日本最大の電気街と言われる秋葉原も、時代の変化とともに照明器具を専門的に扱う店が少なくなりました。
照明や家具などのインテリアと言えば青山的な流れがありますが、秋葉原にあるLighting Art Galleryに行けば、家電量販店では買えない個性的な照明を買うことができます。
Lighting Art Gallery(株式会社LAGが運営)は、以前から注目していたお店なのですが、照明器具を買う機会がなくて足を運ぶことがありませんでした。
今回、リビング・ダイニング用に雰囲気のある照明が欲しくなり、はじめてお邪魔することにしました。
写真は、お店を外から撮影したものですが、この写真をみただけでも様々な種類の照明器具があるのがわかります。
LAGは、照明器具の販売や製作、空間の照明設計やインテリアコーディネートなどを行うので、家電量販店では聞けないLED電球と照明に関する話を聞くことができました。
そして、今回我が家のリビング・ダイニング用に購入した照明がこちらです。
ダンボールに貼られているラベルをみるとわかるようにデンマーク製の照明で、louis poulsenのPH 2/1ペンダントです。
この照明は、テーブルやカウンターの上に複数並べて吊り下げるのに適している照明のようですが、人や物を柔らかく照らしてくれるのでリビングのサブ照明として使うと心が落ち着きます。
こちらは、商品ダンボールを開封した画像で、シリカ電球が同梱されていますが、LED電球も使用可能です。
ダンボールは複数の層に分かれていて、下の層にはガラス製のシェードが入っています。
シェードが三層吹きガラスという点がポイントで、プラスチック製の照明とはひと味違う明かりを照らしてくれます。
復刻版の照明というだけあり歴史を感じさせる作りなので、組み立ては少しコツがいるのですが特に難しくはありません。
組み立てる際には手垢がベタベタつかないように、手袋をして作業するのをおすすめします。組み立て自体は説明書を見ながらでも10分もあればできます。
そして、いよいよ天井に取り付けです、我が家の天井と梁のせいで照明の良さが全く伝わりません。
次は、夜に角度を変えて撮影してみました。相変わらず梁が目立ちますが、PHランプの良さが少しは伝わる気がします。
今回は、携帯電話のカメラで撮影したものですが、撮影用にカメラを購入しましたので、機会があればカメラを変えて写真をアップしたいと思います。
家のデザインにこだわりたい人には、ポール・ヘニングセンの照明はおすすめですが、我が家のような一般的なマンションだと、照明の良さが伝わりにくいのも事実です。
家のデザインとは、自分の好きな物をバラバラに買うのではなく、どの様なテイストのものが自分や家に合うのか良く考えて購入した方が良いのです。
我が家は既に無国籍状態ですが、これから住まいの購入を検討されている方におすすめなのか、「ライフスタイルを活かすマンション・インテリアの基本」という本です。
本の内容は紹介できませんが、家のインテリアやデザインについて、かなり論理的に書かれている本で、家を買う時に1冊あるだけで随分助かる本だと思います。