今や日本橋恒例の行事とも言えるアートアクアリウムが7月6日から開催されたので、1歳の子供をベビーカーに乗せて遊びに行きました。
今年のアートアクアリウムは、東京・日本橋だけでなく2014年以来4年ぶりとなる名古屋や、中国・上海でも初の開催が予定されています。
アートアクアリウムの会場そのもは決して広くないので1日遊べる訳ではありませんが、その後の食事や買い物でとても良い息抜きをすることができました。
そこで今回は、金魚や浴衣が似合う日本橋に相応しい優雅な恒例行事となりましたアートアクアリウムの簡単な紹介と、小さな子供を連れて日本橋周辺を散策するおすすめな方法について紹介します。
アートアクアリウムは平日がおすすめ
アートアクアリウムには、金魚や錦鯉などの観賞魚が8,000匹といたるところに展示されていて、その数に圧倒されてしまうのですが、それは魚だけでなく人の数も同じです。
混雑すると入場規制されることもあるアートアクアリウムは、夏休みが始まる前の平日に行くか優先入場できるチケットが付いた、お食事セット券を利用するのがおすすめです。
アートアクアリウム東京・日本橋は東京メトロ三越前駅近くにある日本橋三井ホールで開催しているのですが、週末になると入場規制で溢れた人で地下の通路に長蛇の列になります。
小さな子供を連れて長蛇の列に並ぶのはかわいそうなので、平日の空いている日に行くか優先入場チケットを利用するのがおすすめです。
日時指定で優先入場できるチケットがあれば混雑を気にすることなく入れるのですが、通常1,000円で購入できるチケットが特定日になると5倍にも跳ね上がります。
大枚叩いて優先チケットを購入するのであれば、新感覚の劇場型レストラン&ラウンジ「水戯庵」で食事ができるプランにしたいところですが、子供の食事のことを考えて当日入場券を購入しました。
大人のデートを楽しむなら、指定日に東京湾クルーズがペアで楽しめるチケットがおすすめですが、こちらは18歳未満の乗船不可となりますのでご注意ください。
大人も癒される観賞魚の世界
ベビーカーは、アートアクアリウムへ入場する前のチケット売り場近くに置くことができるのですが、同じベビーカーが何台もあると間違えるので鍵を必ずかけるようにしましょう。
アートアクアリウムの会場へ向かうには、受け付け付近にあるエレベーターに乗り細長い通路を通るのですが、その通路では記念品となるお土産やオリジナルドリンクを楽しむことができるカフェスペースがあります。
会場に入るとすぐに今年新作の天井金魚が出迎えてくれるのですが、照明の色が赤や青など次々と変わるので子供が不思議そうに眺めていたのが印象的です。
こちらは目玉の一つアースアクアリウム・ジャポニズムで、大きな錦鯉が透明な球体の水槽のなかを優雅に泳ぐ姿は、アートアクアリウム以外ではみることがでいないのではないでしょうか。
今回は、平日の13時過ぎにアートアクアリウムへ入場したこともあり子供の姿はあまりみかけませんでしたが、多くの若い方や初老の方々がペアで遊びに来ていました。
アースアクアリウム・ジャポニズム以外にも見どころは沢山ありますが、あまりここで紹介してしまうと現地に来る楽しみが少なくなりますので、写真での紹介はこれが最後となります。
広い会場内は光の三原色を基本とした濃い色と巨大な水槽のオブジェが目立ちますが、出口付近に近づくにつれて優しい色とシンプルな水槽でクールダウンすることができます。
日本橋周辺で食事をするなら
子供が離乳食を食べていた頃は、高島屋のレストランやベビールームで食事を済ませていましたが、子供と大人が料理を取り分けて食べるまで成長するとお店を探すのが大変になりました。
日本橋にあるお店と言えば、お寿司や中華料理、美味しい肉が食べられるお店が沢山ありますが、まだ1歳の子供には食べさせることができないので、お弁当を持参していました。
ただ、全てのお店が持ち込んだご飯を食べさせて良い訳ではありませんし、気温が高くなる季節は食中毒が心配なので、千疋屋で購入したバナナなどを食べさせていました。
子供が食べられそうなご飯を求めて日本橋から浜町まで広範囲に食べ歩きましたが、一番のおすすめなのはコレド室町2の1階にある、「日本橋だし場はなれ」というお店です。
価格も日本橋にしては安いですし、大人のご飯を取り分けて食べられる出汁のきいたメニューがあるので、1歳の子連れの方に大変おすすめです。
子供用のいすがあるのはもちろん、お店の受付でベビーカーの預けることもできますし、お店のなかが開けているので、数回奇声を発する程度であれば誰も気にしません。
食事の後やアートアクアリウムを見学した後にのんびりお茶をしたいのであれば、広々としたソファーのテラス席があるマンダリンオリエンタルがおすすめです。
オムツ替えのついでに三越でお買い物
子供用品を買うなら品揃えが豊富でベビー服ブランドのテナントが多い高島屋が断然おすすめですが、アートアクアリウムと遠く離れているので、今回は三越でオムツ替えと買い物を済ませることにしました。
三越にも子供服ブランドのテナントがいくつかありますし、Cybex MIOSやBABYZEN YOYOなどの外国製ベビーカーだけでなく、軽量タイプのセカンドベビーカもあり、オムツ替えをした後で試乗することもできます。
週末は混雑で優先エレベーターにすらベビーカーで乗ることが難しいのですが、平日であれば比較的スムーズにフロア移動ができるので、ショッピングを楽しんでみては如何でしょうか。
お土産は鶴屋吉信で
東京日本橋には有名な和菓子や洋菓子のお店がありますが、個人的にはコレド室町3の一階にある鶴屋吉信で売られている和菓子がおすすめです。
鶴屋吉信は京菓子で有名なお店なので日本橋ならではお土産にはなりませんが、ここで売られているまめかん露が実に美味しくて何度もリピートしています。
鶴屋吉信は視覚でも楽しめる生菓子が特に人気ですが、日本橋周辺の和菓子屋で売られているまめかん露とは一味違う美味しさがあります。