要領の悪い私は、何事にも全力で取り組んでしまう癖があり、オンオフが下手な人間だと自覚しています。
そんな私が、精神的にとても疲れた状態にも関わらず無理を続けた結果、顔の片方が突然大きく腫れあがり、まぶたで目が塞がるという事態になりました。
そう、私は帯状疱疹になったのです。
最初の病院ではバイキンの仕業と診断される
最初は顔から首筋にかけて腫れだし、その後は血が流れていないのにカサブタができるではありませんか。
心配になって近くの病院にいきましたが、顔の傷口からバイキンが入ったのではないかと言われ、塗り薬と抗生物質をもらい帰宅することに。
抗生物質の効果が発揮されるまで多少時間がかかるだろうと思いつつも、次第にカサブタ付近が何かに噛まれているような痛さで寝れなくなります。
顔の腫れ具合と痛さが増すばかりなので、江戸川区にある東京臨海病院に行くことにしました。
皮膚科で帯状疱疹と診断される
東京臨海病院の皮膚科ドクターが、私の顔を瞬間に帯状疱疹だといいました。帯状疱疹になるのは、過去に水ぼうそうとして発症したウィルスが、過度なストレスと疲労で免疫力が落ちた時に暴れ出すものらしく、確かにここ数カ月はひどく疲れていました。
担当は皮膚科のドクターで、とにかく薬を飲んで安静にすることと、帯状疱疹は帯状疱疹として感染しないが、水ぼうそうを経験していない子供に感染する可能性があるので、子供や妊婦さんに接触しないようにするなど、冊子を見せながら詳しく丁寧に説明してくださいました。
妊婦さんは特に注意
先程もいいましたが、帯状疱疹の原因は水ぼうそうのウイルスなので、水ぼうそうを経験していない人に感染すると、水ぼうそうとして発症するそうです。
妊婦さんの水ぼうそうは重症化する場合があるそうなので、水ぼうそうを経験していない妊婦さんに接触しないようにしなければなりません。
マタニティマークを身に着けたり、お腹が大きくないと妊婦さんと判断ができないので、とりあえず帯状疱疹が治るまで外出せずに休むのが一番です。
重い風邪やインフルエンザに感染しているのに、無理して会社に出社する人もいるようですが、帯状疱疹が完治しないまま無理して満員電車に乗るのは迷惑を超えたレベルの行為なので、自分や他人のためにも無理しないで安静にしましょう。
医師以外の方が、初期の症状で帯状疱疹と判断できる人は多くないので、感染予防のためにも妊婦さんも自分が水ぼうそうの経験者なのか、検査をすることをおすすめします。
妊娠を考えるなら、事前に風疹なども一緒に予防接種を行う必要があるそうなので、一度病院で相談するのも良いでしょう。
自分の子供やお腹の赤ちゃんは自分が守るという気持ちが重要で、とにかく病気になったら周囲に撒き散らさないのと予防する意識の徹底が必要です。
今回、適切な診断とアドバイスをしていただけた、東京臨海病院のドクターやスタッフに、この場をおかりして感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。