昔から乳製品を食べるとお腹が痛くなるので、牛乳やチーズを我慢してきましたが、どうしてもピザやチーズ入りのパスタを食べたくなることがあります。
我慢が限界に達すると腹痛覚悟で食べるのですが、食べた後に後悔したことが何度もあります。
そんなことを繰り返していると、次第にチーズのなかにも腹痛になるものと、ならないものがあるのに気が付きました。
そんな訳で今回ここで紹介するチーズは、私の舌とお腹を基準した話なので皆さんの参考になるような情報ではありませんが、腹痛覚悟で10種類のチーズを食べ比べしてみました。
まずはおことわり
チーズの専門家ではないので正確な味覚のレビューはできませんが、私なりに美味しいと感じてお腹が痛くならなかったチーズをいくつか紹介します。
今回の実験で食べたチーズは、スーパーやデパートなどで比較的簡単に手に入りやすいものを選びましたが、結論から言うと10種類のチーズのうち7種類のチーズでお腹が痛くなりました。
予想していた以上の腹痛率なので紹介できるチーズが少ないのですが、チーズ自体に責任はありませんので、腹痛をおこしたチーズの名誉のために説明を割愛させていただきす。
オレンジ色のミモレット
お店でこのチーズを眺めていると、「からすみ」のようなチーズと説明されたのですが、それは単純にオレンジ色の見た目ではなく、濃厚な味わいと塩辛さからくるものだと思います。
今回食べたチーズのなかでダントツの美味しさと濃厚さがあります。
店員曰く、このチーズは味が濃厚なので薄くスライスして食べるのが良いとアドバイスを受けました。
値段は100g当たり1,500円とかなり値段が張りますが、チーズが好きなら一度は食べてみる価値のあるチーズだと思います。
今回購入したミモレットでも十分に美味しいのですが、マニアの方は空輸などで外皮とダニのついたものを直接海外から取り寄せるそうです。
ちなみに、このチーズを3日連続食べてみましたが、お腹が痛くなることは一度もありませんでした。
エティバ
このチーズも先程のミモレットと同じく味わいのあるチーズで、ミモレットとは別の日に3日連続で食べてもお腹が痛くなることがありませんでした。
こちらは100g当たり970円なので、先程のミモレットよりお買い得感があります。
味が濃厚という点ではミモレットと同じですが、味は全く違うのでミモレットと食べ比べをするのに良いチーズかもしれません。
店員曰く、エティバはコーヒーとも合うので、コーヒー好きの人におすすめしたいチーズのひとつだそうです。
ベルキューブ
実験を進めるうちに、スーパーで売られている安物のチーズはお腹が痛くなるという先入観がありましたが、ベルキューブがその考えを覆してくれました。
ベルキューブには、プレーン以外にも、3種類の味がセットのセレクトがあり、ピザ風味・スモークチーズ風味・オニオンチップが含まれたセレクト、グリーンペッパー・ハム風味・トマトが含まれたセレクトなどがあります。
ミモレットやエティバと比べると味の濃厚さはありませんが、触感はとても柔らかくて食べやすくグリーンペッパーやトマト味などのチーズは、一度食べると止まらない美味しさがあります。
このベルキューブも異なるセレクトを3日間食べ続けましたが、お腹が痛くなることがありませんでした。
最後に
今回のレビューは私のお腹と舌を評価の基準としておりますので、紹介したチーズが皆さんのお腹に合うという保証はできませんが、チーズが好きなのにお腹が痛くなるのを恐れてチーズを我慢している人の参考になればと思い、腹痛覚悟でレビューさせていただきました。
今回の挑戦により全ての乳製品がダメという訳ではなく、チーズ製品に含まれている特定の成分が腹痛の原因なのではないかと思うこともあります。
今回のレビューは以上となりますが、他にも美味しくて腹痛にならないチーズがありましたら、追記という形で報告させていただきます。