月齢24か月でペラペラに!?言葉の発達を驚くほど急成長させた方法

お腹のなかに赤ちゃんがいた時は元気な子が産まれてくれば十分という気持ちも、同じ月齢の子が言葉が言えるようになるのをみると焦りだして、自分の子供の発達が遅れていないか気になるのが親というものです。

言葉の発達は個人差があるのであまり気にする必要はないと言いますが、やはり早いうちから言葉を覚えて使えた方が安心しますし、会話で子供と意思の疎通ができたら育児がとても楽しくなります。

一般的な育児サイトでは、2歳児が話す言葉の目安や発達遅れに対処方法する方法を紹介していますが、ここでは角度を変えて2歳児でも大人と対等に会話できるまでに成長させた方法について紹介します。

月齢24か月で言葉が流暢に

子供は2歳になると2語から3語程度話せるようになると、子育てサイトにはコピペしたかのように書いてありますが、わが家の娘は月齢24か月にしてとても流暢に会話することができます。

家に遊びに来たママ友達に、「みてみて、このレゴのお城はね、お父さんが○○のために作ってくれたんだよ」と話をしているのを聞いて、教育に熱心なママさんから色々質問されたことがあります。

2歳4か月の頃に、明日Aちゃんとお外で遊ぶ約束したからねと言うと、「うーん、○○明日は風邪をひく予定だから遊べないんだよね」と、子供は大人では考えつかない面白い断り方をするものだと感心してしまいました。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機はもちろん、パソコンやスピーカーなど家の中にある物の名前は全て言えますし、となりのトトロのさんぽを最後まできちんと歌えたり、時には替え歌を歌いながら遊んで楽しそうに過ごしています。

言葉だけでなく、レゴブロックで家を組み立てたり、ジグソーパズルやタングラムで遊んだり、時には本物のドライバーで家具のネジを締めたり緩めたり、数字も日本語と英語なら20まで言えるようになりました。

会話できない友達に戸惑う

同じリトミック教室でレッスンを受けている知り合いの子も会話がとても上手で、これが2歳児の標準的な会話能力なのかと考えていましたが、他の子があまり話せないのをみると個人差は確かにあるなと思いました。

その知り合いの子は2歳4か月から保育園に入ることになりましたが、夫婦共働きで1歳の頃から預けられている他の子と会話ができなくて、我が家の娘との違いに戸惑いをみせていると聞いて驚きました。

子育てサイトに書かれている発達目安を参考にして安心するのではなく、親が子供とどれだけコミュニケーションをとれているのかを気に、もし言葉の発達で遅れていると思うなら、ネットや専門家の情報を参考に対策をした方が良いと思います。

子育てサイトの情報を参考にするのは決して悪いことではありませんが、実体験のない情報と比較して満足するよりも、身近にいる同じ月齢の子供を観察したりTwitterでリアルな育児のつぶやきの方が参考になります。

ある子育てサイトには、言葉の発達は個人差があると書かれていますが、親が子供とどれだけ長く丁寧に接しているかで大きく変わるので、個人差だけで片づけてはいけません。

個人差があるのは当たり前

毎日違う絵本を読んであげるのはもちろん、何か月もかけてベビーサインを教えたり、子供が知りたい物は名前だけでなく使い方を丁寧に教えたり、リトミックや水泳などのレッスンも毎週欠かさず通いました。

毎日地道に物の名前や言葉を丁寧に教えているのに、言葉がでてこないのであれば心配するのは当然ですが、夫婦共働きで保育園に子供を預けていて言葉が出てこないと心配するのは、少し違うのではないかと思います。

言葉は一番身近な親から覚えるものなので、親と離れて過ごす時間が長い子は言葉が遅れるものだと認識し、一緒にいる時間にできるだけコミュニケーションをとるようにしてください。

こんな人はいないと思いますが、子供に言葉を教えるのは預けている保育園の仕事だと考えている人がいるならそれは大間違いなので、子供の発達を気にする前に親の考えを改めた方が良いと思います。

子供の言葉遅れで相談される方のお話しを聞いていると、父親が家事や育児を積極的ではなく自分の事を優先する傾向が強く、母親が家事と育児に追われて物事を丁寧に教える余裕がない方ばかりでした。

子供の言葉遅れが気になる方は、子供自身に何か問題があるのではないかと考える前に、まずは親がスマートフォンに夢中になるのではなく、どれだけ子供と丁寧に接しているのかを確認した方が良いと思います。

大人の常識で判断しない

乳幼児の成長速度は大人には追いつけないくらい早いので、凝り固まった常識に当てはめて何もやらせないのは、とても損をしていることだということをまずは親が理解することが大切です。

まだしゃべることのできない0歳児だからと、大人の言うことを理解できないだろうと考えるのは大間違いで、ベビーサインを教えれば0歳児とでも会話をすることができます。

例えば、ベビーサインが使える赤ちゃんは、0歳児でも「お母さん外に鳥がいたよ」とジェスチャーで教えられますが、手話のできない赤ちゃんは母乳を飲みたい時でも泣くことでしか意思を伝えられません。

手話で自分の意思を伝える方法を早くからマスターした赤ちゃんは、言葉を覚えて発する能力が高くなる傾向があるので、言葉の遅れが気になる方はベビーサインを教えてみてください。

ベビーサインは記憶能力が発達する月齢7か月以降に覚えさせるものですが、手と指先で自分の意思を伝えることは脳を活性化させるので、2歳を過ぎてから教えても損をすることはありません。

手話と聞くと他の言語を覚えるくらい難しいことなのかと思うかもしれませんが、0歳児でも使えるベビーサインはフレーズが少なく動作も簡単なので、40代後半の人でも簡単に覚えることができます。

因みに、我が家の娘は月齢9か月からベビーサインを教えて、ひとつの言葉を伝えられるようになるまで1か月かかりましたが、アウトプットする楽しさを覚えてからは他のサインも急激に覚えました。

楽しいことなら大人でも覚えるのが早くなるので、大人の常識にとらわれず言葉の発達に遠回りと思えることでも、積極的に取り入れることがとても大切だと思います。

知人に、まだ2歳だからと何もさせない人がいますが、誰でも人生初めてのことはできないのが当たり前なので、親の勝手な判断で子供の好奇心の芽を摘むのではなく伸ばしてあげることが重要です。

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欲求解消と興味から

おしゃべりが上手な女の子と違い、脳の構造が違う男の子は2歳6か月でも言葉がでてこないのが普通で、会話に興味のない子だと4歳でも単語すら言えないので、親としてはかなり心配になります。

言葉を覚えるのに一番効果的なのは、自分の欲求を解消するために必要なことから教えることで、次に子供が好きな鳥など興味がありそうなことを選んで教えてあげることです。

電車やバスなどの乗り物が大好きな男の子には、バスや消防車だけでなくごみ収集車やコンクリートミキサー車など、街中を走る働く車を教えると効果があります。

我が家では、外出する時にみかける草花や鳥をフラッシュカードや図鑑で覚えさせ、散歩する時に実際に見せたり触らせた後に、名前を必ず聞いて子供にアウトプットさせるようにしています。

男の子の場合は、消防車や救急車などの一般的な車だけでなく、コンクリートミキサー車やごみ収集車など、街中を走る働く車から覚えさせるのが良いのですが、名前だけでなく何をする車なのかも一緒に教えてあげるとより効果的です。

どんなに遺伝子レベルで天才な子でも、インプットが全くなければアウトプットのしようがないので、先の見えない地道な作業はとても大変ですが、できるだけ多くの言葉や経験を蓄積できるようにしてください。

2歳までしたこと

自分自身の遺伝子やIQが優れていないことは十分理解しているので、子供が将来苦労しないために脳が急成長する3歳までに様々なことを体験させようと、この2年間にしてきたことを簡単に整理してみました。

  • 月齢0か月:毎日音楽を聴かせる
  • 月齢1か月:悪天候以外は毎日自然のなかを散歩
  • 月齢2か月:散歩する度に草木を触らせる
  • 月齢3か月:こどもちゃれんじbabyを契約
  • 月齢4か月:0歳コンサート鑑賞
  • 月齢5か月:日本橋周辺まで行動範囲を広げる
  • 月齢6か月:ベビースイミングに通う
  • 月齢7か月:フラッシュカードを購入
  • 月齢8か月:累計50冊の絵本を読み聞かせる
  • 月齢9か月:ベビーサインを教える
  • 月齢10か月:リトミック教室に通う
  • 月齢11か月:軽い木の積み木を購入
  • 月齢12か月:お世話人形レミン&ソランのレミンを購入
  • 月齢13か月:累計100冊の絵本を読み聞かせる
  • 月齢14か月:滑り台付き室内ジャングルジムを購入
  • 月齢15か月:レゴブロックを購入
  • 月齢16か月:マグフォーマーを購入
  • 月齢17か月:50音の発音練習を開始
  • 月齢18か月:英語教室KIDSCORNERに通う
  • 月齢20か月:生活カードと文カードを購入
  • 月齢21か月:ボーネルンドのおままごとセット購入
  • 月齢22か月:テントハウス購入
  • 月齢23か月:体操教室に通う
  • 月齢24か月:GLOBBERを購入

上記の内容は覚えているだけの物を並べただけで、他にも100円ショップで欲しい物があれば全て説明した上で購入したり、無駄遣い覚悟で飽きるまで水遊びをさせたり、電子レンジの操作をさせてみたりしました。

この2年の間にレゴブロックやマグフォーマーなどの玩具も購入しましたが、当然ながら一緒に遊びながら仕組みを教えたり、驚かせるために寝ている間にお城を作るなどの地道な努力もしてきました。

公園や室内レジャー施設に行く時も、スマートフォン片手に子供を放置している親にイライラしながら、子供と最後まで一緒に遊ぶようにしましたし、誕生日にはディズニーランドホテルに宿泊もしました。

正直、どれが子供の言葉の発達に一番効果的なのかはわかりませんが、脳が急成長する3歳までに色んな事を経験させ、アウトプットさせることを意識的に取り組んだことが功を奏したのではないかと思います。

この2年間、特に子供の言葉の発達を意識して育てた訳ではなく、いずれ離れてしまう子供との時間を有意義にするために色々取り組んできたのが、結果的に言葉の発達につながりました。

敷いて言うならば、子供に言葉を教える時に効果的だと感じたのはリトミック教室で歌や踊りを習うことと、公文の図鑑カードと文カードで物の名前を覚えたり文の使い方を覚えるのに最適でした。

子供は何もしなくても勝手に成長すると言いますが、言葉や行動は一番身近な親から学ぶものなので母親一人だけに任せたり、保育士や幼稚園の先生などの他人任せにせずに、父親も積極的に育児や家事に参加してください。

今回紹介した内容は、育児の専門家ではない一個人の意見でしかありませんので、同じことをしたからと必ずしも効果がある訳ではないことをご理解いただいた上で、あくまでも参考程度にお読み頂ければ幸いです。

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