短期契約の賃貸住宅が決まらない問題を解決する方法

期間の短い単身赴任や地方在住の受験生なら、家具付きのマンスリー賃貸住宅でも良いかもしれませんが、安価な賃貸住宅は防音対策が不十分なのが基本で、隣部屋の話し声やテレビの音が普通に聞こえてきます。

賃貸のマンションに住んでいた頃は、隣部屋に住む人の生活音がストレスになり、静かで安眠できる今の分譲マンションを購入しましたが、子供の成長に合わせて家を買い換えることにしました。

ただ、分譲マンションの竣工がまだ先で、今の物件を引き渡しから2ヶ月近くしなければ入居できないので、一時的に賃貸住宅に逆戻りしなければならなくなりました。

23区内のUR賃貸は空きなし

短期契約の仮住まいを探すなら礼金ナシ、仲介手数料ナシ、更新料ナシ、保証人ナシのUR賃貸住宅が大本命となりますが、葛飾区や足立区を除いた23区内は、常に空きがない状態が続いています。

時期的な問題もありますが、2月から5月頃までは部屋が開いても数時間後には契約されてしまうので、迷うことなく契約を申し込まなければ住まいを確保することはできません。

物件がなくなるスピードの早さは、とても事業仕分けの対象とされていたUR都市機構とは思えないくらいで、人気の高いUR賃貸物件には順番待ちがあるらしく聞いて驚いてしまいました。

東京都23区内のUR賃貸は、コストパフォーマンスの悪い世田谷区や、都心へのアクセスが不便に感じる足立区や葛飾区を除いては、競争が熾烈で常に部屋が開いていない状況です。

因みに、UR賃貸住宅はWebサイトで空き状況を確認することができますが、リアルタイムに更新される訳ではないので、UR賃貸ショップで相談した方が、良い物件がみつかる可能性があります。

地域や時期にもよりますが、Webで空きが確認できる物件は、賃料が高いかエレベーターがない古い物件など条件が悪い物件が多いので、空いたからと飛びつくのは危険です。

家賃が一般的な賃貸住宅よりも高く設定されているものの、短期契約可能なUR賃貸住宅は魅力的で、前向きに契約することを考えていましたが、空き物件がないので近所の不動産会社に相談することにしました。

不動産会社で門前払いをされる

短期賃貸契約は大家に嫌がられるというのは、不動産売買仲介業者の担当者から聞いていたので覚悟していましたが、ここまで露骨に嫌がられ門前払いをされるとは思いもしませんでした。

不動産売買仲介業者の担当者は、短期契約と言わなければ大丈夫とアドバイスしていましたが、いらぬトラブルを避けるために今回は短期契約だということを正直に話しました。

大家サイドから儲けにならない契約はするなと指示されているのではないかと思いますが、顧客登録だけして全く物件を紹介されずに追い返されるとは思いもしませんでした。

リフォームで仮住まいに短期で入居した知り合いは、他の不動産会社の担当者が一生懸命オーナーに交渉してたとのことですが、良い担当者に巡り会うまで不動産会社をいくつも渡り歩くつもりもありません。

家具付きのマンスリー賃貸はNG

次に目をつけたのがマンスリーマンションなどの賃貸住宅で、敷金・礼金不要な点や最短7日前後で入居可能な点が魅力的ですが、単身用の間取りが多いのと家具付きという点が問題です。

単身赴任者や地方に住む受験者なら、家具付きのマンスリー賃貸住宅はありがたいものですが、大型のタンスやテーブルなどの家具がある引越しに、1LDKの間取りは狭くて仕方がありません。

家具が付いていないマンスリー賃貸住宅もありそうですが、ネットで調べると絶対に住みたくない戸建てなどもあり、マンスリー賃貸住宅のイメージとはかなり違いました。

マンション生活が続いているので久々に戸建てで暮らすのも悪くありませんが、小さな子供がいる以上はオートロックのあるマンションを選んだ方が良いと思いました。

今回は、約2ヶ月の仮住まいなので、2DKや2LDKの広さがあれば十分なのですが、備え付けの家具があるだけで部屋が狭くなるので、今回はマンスリー賃貸住宅ではなく、不動産会社が所有する物件を紹介してもらいました。

法人だから短期でも借りられた

なかなか短期で入居できる賃貸住宅が見つからないので途方に暮れていましたが、大東建託リーシングなら短期で入居が可能な物件を紹介してくれると聞いたので、早速店頭まで足を運んでみることにしました。

店舗スタッフに2か月の短期で入居したいと伝えると、大東建託が所有している新築の賃貸マンションを紹介してくれたので、即日申し込みをして安心することができました。

駅から徒歩16分と条件的には良くありませんが、2か月生活するだけなら問題ありませんし、新築南向き角部屋の広いリビングのあるマンションなら、2歳の子供も安心して生活できそうです。

駅から遠く離れている割に家賃が高めに設定されていますが、2LDKの新築が手数料と1か月分の家賃含めて45万円前後に抑えられたので、それなりに満足しています。

心配していたインターネット環境も無料で利用できるとのことなので、引越前に解約すれば少しだけ節約できますし、引越費用も窓口に相談すれば法人割引が適用されるとのことでお得だそうです。

費用のことを考えればURの賃貸住宅に入るのが理想ですが、リフォームされているとは言え築30年以上の薄暗い物件に住むのは抵抗がありますし、何よりも空きがないので仕方がありません。

普通の不動産会社に相談すると門前払いされたり、敷金・礼金・仲介手数料フルセットで払わなければならないケースもあるので、大東建託リーシングの店舗で相談して費用を比較してみてください。

いい部屋ネットのサイトでも賃貸物件の情報を閲覧を閲覧できますのでアクセスしてみて欲しいのですが、料金の仕組みが複雑でわからない部分もあるので、店舗で説明を聞くのがおすすめです。

今回、2か月の賃貸契約を無事済ませることができて安心できたのですが、うれしいことにクレジットカードでの支払いも可能で、JALマイレージを貯めることができました。

JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会していれば、4,500マイル近く貯まることになるので、クレジットカードをお持ちの方は是非活用してください。

大東建託のスタッフでも宣伝でもないのですが、短期の賃貸住宅が見つからずにお困りの方のために、この様な方法もあるということを共有するために執筆させていただきました。