美しく便利に進化したIH調理器Panasonic IHデイリーホットプレート

調理家電で定評のあるPanasonicの製品には、鍋料理や炒め物料理に使える卓上IH調理器だけでなく、お好み焼きやパエリアが楽しめるホットプレートとして使える一台二役の便利な製品があります。

ただ、卓上IH調理器やホットプレート単体の製品と比べると本体のサイズが大きいので、日常的にテーブルの上に置いて便利に使う感じではなく、お好み焼きや焼き肉をする時以外は収納に入れたままなんていうこともあります。

便利なのにその威圧感のあるデザインが原因で出番の少ないハイブリットIH調理器でしたが、この度Panasonicから日常的にテーブルの上に置いても邪魔と感じない美しくスリムなデザインに生まれ変わりました。

美しく便利で使いやすい

PanasonicのIHデイリーホットプレートKZ-CX1は、前モデルのKZ-HP2100よりも本体の奥行を2.8cm狭く、ホットプレート使用時の高さを2.2cm低くすることで、テーブルの上に置いても邪魔に感じにくくなりました。

また、本体幅を前モデルよりも8.2cm広くすることで業界初となる2口利用可能なIHホットプレートとなりましたので、従来のホットプレートではできない左右別々の温度設定ができるようになりました。

ホットプレートにも半面スイッチを利用することで、片方で食材を焼きながらもう片方で保温できる製品もありますが、あくまでも余熱を利用しているだけなので使い勝手は良くありません。

その点、IHデイリーホットプレートなら半分のプレートで肉を250℃で焼きながら、もう片面のプレートで野菜を180℃で焼くなどの調理ができるので、今までのホットプレートとは次元の違う使い方ができます。

PanasonicのIHデイリーホットプレートは、ダブルのIHが使える幅の広いホットプレートなので、2人~4人の家族や友達とテーブル上で楽しく調理しながらご飯を楽しみたい方におすすめです。

ダブルのIHが使える

このIHデイリーホットプレートは、卓上IH調理器として使用することもできるのですが、業界初のダブルのIHを搭載したホットプレートなので水を沸かしながら鍋や炒め物料理を作ることができます。

この製品のコンセプトを考えると、常にテーブルの上に置いて利用するのがおすすめですが、ワンルームなどのキッチンに置いて使用することで、本格的な調理にも利用することができます。

火力も1,400Wと100Vの卓上IH調理器で使用できる限界の出力まで利用できるので、鍋料理はもちろん炒め物料理や蒸し料理をする時も火力不足を感じずに、楽々こなすことができます。

ただ、100VのIHは2口合わせて使える出力が最大1,400Wになるのを考えると、片方の口で保温したり昆布だしをとる弱火で運転をしながら、もう片方の口で炒め物や鍋料理をするなどの使い方を工夫しなければなりません。

また、本体の高さがワンルームのキッチンに置いて使用するガスコンロと比べると本体の高さが圧倒的に足りないことを考えると、調理スペースに置くかテーブルに置いて使用するのが理想です。

使用できるワット数の制限や換気などのことを考えると、このIHデイリーホットプレートの使い方は基本的にホットプレートとして使用し、IHの機能はテーブルの上で鍋料理をしたり、お湯を沸かしたり保温する使い方が良さそうです。

実際に使用してみて気になる点と言えば、プレートと上蓋の幅がダブルIH分あるので使わない時に意外と邪魔になるのと、熱でプレートが曲がらないように丈夫にできているのでかなり重く感じました。

人気ホットプレートであるプリンセスの類似品とは違い、プレートが丈夫なので曲がる心配がないのは良いことですが、お湯を沸かしたり水洗いしたい時にプレートを外すのは少し面倒に感じます。

IHのホットプレートだから安全に料理できる

ホットプレートで作る料理と言えば、焼肉、お好み焼き、焼きそば、ホットケーキが定番ですが、実はパエリアやアクアパッツァの包み蒸しなど、様々な料理を作ることができます。

このIHデイリーホットプレートには、ホットプレートとして使用する専用プレートコースと、卓上IH調理器として使用するIHコースの2種類のモードがありますが、モード毎に火力の操作が異なります。

専用プレートコースを選んで調理をする場合、プレートの温度を保温の90℃~250℃まで設定でき、IHとして使用する場合は75W~1,400Wまでの出力を7段階で設定できます。

また、揚げ物コースで使用する場合は140℃~200℃の温度に設定できるのですが、ホットプレートや揚げ物をした場合は1時間で自動的に電源をオフにする安全機能があります。

更に、卓上で使用するガスコンロやホットプレートでは搭載が難しいタイマーの機能もあるので、加熱のし過ぎによる料理の失敗もありませんし、調理器具がセットされない場合は自動で運転をオフにします。

他にも電源プラグを接続後1分以内に調理をスタートしないと加熱しないスタンバイモードや、温度過昇防止機能、切り忘れ自動OFF機能、鍋無し自動OFF機能、揚げ物そり鍋自動OFF機能など、PanasonicのIHらしい安全な機能が付いています。

他のメーカーのホットプレートと比べると値段は高目に設定されていますが、従来のホットプレートよりも加熱ムラが少なく熱効率の良いIHがダブルで使えるこの製品は、家族団らんで楽しいご飯を食べたい方に大変おすすめな製品です。

パナソニック IHデイリーホットプレート ホワイト KZ-CX1-W

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