遺伝子検査はパンドラの箱!?子供の能力を知るメリットとデメリット

子供の可能性を信じて、絵本の読み聞かせをしたりリトミックや英語などの習い事を続けていますが、どれだけの効果があるのか分からないので不安を感じ、何か客観的に判断する方法がないか考えてみました。

そこでIQ検査を行うことで、知能を数値化ですることで得意と不得意な分野を浮き彫りにしたり、知育の効果を客観的に判断したりすることができるのではと考えましたが、その後も不安な気持ちが消えることがありませんでした。

知能指数の検査をすることで図形や記号などの因子を数値化できるので、学習分野における得意と不得意分野を判断することができそうですが、乳幼児の頃は体験したかどうかが大きく数値に影響しそうです。

IQ検査による効果測定

IQ検査をすることで、子供の賢さを数値化することができるかもしれませんが、それが知育の効果によるものなのか先天的なものなのか、判断することはできないのではないかと思います。

乳幼児期のIQ検査は、自宅や幼児教室での学習経験が大きく影響したり、数値がやや高めに出る傾向がありますし、より効果的な勉強方法や子供が本来持つ能力を調べるものではありません。

生まれながらの才能で図形や言語習得に長けた子もいますが、我が子のように凡人のDNAを引き継いだ子は、確実に能力を伸ばす知育に的を絞らないと、時間とお金の無駄打ちになるかもしれません。

そこで次の手に考えたのは、子供の得意分野など能力や属性を科学的に解析する遺伝子検査で、何となくパンドラの箱を開けてしまう怖さがありましたが、前向きに調べてみることにしました。

自宅で遺伝子検査

遺伝子検査と言えば、過去に聖路加国際病院で妊娠中の出生前検査を行い、お腹のなかの赤ちゃんに染色体の異常がないか調べたことがあるだけで、普段生活する上では無縁なものだと考えていました。

それ以外の遺伝子検査と言えば血縁関係を調べたり、警察の捜査で使用するくらいの認識しかありませんでしたが、まさか自分の子供の能力を調べるのに使用するとは思いもしませんでした。

遺伝子検査について疎いので、依頼する医療機関や値段の相場などをインターネットで調べてみたところ、自宅で検体の採取が可能なDNA FACTORのサイトにたどり着きました。

病院では小さな子供が警戒して口を開けてくれない可能性が高くなりますが、普段の環境と変わらない自宅なら遊び感覚で検体を採取することができるので、迷わずDNA FACTORのキットを購入しました。

脳や身体の特性を調べるキット

DNA FACTORの検査キットは種類が豊富で、学習や身体能力、絶対音感や朗読発音力、肌の老化や肥満リスク、遅延型アレルギーなど、様々な角度から遺伝情報を調べることができます。

娘が好きなヴァイオリンレッスンのことを考えて、芸術的な才能があるのか調べようと思いましたが、人生の基本は学力と体力だと思い学習や身体に関係する能力を調べることにしました。

そこで選んだのがゴールドエージーンタイプXで、脳の機能や学習に関する遺伝子、体の体質的な機能や運動に関係する遺伝子、脳のストレス耐性や感性に関する遺伝子を調べることができます。

ゴールドエージンタイプXの検査キットは7万円以上するので、遺伝子検査するべきか躊躇するかもしれませんが、非効率的に習い事や勉強を続けることを考えると決して高くないと思います。

遺伝子をタイプ別に分類

今回購入したゴールドエージンタイプXは、脳の機能や学習に関する遺伝子、体の体質的な機能や運動に関する遺伝子、脳のストレス耐性や感性に関係する遺伝子を調べることができるキットです。

遺伝子検査と言えば天才的な知能の持ち主なのか数値で判断するイメージがありましたが、意味記憶タイプ、動作性IQが高いタイプC、瞬発的に大きな筋力が発揮されるタイプなど、解析した遺伝子を属性別で分類します。

能力を属性別に分類することが習い事や学習に役立つのか不安でしたが、向いている勉強方法や筋肉の性質などをまとめた冊子を読んでからは、人生の攻略本を手に入れた気持ちになりました。

視野を広げるためにも時には人生の遠回りも必要ですが、効率良い勉強方法や得意なスポーツジャンルなどが分かるのなら、上手に利用した方がより人生を楽しく過ごせるのではないかと思います。

遺伝子解析レポートの内容

今回購入したゴールドエージンタイプXのキットは、脳の機能や学習に関する遺伝子、体の体質的な機能や運動に関する遺伝子、脳のストレス耐性や感性に関係する遺伝子、合わせて9つの特性について調べることができます。

脳の機能や学習に関する遺伝子、BDNF(記憶力)、SNAP25(動作性IQ)、CHRM2(動作性IQ(C))を調べることで、効率的な記憶方法、得意な勉強のジャンル、脳が得意とする処理がわかります。

カラダの体質的な機能や運動に関する遺伝子、ACE(耐久力)、ACTN3(瞬発力)、mtDNA(持久力)を調べることで、力を発揮しやすいジャンルの運動、発達しやすい筋肉の種類、持久力などがわかります。

脳のストレス耐性や感性に関係する遺伝子、COMT(やる気)、CHRNA4(リスク価値)、5HTT(ストレス耐性)を調べることで、ストレスの感じやすさ、リスクに対する考え方の傾向、先天的な気質などがわかります。

抽象的な遺伝子解析レポート

遺伝子解析レポートは、能力を数値化したり優劣を付けたりするものではないので最初は物足りなさを感じましたが、何度も読み返すうちに性質を知るだけで十分ではないかと思うようになりました。

遺伝子タイプをネットで検索してみると優劣を付けた解析レポートもありましたが、結果をみて一喜一憂するのではなく子供の能力を効率良く伸ばすのが目的なので、必要以上に調べないようにしました。

解析した遺伝子を少しだけ紹介しますが、記憶力はGG型の意味記憶タイプで教科書や使用した学習や知識に優位な可能性があり、机に向かいながら勉強するのが得意な可能性があるとのことです。

遺伝子検査をしようと考えた当初の目的と少し違う気もしますが、子供の性質に合う記憶方法や得意な分野が判明したことで、勉強や習い事での無駄が少なくなるのではないかと考えています。

攻略本よりも参考書!?

子供の能力を分析するゴールドエージンタイプXの検査キット購入した時に、協調性を無料で解析するキャンペーンを実施していたので、性格に関係する内容をまとめた冊子も届きました。

ゴールドエージンタイプXの冊子には、我が子のCOMTはGG型でポジティブシンキングでストレスを感じにくいと書かれていますが、ネット調べてみたら自己中心的タイプとありました。

協調性を分析した冊子には、主体性を兼ね備えた協調性があり人を理解したり共感することができると書いてあるので、何が真実なのか良くわからないというのが本音です。

それだけ人間の能力や性格を解析するのは難しいことだと思いますし、環境や行動も大きく影響することを考えれば、遺伝子検査は人生の攻略本というよりも参考書程度と思うべきなのかもしれません。

遺伝子は親から引き継ぐもの

遺伝子の解析結果をみて、子供の将来に期待したり憂いたりすることがあるかもしれませんが、本人の意思による検査ではありませんし能力は親から引き継ぐものなので、過剰に反応するのは禁物だと思いました。

冊子に書かれることはありませんが、遺伝子検査をすることで発達に係わる問題の発見につながる可能性もあるので、出生前検査のように親も覚悟をして挑む必要があるとも考えました。

DNA FACTORの遺伝子解析冊子は、頭脳や体の特性を数値化したりランク分けするものではないので、子供を変な色眼鏡でみることになりませんし、将来的に本人に読ませても問題ない内容だと思います。

人生の攻略本とまで言い切れない子供の遺伝子検査に、高額な金銭を支払うだけのメリットがあるのか検査後の今でも分かりませんが、能力の特性を知ることで、幼少期の習い事や教育への迷いがなくなりました。