冬になると肌が乾燥するので保湿するクリームが欠かせなくなりますが、私のミイラ化した乾燥肌には気休め程度の効果しかありません。
足がかゆいと出血するまでかいてしまい、傷痕が黒くなるという残念なことを毎年経験しています。
もともと馬油は、眉毛の上のかゆみを治す目的で購入したのですが、実際に使用してみると思いのほか肌に馴染んでしっとりとした状態が続きます。
昔ながらの馬油とは
一般的には、馬油と書いてバーユと読まれることが多いようです。
馬油は、肌への浸透性が高く保湿にも優れ、昔から肌荒れや火傷などの肌トラブルで使われており、おばあちゃんの家でみたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
天然成分の馬油は加齢により衰えた肌だけでなく、赤ちゃんの肌にも使えるのでお母さん達の間でも高い人気があるようです。
そんな人気の高い馬油だからか、最近は値上げや品切れが続いているようです。
乾燥する原因は部位毎に違う
肌がカサカサする原因は部位毎に違うので、それぞれの箇所に適した対応をしなければならないのですが、保湿をするという点ではどこも共通です。
足の皮膚は他の部位よりも皮脂が少ないので乾燥しやすく、顔は洗顔により肌の油を洗い落とすことで肌が乾燥します。
私は足の乾燥肌が特にひどくいので、寝ている時に足がかゆくて起きてしまうことがありましたが、今は馬油を寝る前塗るようにしているので快眠できています。
起床後のシャワーや洗顔をした後は、必ず馬油を足や顔に塗るようにするのも重要です。
顔のシミが薄くなる!?
眉毛上のかゆみを治すために毎日欠かさず馬油を顔に塗るようにしていたのですが、気が付けば顔にできた大きなシミが薄くなり、部分的にカサカサしていた肌の質が改善していました。
後で調べて判明したことですが、個人差はあるものの馬油を塗ると肌のシミが薄くなるという効果があるそうです。
馬油を塗る前にその事実を知っていれば、シミの写真を撮影したのですが、今となっては後の祭りなのが残念でなりません。
顔に馬油を塗る時の注意は、少量でも広く伸びるので多くつけると顔が一日中テカテカした状態になりますので、綿棒の先と同じ大きさの量で伸び具合を試してみてください。
また、顔に馬油を付ける場合は、馬油の後に化粧水をつけるなどのスキンケアをした方が良いと言われているので、不安な方は馬油と相性の良い化粧水と一緒にお試しください。
赤ちゃんにも使える馬油
昔から乾燥肌や火傷の時に使われてきた馬油ですが、ここ数年で急激に人気がではじめ、とても多くの製品が発売されるようになりました。
口に入れても安心な馬油でできたクリームで赤ちゃんの授乳をする時の痛みを緩和させるのに使用したり、赤ちゃん自体の肌のケアをするのに使われる製品もあります。
乳頭や乳房のスキンケアをしたいのに、赤ちゃんのことが心配でお困りの方は、こちらの製品を検討してみてください。
名ばかりの馬油製品は使わない
馬油製品には、化粧品や育毛をサポートするシャンプーなどがありますが、人気に便乗した安物の粗悪品も販売されているので注意してください。
どんな製品もそうですが、特に肌に関するものは決して安物を使用せず、適正な値段のものを選んで使用してください。
もちろん、正規品でも肌に合わないと感じた場合は、すみやかに使用を中止して医師の診察を受けてください。
そんな我が家で使用しているのはマイルド馬油という製品ですが、使用していて肌のトラブルを一度も感じたことがありません。
馬油といえばソンバーユと言われるくらい人気がある製品もあるので、お試しで馬油を試すならこちらをおすすめします。