幼児期の人形遊びやごっこ遊びは子供の脳を発達させるとても重要な遊びですが、無制限に続く同じ遊びを毎日繰り返していると疲れてしまうので、土日などの休みの日は外で遊ぶようにしています。
ただ、娘は2歳にして花粉症を発症しているので、風邪やインフルエンザが蔓延する冬だけではなく、穏やかな陽気の春でも公園では遊べず、いつも屋内で遊べる有料の施設を利用しています。
今回はじめて東京スカイツリータウン東京ソラマチにある、東京こども区こどもの湯で娘と遊んだのですが、他の遊び場と違い大人が楽に過ごせる憩いの場だと思いました。
こどもの湯は大人もうれしい遊び場
遊具が充実しているという点では、ボーネルンドのキドキドやお台場のアネビートリムパークの方が断然優れていますが、ここには大人を疲れさせる原因のひとつであるお人形は一切置いていません。
ららぽーとのキドキドに遊びに行くと3時間フルでお人形遊びをすることになりますが、こどもの湯ではボールプールや滑り台で徹底的に体を使いながら遊ぶことになります。
こどもの湯お祭り広場には、ごっこ遊びができるたこ焼きの屋台などがありますが、大好きなぬいぐるがないからかボールプールで遊び始めるので、人形遊びに疲れた親としてはかなり助かります。
家では毎日娘と一緒にディズニーのレミンとソランでごっこ遊びをしたり、シルバニアファミリーの人形遊びをしているので、時には体を動かすだけの遊びに専念させるのは重要だと思います。
遊びの湯はボールプール遊びが基本ですが、小学3年生以上の子供はボールプールへ入ることができませんし、入場制限や迷惑な親子は退場処分になるという安心設計なのもうれしいポイントです。
どんな時も子供と一緒に遊ぶのを心がけているので利用するつもりはありませんが、ボールプールの近くにマッサージチェアが何台も置いてあるので、子供を遊ばせながら大人も息抜きすることができます。
こどもの湯は平日がおすすめ
どの遊び場でも同じで、東京スカイツリーにあるこどもの湯も週末の土日や祭日は大変混雑しますが、平日は2歳児でも安心して遊べるくらい空いていて大変おすすめです。
マッサージ器が何台も常備されていることを考えると、野放し状態の子供がいる場所で小さな子が遊ぶのは危険ですが、数人しかいない平日であればそんな親子がいても気になりません。
2歳の頃は、お友達と一緒に遊ぶという感じではありませんし、階段を上るスピードが遅い小さな子を押し退けてまで我が物顔で子もいないので、必要以上に気を遣わずに済みます。
元々押上という下町感あふれる街に東京スカイツリーができたこともあり、勝ちどきのような意識高い系のマダム達も多くないので、平日でも常に混雑する観光地ですがこどもの湯は比較的空いています。
因みに、土日の週末に何度かあそびの湯を外から覗き込んだことがありますが、観光客の親子も結構遊んでいてかなり混雑していましたが、広い施設ではないのでそれなりに回転は早いと感じました。
こどもの湯は2歳から遊べる
こどもの湯の遊びはボールプールが基本になるので、自由に動き回る程の体力や筋力がない1歳には向いていませんが、2歳6か月の子ならそれなりに遊べるようになります。
まだボールプールの中を自由に歩ける程の体力はありませんが、自分で階段を上りひとりで滑ることができるので、親も怪我をするのだけ気をつければ良いので体力をかなり温存することができました。
こちらは、ボールプール中心にあるエアトランポリンの様なものですが、左右の島が接続されているので他の子が右に乗ると左に振動が伝わり体重がかるい2歳子供はバランスを崩して落ちてしまいます。
こどもの湯は靴下を脱がなくても遊ぶことができますが、靴下を履いているとこのエアトランポリンはとても滑るので、子供を遊ばせる時は必ず裸足で遊ばせた方が安全です。
大人が右のエアトランポリンにダイブしたところ、左側の島で遊んでいた娘がその反動で吹き飛びボールプールに転落したのですが、当の本人は気がつかずに何度も飛び込んでいました。
まだ体重の軽い2歳児は、エアトランポリンの反動で飛ばされてしまいボールプールに落ちてしまうので、体重の軽い子は平日の人が少ない時に遊ぶのが安全でおすすめです。
こちらは、時々上からボールが落ちてくるこどもの滝という大きな滑り台で、2歳5か月の女の子でも恐れることなく大はしゃぎしながら随分楽しそうに遊んでいました。
階段は徐々に狭くなる仕様なので、混雑時に体の小さな子が押されないか心配してしまいますが、今回は人の少ない平日に遊びに来たので、そんな心配をする必要がありませんでした。
プールボールエリア手前には、手裏剣を投げたり射的ができるコーナーや、機械式のスーパーボールすくい、昔懐かしの駄菓子を買えるお祭り広場があるので、千円くらい用意して入場するのがおすすめです。
他にも、リアルなたこ焼きやお好み焼きの屋台、お寿司屋さんのお店など、他の遊び場にはない要素があるのもおすすめのポイントで、子供の半被姿は絶対に撮影すべきです。
こどもの湯は遊具が少ないだけに2時間以上遊ぶのは難しいかもしれませんが、お父さんと子供が遊んでいる最中にお母さんにはソラマチのカフェで息抜きをしてもらえるので大変おすすめです。
フードコートは昼前がおすすめ
東京スカイツリータウン東京ソラマチのこどもの湯には、休憩スペースがあるので飲み物を飲むことができますが、食事をするスペースがないので遊ぶ前に食事を済ませるのが重要です。
フードコートは平日でも大混雑するので11時前には席を確保するつもりで挑まなければなりませんが、もし東京スカイツリーに到着するのが遅れてフードコートが混雑していた場合は、席の争奪戦で消耗せずに移動しましょう。
おすすめは、ソラマチダイニング スカイツリービューで、和食の食幹というお店なら小さな子供でも食べられる料理があるので、フードコートよりも安心してご飯を食べることができます。
地上30階以上から眺める景色をみながら食べる食事はとても美味しいので、たまには自分へのご褒美としてイーストヤードにある、ソラマチダイニングスカイツリービューまで足を運んでみてください。