WordPressでサイトを公開していると、トラブルに襲われることが多々ありますが、サイトの表示が急激に重くなることがあります。
サイトの表示が遅くなる原因は色々ありますが、すぐにできる対処方はインストールしているプラグインを全て停止させることです。
まずはこの作業をして、プラグインが影響しているのかいないのか確認するだけで、切り分け作業が楽になります。
プラグインが原因の場合、全てのプラグインを一旦停止してから、ひとつずつ有効にしていきます。
最近は、プラグインをインストールやアップデートをしていないという人でも、プラグインを停止する作業はした方がいいと思います。
稀にあるのが、Acunetix WP Securityの設定でいつの間にかEnable Live Traffic toolにチェックがされ、ある日突然サイトの表示が激しく遅くなることがあります。
プラグインに頼らないサイト作りができればいいのですが、セキュリティ対策のプラグインに変わる物を自分でコードを書けるはずもなく、随分とお世話になっているので文句は言えません。
他には、安価なレンタルサーバを借りていてデータ通信料制限に達したことで、サイトの表示が激しく遅くなることがありますが、その場合はプラグインを停止しても改善されないので、速やかにサーバのプランを変えるようにした方が良いでしょう。
知り合いが月額数百円のレンタルサーバを借りていたのですが、セキュリティ対策を怠りウィルスコードを埋め込まれたのですが、その影響でサイトが全く表示されなくなり徹夜で対応していました。
サイト表示が遅いトラブルが起きた時のことを想定して、動作確認用の別サイトを同じサーバーに作ると分かり易いと思います。
全てのサイトの表示速度が遅い場合は、サーバやネットワークの問題、ひとつのサイトだけが遅い場合はプラグインが原因と、問題の切り分け作業を楽にする環境作りも必要ということです。
WordPressでサイト運営をしているとトラブルが尽きませんが、それでも多くの人がWordPressを使い続けるのは、それだけ魅了があるということではないでしょうか。