80もしくは8080)でアクセスできるようにし、WordPressのテストサイトは「http://仮想サイト名」(ポート80)でアクセスできるようにしたいと思います。

サービスのインストール

QNAPでWordPressのテスト環境を作るには、以下の手順が必要となります。

  • Webサーバのインストール
  • MySQLのインストール
  • PHPMyAdminのインストール
  • WordPressのインストール

上記の作業をLinuxで行うとなると、コマンドでの操作やApacheなどの設定ファイルなどの修正が必要となるので、Linuxに慣れていないユーザーには少しハードルが高いのですが、QNAPなら誰でも簡単にWordPressのテスト環境を構築することができます。

今回は、QNAP TS-251を使用してWordPressのテスト環境を構築する方法について説明します。

共有フォルダの確認

QNAPにWordPressをインストールする前に、QNAPの共有フォルダを確認するとデフォルトで設定されている共有フォルダがいくつかあるのがわかります。

QNAPの管理画面へウェブブラウザでアクセスし、コントロールパネルの「共有フォルダ」をクリックし、共有フォルダの一覧に「Web」があるのを確認してください。

qnap-folders-1

共有フォルダ「Web」のアクセス権に対してゲストアクセスを許可する必要はありませんが、WordPressのインストールファイルを「Web」フォルダへアップロードしますので、アクセスできるように権限を設定してください。

我が家ではNASを家族全員が使用しますので、ファイルを削除されたり変更されたりしないように、「Web」フォルダは「非表示」に設定しています。

共有フォルダの非表示設定は必須ではありませんが、NASにアクセスするユーザーが複数いる場合はアクセス権の設定をするか非表示にすると良いでしょう。

qnap-folders-2

QNAPのNASは、標準でインストールされているサービスを有効にすると共有フォルダが自動的に作成される場合があるのですが、場合によっては共有フォルダだらけになる事がありますので、表示させる必要のない共有フォルダは「非表示」にすると良いです。

非表示にしたフォルダにアクセス権があるなら何か適当にフォルダを開き、アドレスに「\\サーバ名\非表示共有フォルダ名」を入力して、Enterキーを押せば簡単にアクセスすることができます。

qnap-folders-3

今回は、WordPressのテスト環境を仮想サイトで構築しますので、仮想サイトの名前でフォルダを作成してください。

この例では、「vezloaforce」という仮想サイト用のフォルダを作成します。

qnap-folders-4

共有フォルダの確認と仮想サイト用のフォルダの作成が完了したら、次にWebサーバのサービスをインストールします。

コントロールパネルをクリックして、アプリケーションの一覧にある「Webサーバ」をクリックしてください。

qnap-web-1

「Webサーバを有効にする」にチェックを入れて「適用」ボタンをクリックしてください。

qnap-web-2

QNAPのサーバ名でWordPressのテスト環境へアクセスできるようにするなら、Webサーバの設定はここまでで良いのですが、これだと管理画面へアクセスする時に「http://QNAPサーバ名:8080」と入力しなければならないので、WordPressのテスト環境は仮想サイトで構築したいと思います。

「仮想ホスト」タブクリックし、「仮想ホストを有効にする」へチェック入れ、「仮想ホストの作成」をクリックします。

qnap-web-3

仮装サイトとなるアドレスを「ホスト名」に入力し、フォルダ名に新しく作成する仮想サイト用のフォルダをドロップダウンリストから選択してください。

今回は、vezloaforce.localという仮想サイトを作成しますので、予め作成した「vezloaforce」という名前のフォルダを選択します。

qnap-web-4

リストに仮想サイトが追加されたら、「すべてに適用する」をクリックしてください。

qnap-web-5

以上がQNAPにWordPressをインストールするためのWebサーバのインストールおよび設定作業となります。

\\QNAPサーバ名\webのアドレスにアクセスすると「index.php」が生成されているのを確認できますが、このファイルはWebサービスを有効にした後に、「http://QNAPサーバ名」でアクセスすると管理画面へのアドレス「http://QNAPサーバ名:8080」へリダイレクトするファイルです。

qnap-folders-5

このファイルを削除する事で、「http://QNAPサーバ名」のアドレスでWordPressのテスト環境を構築できますが、管理画面へのアクセスが面倒になるので、削除しないでください。

この記事の続きは、下記の関連記事からご覧になれます。

QNAPで使うWordPressのデータベースの設定

2015.05.08

この記事をシェアしてみませんか?

コメントを残す


*