子供が大好きなボーネルンドのキドキドで6時間遊んでみた

いつも同じ場所で遊んでいると飽きてしまうので、今回は温もりを感じる木製玩具で人気のボーネルンドが運営する室内遊び場、キドキドららぽーとTOKYO-BAY店に行きました。

子供を楽しませるだけなら動物園や水族館でも良いのですが、毎日の育児で疲れている母親のガス抜きをしてもらうという目的もあるので、大人も楽しめるららぽーとTOKYO-BAYを選びました。

今回は、2週連続で週末に2歳の娘とキドキドで3時間遊んでみた感想や、その後の食事やショッピングなど、子育て世代として気になるポイントについて紹介します。

アクセスは京成線が楽

南船橋にはIKEA目的で何度か訪れていますが、今回はららぽーとTOKYO-BAYが目的ということもあり、JR南船橋駅ではなく京成線の船橋競馬場駅で下車して無料バスに乗ることにしました。

今までは東西線やJR総武線の西船橋駅で武蔵野線に乗り換えをしていましたが、ホームが狭い上に混雑しているので小さい子供を連れてららぽーとに行くのに抵抗を感じていました。

そこで都営新宿線本八幡駅から京成線に乗り換えて船橋競馬場を目指したところ、週末でも電車内は空いていて座りやすいことや、快速に乗れば所要時間10分で駅に到着するのでとても楽でした。

IKEAに行く時は南船橋駅を利用しますが、本数の少ない武蔵野線を駅のホームで待つのが嫌なので、これからららぽーとに行く時は京成線の船橋競馬場を利用することします。

京成線の路線は普段から地下鉄ばかりを利用している2歳児にはかなり新鮮みたいで、普段みることのない踏切や地上にあるホーム、駅を通過する電車などすべてに興奮していました。

大人からすると何でもないことでも、この世に産まれて間もない子供からすると見慣れない景色は良い刺激になるので、時には大人の都合を優先させずに子供目線でルートを決めるのも良いかもしれません。

キドキドで遊ぶ前の心得

あそびのせかいららぽーとTOKYO-BAY店では、月齢6か月~12歳までの子供達が遊べる施設ですが、2歳~8歳くらいまでの子供が多く0歳児や、10歳以上の子供はあまりみかけませんでした。

月齢6か月~18か月の赤ちゃん専用ゾーンであるベビーガーデンがありますが、2歳くらいの子供が遊んでいることもあるので、赤ちゃんを連れて遊びに行く方は注意が必要です。

キドキドで遊ぶには、子供3名に対して最低でも保護者ひとりの付き添いが必要なのですが、大人ひとりで3人の子供の面倒をみるのは不可能なことを考えると、完全放置されている子供も結構います。

どこでも同じことですが、有料の遊び場だから安心だと油断していると、完全放置されている知らない子供の相手をさせられたり、自分の子供に意地悪をしてくる子供にストレスを感じることもあります。

世の中には色んな大人がいるのと同じで様々なタイプの子供がいるので、迷惑な行為をしてきたり干渉してくる人の相手をするのに抵抗を感じるなら、ディズニーランドに行くか比較的空いている平日に遊んだ方がおすすめです。

基本システムとルール

ボーネルンドキドキドの世界で遊ぶには、いくつか守らなければならないルールや利用できる設備があるので、これから遊びに行かれる方のためにシステムとルールを簡単に説明します。

料金を支払う前に理解してもらいたいのが入場後の途中退場で、フリーパスでなければトイレ休憩以外の出入りは認められいないので、食事は受付を済ませる前に済ませてください。

水やジュースなら施設内で飲むことはできますが、ご飯やおやつなどの持ち込みや飲食はできませんので、基本料金で損しないためにも入場前に子供の空腹状況を必ず確認することが大切です。

ららぽーとTOKYO-BAYには、キドキドと同じフロアにベビールームがあり、おむつ替えスペースや授乳ルームがあるので、受け付けを済ませる前に準備をするのがおすすめです。

受け付けを済ませた後は、靴を下駄箱に入れて荷物を無料のロッカーに預けることになりますが、子供がキドキドで遊ぶ時は滑り防止のために靴下を脱がせてください。

料金システム

ボーネルンドのキドキドは会員登録すると30分500円と他の有料施設よりも基本料金が安く設定されていますが、遊びが仕事の子供が30分で満足するはずもなく毎回3時間利用することにしています。

平日の1日フリーパスが買える日なら1,700円で遊べるので、お台場にあるアネビートリムパークよりも安く済みますが、いつもは週末利用なのでフリーパスは買うことができません。

会員になると子供は最初の30分が500円で、その後延長料金が10分毎に100円加算されるのに対し、大人は何時間いても500円という親切設計なので、3時間遊んでも親子ベアで2,500円で済みます。

比較する意味は全くありませんが、アネビートリムパークが休日の親交代なし3時間パックで遊ぶと3,500円かかるのことや、遊具の数とプレイリーダーの配備を考えると安く感じます。

  • 子供は最初の30分会員500円一般600円延長10分100円
  • 大人500円延長料金なし
  • 平日は1,700円の1日フリーパスが買える場合もある(90分以上がお得)
  • 1か月フリーパスは4,400円で子供1人大人1(月に3回以上遊ぶとお徳)
  • 1か月フリーパスの継続もしくは第2子は3,700円

どんな遊び場にも言えることですが、キドキドは子供だけで入ることはできないので大人の同伴が必要となりますが、入場したからと子供を放置してスマートフォンで暇つぶしをしたり寝ないでください。

親に放置されている子供には身勝手な子が多く、お金を支払いながら遊びに来ている他の子供に迷惑をかけたり、他人の親にストレスを与えているということを自覚してください。

充実した遊具

今まで2歳の娘とキンダープラッツ葛西店や、スナモのぴょんぴょん、お台場にあるアネビートリムパークなど、様々な有料室内遊び場に行きましたが、キドキドも十分に遊べるだけの遊具がありました。

キドキドには月齢6か月~18か月の赤ちゃん専用エリアのベビーガーデン、ごっこ遊びや組み立て遊びができるディスカバリータウン、体を動かしながら楽しく遊べるアクティブオーシャンのエリアがあります。

ディスカバリータウン

2歳になる前からごっこ遊びの大好きな娘は、子供が喜びそうなアクティブオーシャンエリアにあるエアトラックなどには一切目を向けず、ディスカバリータウンにあるキッチンで3時間近く遊んでいました。

キッチンにある野菜や調理器具などのセットは全てボーネルンドの玩具ですが、畑のやさいとくだものセットなどプラスチック製ばかりで、包丁で切る遊びができませんでした。

価格や衛生管理を考えるとプラスチック製になるのは仕方ないことですが、ボーネルンドと言えばボーネ・シェフ フルーツ&ベジタブルの木製玩具というイメージがあるので少し残念でした。

ディスカバリータウンには、他にも組み立て遊びや魚釣りなどの大人が楽そうな遊びもありますが、キッチンエリアでお世話人形のベビー・ステラで延々と楽しそうに遊んでいました。

家に帰る間際にベビー・ステラをベッドに寝かせて、おしゃぶりを加えさせて哺乳瓶とガラガラを枕の側に置き、ベビーキャリアを布団代わりにかけている姿をみると幸せな気持ちになります。

アクティブオーシャン

3回目のららぽーとTOKYO-BAYキドキドの時はアクティブオーシャンエリア中心で遊んだのですが、エアトラックは他の子と衝突するのが怖いのかあまり好きではないようです。

娘はエアキャッスルやジャングルジムで遊ぶのが好きなのですが、譲り合いの精神がない大きな子供が我が物顔で邪魔をしてくるので、遊び始めてもすぐに他の遊具に行きます。

ブランコが大好きな娘は、ボールプールにある鳥の巣のような大型ブランコに乗りたいと言うので、他の遊具で遊びながら空いた隙に乗りましたが、揺らした瞬間に怖いと言いました。

3時間ごっこ遊びに付き合うのは辛いので、娘にはアクティブオーシャンエリアで沢山遊んで欲しいのですが、他の子に負けないくらい体が大きくなるまでもうしばらくの辛抱です。

各店舗毎に置いてある遊具に違いや玩具の入れ替えがあるので、気になる遊びがあるならキドキドに遊びに行く前にサイトでチェックしたり、直接店舗に連絡して確認してください。

親の温度差を感じる

キドキドにはプライリーダーというスタッフが何人かいて遊びの指導やお手伝いをしてくれますが、人の子に迷惑をかける子供やその親に注意しているところをみたことがありません。

キドキドも客商売なので人の子供を叱ることができないのは仕方のないことですが、あまりにも子供を放置する親が多いと他のお客さんが離れてしまうので、何か対策をして欲しいと個人的には思います。

ある芸能人が児童館で入館拒否をされた騒動がありましたが、一人の子供でも目を離せなくて大変なのに、3人の子供の様子を同時にみるのは物理的に不可能ではないかと思います。

児童館の大人一人に対して子供二人までという制限は当然のことですが、キドキドがそれをするとお客さんの数を減らしてしまうので、客商売は難しいなと思います。

イエローカード3枚かレッドカード1枚で退場という共通のルールがあれば、少しは安心して子供を遊ばせることができるのですが、退場処分された親の怒り狂う姿が想像できます。

この問題はキドキドだけでなく他の施設でも同じで、どこにでも子供を放置して遊んでいる親はいるものなので、この様なことに不満を思う自分自身の性格を変えるしかないのかもしれません。

家族みんなが楽しめるららぽーと

毎回3時間もキドキドで遊ぶのは大変ですが、子供が一緒に遊んでくれるのはとても嬉しいことですし、その間に育児で疲れた妻のガス抜きをすることができるというメリットがあります。

キドキドで遊んだ後に夕食を食べながら、今日遊んだことを子供と一緒に話したり聞いたりするのが楽しいので、何度でもららぽーとTOKYO-BAYに遊びに来たいと思います。

ららぽーとTOKYO-BAYはとても広く、ブランド子供服のお店が沢山あるので買い物目的で来ても飽きませんし、リラクゼーションサロンもあるので育児に疲れた女性には大変おすすめショッピングモールです。

和ごはんとカフェchawanなどの2歳の子供でも食べられるメニューがあるお店はあまり多くありませんが、大規模なフードコートもあるので出費を気にせずに一日中楽しめるおすすめの商業施設です。

ららぽーとは16店舗ありますが、TOKYO-BAYのその規模は豊洲や新三郷と比べると桁違いに大きく何度来ても飽きることがないので、家族みんなが満足しています。