東京西川のAiRを洗うならプロの業者に依頼するのが一番ですが、それでは長い間マットレスなしで生活しなければならないので、今回は意を決してバスルームでお湯洗いすることにしました。
本来AiRは定期的にカバーを交換して、通気の良い場所に立てかければ洗う必要はないのですが、おむつが取れたばかりの我が子が人生初のお漏らしを盛大にやらかしたので苦渋の決断です。
東京西川AiR公式サイトには家庭では洗えないと明記されているので完全自己責任となりますが、汚れたままのマットレスで子供を寝かせる訳にはいかないのでお風呂場で洗うことにしました。
自宅洗いできない理由
東京西川AiRをお風呂場のバスタブでジャブジャブお湯洗いすると、マットレスが水を含んでとても重くなるので、予め浴室の物干し棒にかけた状態で洗い流すのがおすすめです。
ただし、浴室の物干しに10kg以上の物をかけるとポールが折れたり破損する恐れがありますし、水を含んだ重みでAiRのウレタンフォームが割けることもあります。
通常でも5kg以上あるAiRを自宅で洗う作業はとても重労働で、腰を傷めたり転倒して怪我をする恐れもあるので、力がない女性は絶対に一人で作業しないでください。
その他にも、脱水が不十分でフローリングを濡らしたり、温風乾燥をかけてマットレスを溶かしてしまう事故が起きる可能性もあるので、絶対的におすすめできる作業ではありません。
AiRを洗う方法
汚れたAiRをバスタブに入れてジャブジャブ洗いたいところですが、濡れたマットレスを持ち上げるのはかなりの重労働なので、物干しにかけた状態でシャワーをかけるようにしました。
まずは今回汚れた部分を重点的にぬるま湯のシャワーで洗い流し、水がある程度きれたのを確認してから他の部分にシャワーをかけてマットレス全体を洗うことにしました。
東京西川AiRを横に干した方が水切りが良いのですが、一般的なマンションの浴室はそこまで広くありませんし、AiRの弾性を考えると現実的ではないので縦で干すことにしました。
一時は中性洗剤で洗うことも考えましたが、染み込んだ洗剤を洗い流す時間や材質への影響を考えると得策ではないと思い、今回は38℃のシャワーだけで洗いました。
風で十分に乾かす
シャワーでAiRを洗浄した後は、浴室乾燥をかけて室内の湿度を取り除きながら水が流れ落ちるのを待ち、水気が抜けてきたら扉を開けて扇風機かサーキュレーターの風を直接あたるように送ります。
湿度が40%を下回る冬場なら風を送ることで表面から徐々に乾きますが、湿度が高くて乾きにくい夏場は無理して洗わない方が賢明だと作業しながら思いました。
どうしても夏場にAiRを洗いたい場合は、衣類乾燥除湿機を浴室に置いて除湿しながら水気を十分に減らした後に、裏返しにして風通しが良い場所で陰干しをしながら徹底的に乾かしてください。
マットレスを長時間濡れたままにすると雑菌やカビを繁殖させることになるので、表面を触れて乾いたと判断するのではなく、手で押したり座りながら水気を感じないか確認してください。
１日浴室で乾燥させることで男性一人で持ち上げられるまでの重さになりましたので、そのままベランダに運んで更なる乾燥をかけるようにしたのですが、移動中にフローリングが少し濡れました。
十分にマットレスが乾いた後は、念のために次亜塩素酸水を全体的にスプレーして殺菌消毒し、再度乾くまで放置した後に布団乾燥機をかけたので、丸三日間は他の布団で寝ることになりました。
完全に乾いていれば布団乾燥機をかける必要はありませんが、一週間程度は毎日風通しの良い場所に置いて、徹底的に乾かすことを意識した方が良さそうです。
因みに、ウレタンフォームは夏場の直射日光で数時間、蛍光灯の明かりでも長時間晒すと変色する特性があるので、必ず日陰干しにする必要があります。
AiRを自宅で洗うのは難しい
東京西川のAiRは通気性が良いとは言えかなり厚みがあるので、完全に乾くまで丸三日を要したことを考えると、やはりカビが繁殖しやすい季節に洗うのは厳しいと思いました。
空気が乾燥している時に日陰干しできたのが幸いでしたが、様々なリスクや天候の影響を受けることを考えると、次は専門の布団クリーニング業者に依頼しよう決意するくらい大変でした。
AiRが部分的に汚れた場合なら全体を洗うのではなく、まずは乾いた布で汚れを取り除き除菌シートかお尻ふきシートで十分に拭いて、次亜塩素酸水でも振りかけた方が楽です。
