手を濡らさずにお米を優しく研ぐ対流式の速洗力

お米をとぐ時は、手に付着している雑菌がお米に混じらないように、手洗いの徹底を心がけていますが、菌は目に見えないので赤ちゃんや子供のことを考えると心配です。

また、冬場の冷たい水道水でお米を研ぐと手が痛くなるくらい辛いので、毎日の炊事を少しでも楽にしようと、対流式米とぎ器の速洗力を購入してみることにしました。

この対流式米とぎ器は、アイデア商品で人気なスケーターというメーカーから発売されている製品で、水道水を注ぎ口へ流すことで発生する水の流れを利用してお米を研ぐという画期的なアイテムです。

使い方は簡単

スケーターの対流式お米研ぎ器速洗力の使い方はとても簡単で、容器のメモリに合わせてお米を入れて蓋をし、納得ができるまでひたすら水を注いで洗うだけです。

速洗力本体

お米を研いだ後は、速洗力本体の目盛りに合わせてお米とお水を入れて炊飯器に入れるだけなのですが、お米そのものは本体の目盛りに合わせるよりも、普段使い慣れているカップを使用する方が楽でした。

米とお水の目盛り

一度の洗浄で20秒から30秒の水道水を流し込んだら、一度全ての水を捨てて再度20秒から30秒水道水を流し込むのですが、普段よりもお水を沢山使用している気がして何やら気持ちが落ち着きません。

水の再利用を考える

実際にマニュアルに記載されている手順に従い、2合のお米を研いでみたのですが、浄水器をオンにした状態の水道は勢いが弱いからか、あまりお米を研いでいるという感じがしません。

水の流れでお米を洗う

仕方ないので水を半分入れた状態の速洗力を左右に振りながら、無理矢理お米全体をかき混ぜたりしましたが、あまりお米を研いでいるという感じがしないのは内緒です。

それよりも、お水を使う量が手でお米を研ぐ時よりも増えたので、なんとか流れ出るお米の研ぎ汁を全て再利用できないか考えてみましたが、排水溝に流れ出た水はどうにもなりません。

流れ出るお水をタライに溜めておけば、食器のつけ置きや料理中に汚れた手を洗うのに使えますが、アクの出やすい野菜の下茹でに使用する研ぎ汁をタライに溜めるのは抵抗を感じてしまいます。

お米は研ぎ方で味が変わる

お米を炊く時は、炊飯器の水が透明になるまでお米を研いでしまう人がいますが、これではお米の栄養も失われてしまうのでお米の研ぎすぎは良くありません。

昔はお米をザルに入れて握るように研いだりしましたが、ザルでお米を研ぐと割れたり旨みや腰が失われていまうので、普通の炊飯器の釜で素早く研いで炊いてください。

その点、速洗力は水の対流でお米を優しく研ぐので、お米が割れたり傷つくことはないので安心ですが、速洗力を使用した後のお米を再度研いでみると白い水が結構でるので、無洗米向けなのかもしれません。

無洗米は洗わなくても食べられるお米ではありますが、水で少し研いだ方が細かい砂やチリなどをきれいに取り除くことができるので、軽く洗う程度に研ぐのをおすすめします。

同じ銘柄なのにお米を炊く人により味が全然違うのは、お米の研ぎ方や水分量の違いによるものが原因なので、美味しいと感じる人のお米の研ぎ方を参考にしてみてください。

同じ人がお米を炊いた時に普段と違う味がするなら、それは季節の変化によるものかお水を変えたことが考えられますが、普段美味しいお米がとても不味いと感じた時は炊飯器の故障の可能性もあります。

こんな人におすすめ

速洗力は、生活に必須というアイテムではありませんし、とても便利なアイテムかと言えばそうでもないのですが、とにかく冷たい水でお米を研ぐのを避けたい人におすすめです。

例えば、普段の炊事洗濯で手荒れがひどい方は、少しでも手が乾燥するのを避けるためにハンドクリームを塗りますが、お米を研ぐ時は落とさなければならないので不便です。

速洗力があればお米を研ぐ時に手が水で濡れないため、手荒れの進行を防ぐことはできますが、お水の消費量が多くなるのであまり経済的ではないとい点を理解した上で使用してください。

マニキュアやネイルをしたままお米を研ぐのは衛生的ではありませんので、素手でお米を研がない速洗力は美容意識の高い人にもおすすめですが、使用後は必ず洗わなければなりません。

食器洗い洗浄機で洗えるかもしれませんが、そこまでして手が濡れるのを避けたいのであれば、レトルトパックのご飯やコンビニのお弁当を食べた方が良い気もします。

お米が美味しく炊けるお水

今回紹介した速洗力とは関係ありませんが、美味しいご飯を食べたいのならお米の品種にこだわるのはもちろん、美味しいお水や炊飯器を選ぶのが重要となります。

ミネラルウォータであればどれもお米が美味しく炊けますが、個人的におすすめなのは財宝というアルカリ天然温泉水で、我が家では3年以上前からお米を炊くのに使用しています。

最近の炊飯器は、デザイン性の高いバーミキュラやバルミューダなどの高級な製品が人気ですが、昔から炊飯器を販売している象印やタイガーも美味しく炊けますので、デザインではなく味で判断してください。

個人的に気になるのが永谷園から発売されている世界初の全自動炊飯専用土鍋のかまどさん電気で、今の炊飯器が壊れたら是非購入してみたいと考えています。

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