キズや汚れに強いタイプのフローリングであれば、費用をかけてまでフロアコーティングをする必要はありませんが、スプーンやフォークを落としたり飲み物をこぼしてしまうダイニングテーブル周辺は、何らかの対策をしなければなりません。
ダイニングテーブルの椅子にチェアソックスを履かせるだけでもフローリングをキズから守ることができますが、食器やコップを落としたがる乳幼児がいるご家族なら、ダイニングの広い範囲をカバーするシートが必要となります。
正方形のダイニングテーブルを使用していた頃は、防水シートをベビーチェアの下に敷いていましたが、4人掛けのダイニングテーブルに買い替えたタイミングで、掃除がしやすく床への衝撃を和らげる透明ダイニングマットを購入しましたので紹介します。
傷と汚れになりやすいエリア
こちらは、フロアコーティングやワックスがけを一度もしたことがない、10年生活したマンションのフローリングですが、できるだけ清潔に使うことを心がけたので、目立つキズや汚れはありません。
ただし、ガラスコップでお水を飲みたがる赤ちゃんが床に落としたり、食べ物入りのお茶碗を投げたりしたので、部分的に傷ができたり拭き漏れによる跡ができたので、防水のお絵描きシートを敷きました。
防水シートは、飲み物や食べ物などの汚れからフローリングを守る効果はありましたが、物を落とした時の衝撃に弱いだけでなく、汚れた後はお風呂場で洗わなければならず不便でした。
陥没したフローリングは、水をかけたりアイロンのスチームで修復することもできますが、コーティングが剥げたり床を焦がしてしまうことがあるので、その様な事態を招かないために厚みのあるシートを敷くのがおすすめです。
フローリングに傷が付くパターンで一番多いのが、頻繁に出し入れをするダイニングテーブルの椅子を置くエリアで、その次に多いのが座るときに動いてしまうソファーの足元です。
ダイニングテーブルの椅子やソファーにチェアソックスを履かせることで、フローリングに深いキズが付くことはありませんが、ワックスなどのコーティング剤が拭き取られた跡が残るので少し気になります。
また、ダイニングテーブル周辺のフローリングは、硬いスプーンを食器を落として傷つけた反省から、住み換えた新居には広範囲をカバーする透明ダイニングマットを敷くようにしました。
我が家には小さな仕事部屋があるのですが、オフィス用チェアを動かすとタイヤの振動音が響くので、フローリングの上に移動がなめらかになる透明マットを敷いて防音対策にも使用しています。
透明ダイニングマットの正しい選び方
ここから本題ですが、ダイニングテーブルの下や作業部屋に敷く透明ダイニングマットの選び方が難しいのは、実際に手で触れてみたり使用しないとイメージ通りの商品なのか分からない点です。
商品に記載されているサイズを参考に透明ダイニングマットを敷くエリアは決められますが、椅子の出し入れやダイニングテーブル下に敷いた時に違和感がないか、実際に使用しなければわからない点が沢山あります。
商品の梱包を開封した時や、透明ダイニングマットを敷いた直後のイメージはあまり良くありませんでしたが、実際にunicoのダイニングテーブルと椅子のセットを置いてみると違和感が全くありませでした。
商品を選ぶ上で最も重要なのが透明ダイニングマットの反りで、最初に購入した他社製品は170cmx250cmと広範囲をカバーできる製品でしたが、反りが収まらないので使用を断念しました。
今回紹介している透明ダイニングマットも梱包を開封した直後は反りがありましたが、マンション設備のマニュアルを重ねて置いたり、何日か敷いたまま使用するだけでフラットになりました。
因みにこの透明ダイニングマットは、70cm四方のテーブルに二人掛けするならカバーできますが、4人掛けに幅が広い4人掛けとなると1枚ではカバーしきれないので注意してください。
透明ダイニングマットの敷き方
今回購入した横幅160cmの4人掛けダイニングテーブルの向きに合わせて、190cm×150cmの透明ダイニングマットを横向きに敷いてみたところ、範囲内に収まるものの椅子を引き出した分までのエリアまではカバーできません。
そこで、大人が座るダイニングテーブル左側のベンチには透明ダイニングマットを敷かず、子供が座る右側をカバーできるようにして調整しましたが、欲を言えば170cmx250cmサイズが欲しいところです。
190cm×150cmの透明ダイニングマットで、ucicoのダイニングテーブルエリアを全てカバーするなら2枚並べる必要がありますが、商品価格が6千円以上するので1枚購入して様子をみることにしました。
透明ダイニングマットを購入してから約1か月、甘酒入りのコップを豪快に倒してこぼすという事件がありましたが、フローリングまでに被害が及ぶのを防ぐことができました。
滑りにくいダイニングマットのため、子供が自分の力でベビーチェアを動かせなくなり、自分で乗降りができくなるというアクシデントがありましたが、掃除がしやすく目立たないので満足しています。
透明ダイニングマットは、カットできる素材で作られているものの、厚さが1.5mmもあるのでハサミやカッターで切るよりも、向きを変えてみたり汚れやすい場所に敷くなどの工夫ができるか考えてみてください。