海外移住のためにマンションの売却手続きをはじめました

不動産を売却する経験など、投機目的でなければ一般人があまり経験するものではありませんが、実家を売却してから1ヶ月もしないうちに、マンションの売却手続きをすることになるとは思いもしませんでした。

今回売却するのは自分が住んでいるマンションではなく、海外への移住を目論む叔父さんが所有するマンションの一室です。

高額な取引なのに、何も勉強せずに人任せにする感覚が良く分かりませんが、頼まれた以上は少しでも高値で取引を成立させたいものです。

不動産の売却は、信頼できる不動産会社に任せれば良いだけで難しいものではなりませんが、不動産取引の仕組みや流れを理解しないで適当に仲介業者を選ぶと失敗するリスクが高まります。

中古マンションも絶賛値上がり中

売却するマンションは湾岸エリアの低層マンションで、築15年以上のベテランマンションです。

新築当時は3,300万円前後で売り出されていたマンションも、査定価格は3,800万円と予想よりも高い値段となりました。

豊洲市場のオープンや2020年のオリンピック開催、そして原材料の高騰で新築マンションを買える人が少ないなど、中古マンションを売却するための好材料が揃い、中古マンションも全体的に値上がりしています。

ただ、イギリスのEU離脱や円高の影響が、今後どの様に影響するのかわからないので、あまり欲を出さずに早期売却に向けた値段設定をしなければなりませんが、あまり焦る必要もなさそうです。

まずは売却までの期間を3ヶ月と想定し、査定額よりも高い金額で売り出しをするようにしました。

マンション売却は戸建てよりも簡単

マンションの売却は境界線の調査や水道管の問題がないので、戸建の売却よりも随分簡単に済んでしまいます。

査定額を出すのも簡単で、直近で売り出された同じマンションや周辺のマンションを参考にして、値段を決めるだけです。

なので、チラシやWebでの展開ができる大手の不動産会社に仲介を依頼すれば済む話です。

マンションを売却するのにインターネットでの一括査定は必要ありませんが、心配なら2、3社の大手不動産会社に査定を依頼してください。

コンプライアンスを法令遵守だけでなく、社内規程や企業倫理、社会貢献の遵守を重要視する企業であれば、不当に低い査定をしません。

まともな不動産会社であれば、同じような査定額になるはずなので、後は販売力やオプションのサービスなどを聞いてから、どの不動産会社と媒介契約をするのか決めれば良いでしょう。

仮に専属専任の媒介契約を結んだとしても、3ヶ月毎に契約を更新しなければならないので、何か不信感を感じたら契約を更新しないでください。

内覧の時は清潔に

マンションを売却する時は余程の事情がない限り、その物件に住み続けながら売り出す人が殆どで、内覧なども立ち合いながら行われます。

物件自体の評価が高くても住んでいる住人の質が悪いと心象が悪くなるので、不要な物は事前に捨てて清潔な状態で内覧できるようにしてください。

専属専任の媒介契約を済ませると、無料で浴室やキッチンなどの室内クリーニングをしてくるサービスを行う不動産会社もあります。

換気扇の掃除など、一部有料のサービスもありますが、少しでも好印象になるように、積極的に清掃するようにしてください。

タバコの臭いもご法度で、マンションを少しでも高く売る気があるのなら、室内では禁煙するか換気扇の下で吸うようにしてください。

今回の内容は以上となりますが、慣れないマンションの売却で失敗したくないと思うのなら、知り合いの小さな不動産会社に頼むのではなく、大手不動産会社にお願いするのをおすすめします。