これからはスマートフォンや携帯ゲーム機はもちろん、冷蔵庫やエアコンなどの家電までも無線LANに接続する時代になります。
無線へ接続する機器の台数が増えると心配なのが無線LAN機器の同時接続数で、低価格な製品だと最大10台~15程度と非常に少ないのが現状です。
低価格な同時接続数の多い製品もなかにはありますが、動作が不安定などの安い製品なりの理由があります。
そこで今回は、これから時代では当たり前となる家電などを無線接続するのに使う、おすすめの家庭用無線LAN製品について紹介します。
無線初心者ならNECがおすすめ
通信機器の同時接続数が10程度とやや少ないのですが、安定した稼働で定評のある家庭用無線LANならダントツでNECがおすすめです。
きちんと動作するかというのは別問題として、細かい設定のできる本格的な多機能の製品もあるのですが、初心者なら設定が簡単な製品がおすすめです。
家庭用の無線LAN製品と言えばNECの他にも、バッファローやLogitecなどの製品もありますが、一番壊れにくくて安定動作するのがNECのAtermです。
他にも、海外の製品で有名なのがネットギアやtp-linkなどがありますが、動作の不安定なことや壊れやすいことを考えると、やはりAtermがおすすめです。
ただし、Atermは若干電波が弱く感じるので4LDKなどの広いマンションや戸建てはやや苦手で、広い家で使用することを考えならASUSの製品がおすすめです。
2018年大本命の家庭用無線LANルーター
ASUSの無線LANルーターは安定した無線接続が必要なゲームユーザーを意識した製品で、同時接続数の多さはもちろん電波の強さでもおすすめの商品です。
管理画面はゲーマー好みのデザインで一見難しそうに見えますが、企業用無線アクセスポイントと比べると非常に簡単なので、他の家庭用製品では物足りなさを感じる人におすすめです。
企業向けの製品を設定する自信はないけど、機能の少ない家庭向け製品では満足できない方におすすめです。
個人的におすすめな無線LANルーターは、価格は2万円台とやや高めですが同時接続数が21台と比較的多いASUSのRT-AC86Uです。
RT-AC86Uを実際に使用していますが、非常に安定した動作と強い電波で、スマートフォンやプライベート・ビエラの接続も快適に使用できています。
また、ペアレンタルコントロールや悪質サイトブロックなど、セキュリティや子供のネット利用を想定した機能にも強いのが特徴です。
今や子供がスマートフォンを利用するのが当たり前の時代ですが、不必要なWebサービスへの遮断や利用状況を把握する仕組みは重要です。
トラフィックアナライザーの画面では、トラフィックの使用頻度の高い端末とサービスの内容を簡単にみることができます。
ハイエンドな家庭用無線LAN製品の割には、ネットワークの設定を変更する度に通信が切れるという不便さはありますが、初期の設定などはウィザードで簡単に設定できます。
RT-AC86Uを使用してみた感想としては、家庭向けのハイエンドな無線LAN製品の割には想像していたよりも設定が簡単なので、予算に余裕のある人には一番のおすすめな製品です。
NEC Aterm 無線LAN親機 WiFiルーター 11ac/n/a/g/b 1733Mbps 450Mbps 4LDK 3階建 接続台数18台 WG2200HP PA...