キッチンの掃除のなかで特に大変なのが換気扇ですが、フィルターを取り付けるだけで掃除が大分楽になるので、必ず取り付けるようにしてください。
換気扇にフィルターを取り付けると、吸い込みが弱くなるのではと心配される方もいますが、換気扇が機能しなくなることはありませんし、換気扇の中が汚れると掃除が大変なので積極的に取り付けてください。
そこで今回は、換気扇用フィルターのなかでも貼り付けるだけで使える、パッと貼るだけ深型用フィルタについて紹介します。
フィルターをつけると内部が汚れない
整流板を外すと油の汚れ具合がよく分かりますが、日頃から調理する家庭の換気扇は3ヶ月もすればフィルター全体が油で汚れてしまいます。
換気扇の周囲は汚れてしまいますが、フィルターさえ取り付けていれば換気扇の内部まで油が侵入することはありませんので、必ず取り付けてください。
こちらの写真は、新築のマンションに入居した直後にフィルターを取り付けた換気扇の内部ですが、9年経過した今でも内部の金属がサラサラで、一度も掃除したことがありません。
年に数回、換気扇用フィルターを交換する時に内部の汚れ具合を確認していますが、金属部分のネジが錆びただけで汚れていないので、この製品に限らずなんでも良いのでフィルターは絶対に取り付けてください。
ただし、ドラッグストアで売られている普通のフィルタは、汚れ防止性能は抜群に良くても美しくないので、パッと貼るだけ深型用フィルターの方がおすすめです。
少しコツが必要だけど難しくない
パッと貼るだけのフィルターを購入する前に、まずはセロハンテープが換気扇に貼れるのか確認し、フィルタが油汚れで剝がれないように換気扇をきれいに掃除してください。
次に、換気扇の大きさに合わせてパッと貼るだけフィルターをカットしますが、金属フィルタを換気扇に取り付けた状態で製品を貼るのは難しいので、換気扇の金属フィルタ板を全てはずしてからフィルターを貼り付けた方が作業が楽になります。
こちらの写真は、パッと貼るだけ深型用フィルタを貼り付けたもので、最初はフィルターを貼るのに少しコツがいりますが、慣れれば決して難しくはありません。
後は整流板を取り付ければ完了ですが、紙製のフィルタが剥がれないように、念のためにマスキングテープを貼り付けて補強しています。
マスキングテープで補強しなくても十分に粘着して剥がれませんが、見た目がかわいらしいので貼り付けてみました。
一般的な換気扇用フィルター3枚重ねで使用していたのに対し、パッと貼るだけ深型換気扇フィルターは1枚で使用するので、内部が油で汚れないか心配になりますが、とりかえサインが現れる頃にフィルタを交換すれば大丈夫です。
整流板を外さないと交換サインの確認はできませんが、これは他のフィルタもにも言えることなので、大きな問題にはなりません。
正直、換気扇フィルタがはみ出る見た目の悪い方が広範囲に汚れをカバーするので、汚れ防止を重要視するならおすすめできませんが、見た目重ならパッと貼るだけ深型用フィルタがおすすめです。