知育目的でLEGOのブロックを購入しようとしたものの、子供が欲しがるのはディズニープリンセスのお城や宇宙船などの乗り物を作るキットばかりで、想像力を鍛えられる知育玩具なのか疑問に思う時がありました。
完成イメージが明確なキット方が遊びに入りやすく達成感も味わえるので、LEGOがおすすめの知育玩具のひとつであることは間違いありませんが、何度も壊して組み立てるケースはとても稀です。
我が家には2歳の頃に買い与えたLEGO DUPLOがあるので、その延長で4歳の誕生日にクラシックの購入を考えましたが、図形や記号の概念を鍛える日本生まれてのパズルブロックLaQを購入しました。
LaQなら表現しやすい
LEGOブロックとLaQには違う面白さや知育効果があるので、両製品を比較して優劣を付けるのは無意味なことですが、子供が想像したものを表現しやすさだけで競わせるなら断然LaQの方が優れています。
LEGOブロックは、特殊な形状の部品を使用したり沢山のピースを使うことで、想像したものをリアルに表現することができますが、逆に少ないブロックで作品を完成させるのは難しいのかもしれません。
その点LaQは、花などの植物や鳥などの動物を立体的に作るだけでなく、腕輪などの簡単なアクセサリーや平面な絵を少ないピースで完成させることができるので、小さな子供でも楽しく遊ぶことができます。
いくら表現しやすいLaQでも、いきなり恐竜やお城を作るのは大変ですが、平面のお面なら少ない初心者でも作ることができるので、少ないピースでどこまで好きなキャラクターに似せられるか挑戦してみてください。
壮大な物を作り上げるまで上達するには多くの経験が必要になりますが、少ないピースでも表現することができるLaQなら、モノづくりの楽しさを感じるためのハードルが低いので、小さな子でも継続して遊んでくれます。
無限の可能性を秘めた7つのパーツ
LaQは二種類の基本パーツと五種類のジョイントパーツを組み合わせて遊ぶだけで、想像力・表現力・論理的思考・数学的思考・集中力・色彩力を鍛えられる、優れた知育玩具のひとつです。
基本パーツは四角形と三角形の二種類しかありませんが、計算された幅と角度が違うジョイントパーツを組み合わせることで、朝顔のような可愛らしい丸い花を表現したり、夢の戸建てマイホームを作ることもできます。
LaQはユーザーの作品を募集し、優れた作品を表彰するイベントを定期的に開催しているので参加したことがありますが、お花などの可愛らしい作品もあれば、モノレールや自転車などの超大作もあります。
LaQを始めたばかりの小さな子供だとイベントに参加できないと思うかもしれませんが、過去にハンバーガーなど少ないピースでリアルに表現した作品が表彰されたことがあるので、アイデア次第では選考される可能性もあります。
LaQの公式サイトにアクセスすれば、過去に開催されたイベントで表彰された作品を確認することができますし、子供が作り上げた作品を応募することもできるので、興味ある方は是非挑戦してみてください。
恐竜から実用的な物まで
一般的なブロックと言えば基礎板が必要なので遊ぶ時は家のなかに限定されてますが、LaQはピースとジョイントパーツがあればどこでも遊ぶことができるので、レストランや旅行先にも重宝します。
また、LaQの楽しみ方と言えば恐竜や動物など子供が喜ぶ物を作るだけでなく、ピースをお洒落に組み合わせて水耕栽培用のカバーにしてみたりと、生活をワンランクアップさせる実用的な物を作ることもできます。
LEGOブロックと比較すると見た目地味に見えるかもしれませんが、色鮮やかなピースを試行錯誤しながら組み合わせて創造するLaQは、大人でも十分に楽しめる遊びです。
とにかく指先と脳を良く使うLaQは、親子一緒に遊ぶだけで子供の育脳と大人の脳トレを同時に行うことができる遊びやすいパズルブロックなので、是非一度遊んでみてください。
もし、今までの経験からして本当に知育玩具で遊んでくれるのか心配な方は、完成イメージがわかりやすいワイバーンやスピノサウルスなどピースが少ない数をおすすめします。
ただおすすめは、ピースが多いキットの方が自由に想像して遊ぶことができるので、恐竜や車などを作ることができるベーシック(511ピース)や、スイートコレクション(825ピース)などがおすすめです。