昔から、右脳と左脳どちらの脳が有利に働くかで文系と理系に分かれると言われてきましたが、最近の研究では左右関係なく脳内に構築されたネットワークが、何に特化しているかで得意なことが決まると言われています。
赤ちゃんの頃にクラシックを聴くと良いだとか、絵を描いたり左手を使うことで右脳を鍛えられると言われてきましたが、優れた脳内ネットワークを構築するために繰り返して受ける刺激の内容が重要だということです。
そこで今回は、今までの人生で子供が刺激を受けて得た情報を絵にすることで具現化し、脳内ネットワークを更に強固なものにするのに役立つ、遊びながら脳が育つお絵描きカードの紹介と遊び方について説明します。
楽しいお題が満載
おでかけ中に楽しめる100のあそびは、電車移動や外食の時にスマートフォンで遊ばせるのが嫌で購入したのですが、子供が大好きな間違い探しや迷路脱出など脳を刺激するゲームが満載で、思いのほか育脳に役立つことがわかりました。
おでかけ中に楽しめる100のあそびが大好評なので、遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードを追加で購入したのですが、どちらも思考力や想像力を鍛えるお題の工夫が面白いですし、附属のペンを使えば何度でも繰り返し遊べるので大変お得です。
これから平仮名や数字を覚える予定なら文字や数字の書き順や名前を書く練習ができる、遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードがおすすめですが、3歳なりたての子ならおでかけ中に楽しめる100のあそびがおすすめです。
こちらは3歳なりたての頃に遊ばせたおでかけ中に楽しめる100のあそびですが、これくらいの年齢になると人の顔にあるパーツを正しく思い出して絵にすることができるまで成長しているのがわかります。
遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードにも同様のお題があり、雨が降れば地面に水溜りができるのを再現できていますが、自分の目でみたことがない雲の上は晴れているという事実を知らないことを確認することができました。
どちらのカードにも文字の問題も含まれていますが、3歳ならおでかけ中に楽しめる100のあそびがおすすめで、4歳なら時計やしりとりなどが含まれている遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードがおすすめです。
生活習慣の教育に
3歳になると幼稚園入園に備えて自分で歯磨きをしたりトイレに行けるようにトレーニングする必要がありますが、口だけでの説明で子供に理解させるのは難しいので、遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードがあると便利です。
遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードで、口のなかに食べ残しがあると虫歯になることはもちろん、特に虫歯になりやすい箇所を教えたり、涙を描いてとても痛くなることを伝えるのに役立ちます。
慣れてくるとトイレをした後に手を洗うのを嫌がることがありますが、便座には目に見えないバイキンが付着していることを、視覚的に教えるのにも使えたりと生活習慣の教育に使えてとても便利です。
3歳になると自分の力だけで生活できるように色んなことを教える必要がありますが、実技だけでなく視覚的に意味を伝えながら教えることが重要で、自立への近道になるのではないかと思います。
ホワイトボードのペンも使える
お絵描き遊びカードは附属のペンを使用するのが大前提で、インクが切れたからと油性で描くと消せませんし水性ペンだと描けないので遊べませんが、唯一ホワイトボードのペンなら遊ぶことができました。
もちろんホワイトボードのペン使用をメーカーは推奨していませんので、付属のペン以外で遊ぶのは完全なる自己責任となりますが、インクが切れる度にカード一式を買い替えるのは不経済です。
因みにおでかけ中に楽しめる100のあそびや、遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードで遊んだ後に描いたものを放置すると消えなくなりますが、ホワイトボードと同じでペンでなぞるだけで簡単に落とすことができます。
こんな時に便利
今回紹介したおでかけ中に楽しめる100のあそびや、遊びながら脳が育つ!120のおえかきカードは、旅行中の電車内やレストランで子供に静かにしてもらいたいために購入したものです。
他にもマンションの住み替え事務手続きや幼稚園入園説明会など、時間がかかる一台イベントの時に役立ちましたし、何よりもスマートフォン育児を減らせるのが最大のメリットだと思います。
今まで試行錯誤しながら子供を賢くするための取り組みをしてきましたが、言葉を発したり絵を描いてもらう以外に発達度合いを調べる術がなく、3歳を過ぎた頃から不安に感じる時がありました。
育脳は地道なインプットだけでなくアウトプットによる検証が重要で、子供が遊びながら自由に課題をクリアするだけで、得意なことや苦手な分野の分析がしやすくなりました。
今の時代は小学校に入学する前に、文字の読み書きや算数を勉強するのが当たりで直感的思考に役立つ勉強が優先されますが、幼い頃から論理的思考を意識することで勉強が好きになります。
例えば、子供に雨の絵を描かせた場合、雨雲や水溜りを描くだけなら直感的な思考だけで完結しますが、そこから白と黒の雲の違いや雲ができる原理を一緒に考えたり教えることもできます。