不動産会社から家の売却査定に関する案内がくるを待つ

相続による不動産名義変更が済んだら家の売却に向けて話を進めたくなるのが人情ですが、売れそうな物件だと思うのであれば何もしないで放置するのも手だと思います。

理由は、不動産の名義変更が済むと不動産会社からダイレクトメールが送られてくることがあり、実家がどれだけ注目されている物件なのか反応をみるためです。

家の売却をするとなると、レインズ(REINS)や片手両手など、慣れない不動産業界のことを知るのも大切ですが、自分がいくら勉強しても良い不動産会社に巡り合わないと損するかもしれません。

なので、まずは自分の売りたい物件がどれくらい注目されているのか知ることが大切だと思います。

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郵便物の内容と評判で不動産会社を仕分けをする

不動産の名義を変える手続きのことを所有権移転登記というそうですが、私の実家も名義変更をしてから1ヶ月もしないうちに、大手不動産会社数社からダイレクトメールが届きました。

ダイレクトメールの内容を見ると、不動産登記簿謄本(登記事項証明書)を閲覧して連絡したと書いてありますが、何も知らないと不動産会社がどの様にして個人情報を入手したのか驚きますよね。

送られてくる郵便物の内容をみると、普通に町中でばら撒くチラシレベルのものから、不動産の売却に向けて具体的な内容が書かれているカタログが送られてくることがあります。

同じ不動産会社の異なる営業所から来たりするのですが、営業所が近いという理由だけで査定をお願いするのではなく、同じ不動産会社でも送られてきた郵便物の内容で判断することにしました。

チラシレベルの物は査定依頼の対象から全て外し、質の高い印刷物で所長名義の査定案内や、カタログを郵送してくる不動産会社を査定依頼の候補にします。

大切な不動産の売却をするなら少しでも熱意が感じられる所にお願いしたいと思います。

ある程度の不動産売却の査定をお願いする不動産会社の候補が決まれば、次はネットで不動産会社の評判を調査です。

送られてくる郵便物の内容が良くても、不動産の売却をお願いする会社の評判が悪い場合は避けた方が良いと思いますので、インターネットで不動産会社の評判をチェックします。

レビューサイトの評価というのはイマイチ信用できないので、個人のブログを中心に検索をかけますが、最終的に自分の判断で不動産会社を選ばなければならないので、こちらも参考程度に読むことにします。

遺産を分配する相続人が何人もいる時は後で問題にならないように、相続人全員に気になる不動産会社と評判を調べさせた方が良いと思います。

何かの作業に参加させることで、責任を共有するのが目的ですから形式的なもので十分ですが、いきなり知り合いの不動産会社を紹介してきた場合はルール違反だと全力で却下しましょう。

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