木製知育玩具で有名なボーネルンドから、正三角形や正方形などのピースを磁石で接続して立体化するマグ・フォーマーという数学ブロックが発売されていますが、これで遊べば図形の因子を鍛えることができます。
マグ・フォーマーなら、四角と三角を組み合わせてごっこ遊びに使う家を建築したり、五角形と三角形を組わせてボールを作るなど、ピースを組み合わせることで想像した物を簡単に作ることができます。
マグ・フォーマーの対象年齢は3歳からですが、花の平面図を冷蔵庫に貼り付けてみたり、お気に入りのぬいぐるみを閉じ込めて助け出す遊びに使用してみたりと、アイデア次第で1歳から脳を刺激するのに使えて便利です。
図形の特性を感覚で理解する
図形は小学生の算数で習うものですが、いきなり教科書と先生の説明だけで理解するよりも、マグ・フォーマーを使いながら感覚で覚えた方が理解が深まるので、遅くても3歳から遊ばせるべきです。
例えば、小学四年生で習う立方体ですが、我が子は1歳の頃からマグ・フォーマーで遊んでいたこともあり、3歳なりたての頃には教えなくても作ることができるようになりました。
最初から立方体の作り方を教えるのではなく、まずは四角いピースを繋げて電車にしてみたり、六角形のまわりに正三角形を付けて花にしてみたりと、二次元的な遊び方をするように教えました。
次の段階は、正方形の壁と正三角形の屋根を組み合わせた家の作り方を教えるなど、遊びに使う物をマグ・フォーマーで創作してもらいながら、体感的に図形の組み合わせを理解してもらうことにしました。
マグ・フォーマーを購入した当時は、図形の知能因子強化の有効性に気が付いていないので漠然と知育になればと思い遊ばせていたのですが、幼児教室でIQテストを受けてからは遊び方の難易度を高くすることにしました。
ただ、真面目に正方形の展開図をマグ・フォーマーで教えるよりも、取扱説明書で紹介している持ち上げるだけで完成する展開図通りにピースを並べ、マジック的に披露したとこ真似して遊ぶようになりました。
展開図は小学4年生で学ぶ内容なので、先取り教育して覚えても意味がないと思いますが、遊びのなかで感覚的にでも図形のことが身に付いていれば、将来の学習に有利になるのではないかと思います。
海外では算数の授業にマグ・フォーマーを採用している学校があるのですが、日本でも賢い子を育てる幼児教室は立体的に図形を教えているので、試す価値は十分にあります。
遊び方無限大
磁石入りの色鮮やかなパーツを接続して遊ぶ数学ブロックのマグ・フォーマーは、アイデア次第で0歳の赤ちゃんから大人まで楽しく遊べるので、早期に購入しても後悔しないおすすめ知育玩具のひとつです。
口に何でも入れてしまう3歳未満の子は、誤飲の恐れを考えてピースを渡して遊ばせるよりも、冷蔵庫に磁力で貼り付けて図形の絵で飾り付けをしたり、好きなぬいぐるみをマグ・フォーマーのボールに入れるだけで十分脳を刺激します。
3歳になればマグ・フォーマーで十分に遊べるようになりますが、ピースを組み合わせて立体的な物を作るだけでなく、正方形を磁石の力で連結して電車にしてみたり、ぶら下げて磁力の強さを確かめるなどの遊びにも使えます。
おすすめマグ・フォーマー
対象年齢が3歳からのマグ・フォーマーにはピース数の数が違うベーシックセットの他に、恐竜が作れるダイナソーセット、タイヤと人形が付いた乗物セット、観覧車を作ることができるカーニバルセットなどがあります。
マグ・フォーマーで遊び始める年齢にもよりますが、3歳未満なら30ピースのベーシックセットの他に、五角形や六角形を合わせて購入し、物足りないを感じるならダイナソーセットを追加でお求めください。
他にもファンシールームセットやポリス&レスキューセット、シティビルダーセットなど、ごっこ遊びに使えるセットが販売されていますが、図形の知能因子鍛えるならベーシックセットがおすすめです。
ごっこ遊びは概念の知能因子を鍛えるのに有効なので、言葉の発達が心配ならイマジネーションシリーズで遊ぶのも悪くありませんが、マグ・フォーマー本来の遊び方は図形の知能因子を鍛えるのに有効だと思います。