WordPressの有料テーマはサイトの性質に合うものを選ぶ

WordPressには、無料で評判の良いテーマが沢山ありますが、カスタマイズすることを考えると、有料テーマの利用をおすすめします。

テーマのカスタマイズには、CSSやPHPの知識が必要で、これらのことを勉強するとなると時間がかかるので、完成した有料テーマを利用した方が効率的です。

このサイトも、Stinger5のテーマをカスタマイズして使用していましたが、有料テーマに変更しています。

技術力やデザイン力がある人にはStinger5はおすすめですが、技術力のない人は素直に有料テーマを使用するようにしましょう。

国内の有料テーマをまとめて紹介しているサイトがありますが、実際にテーマを使用してからの説明ではなく、デモサイトの情報を元に解説しているものが少なくありません。

今回は、実際に自分で購入して利用した、国産のWordpress有料テーマをいくつか紹介します。

国産の有料テーマがおすすめ

最初に購入したWordPressの有料テーマは海外製のもので、はじめてのサイトを立ち上げる時まで使用していましたが、いざサイトを公開すると挙動がおかしくなり、1ヶ月で使用を停止してしまいました。

日本語に正式対応していないからなのか、原因を調べたりテストする時間が惜しいので、国産の有料テーマを購入することにしました。※海外のテーマの質が悪いという訳ではありません。

国産のWordPressテーマを利用することで、言語に関するトラブルに悩まされることはなくなりましたが、国産のWordPressテーマを購入したからと、全てが解決という訳ではありません。

見た目重視のひとめ惚れでテーマを購入して失敗したことが何度もあり、美男美女だからと中身を知らないでお付き合いすると失敗するのと同じだと思いました。

テーマ活用事例

ここからは、実際にWordPressの国産有料テーマを使用したサイトやテーマの使用感について紹介します。

国産の有料WordPressテーマといえばデザインプラスが有名ですが、過去にこのブログでもChillというテーマを使用していました。

DesignPlus An

デザインプラスには、美しいという表現が似合うテーマがいくつもありますが、そのなかでもAnは女性向けのテーマで人気があります。

大人の事情で、今ではAnのテーマを利用したサイトを閉鎖してしまいましたが、女性向けのサイトを企画する時には、もう一度利用したいと思うテーマです。

Design Plus An

メーカー:デザインプラス
テーマ:An
利用サイト:現在は閲覧不可
税込価格:7,980円(2016/02/16現在)

Anのテーマを利用するなら女性をターゲットにした、美容やコスメなどをすることを紹介するサイトが良いのではないかと思います。

そんな美しいテーマAnも写真が美しくなければ台無しになります。

どのサイトでも写真は重要ですが、Anを使用するなら高品質でセンスのある写真を載せるのが大前提となるのではないでしょうか。

DesignPlus Opinion

こちらもデザインプラスのテーマで、ブログとはひと味違うサイトを運営したいと考えている人におすすめしたいテーマです。

ブログなどのテーマは、記事数が多くなると埋もれてしまいがちですが、Opinionは他のテーマにはない魅せるレイアウト構成で、多くの情報を分かり易く表示してくれます。

design plus opinion

メーカー:デザインプラス
テーマ:Opinion
利用サイト:こまも(http://comamo.jp)
税込価格:11,980円(2016/02/16現在)

DesignPlusのテーマ全体に言えることですが、子テーマを使用したカスタマイズは若干コツが必要なことと、スマホの広告の位置があまり良くなく、記事中にショートコードで広告を入れています。

Opinionは、私が運営しているサイト「こまも」で実際に使用していますので、興味のある方は上の画像をクリックしてアクセスしてみてください。

DesignPlus Chill

こちらもDesignPlusのテーマで、以前はこのブログでも使用していましたが、現在はツレのブログサイトのみで利用しています。

design plus chill

メーカー:デザインプラス
テーマ:Chill
利用サイト:ニコウェブノート(https://vezloaforce.jp/nikowebnote/)
税込価格:8,980円(2016/02/16現在)

このテーマも女性受けするテーマではありますが、ある意味Anのテーマよりも柔軟にサイトデザインを変更できるので、男性用のブログでも十分に使えます。

Chillはテーマオプションでサイト構成を2カラムから3カラムへ変更したり、サイトカラーを自分好みに変更することができます。

私の場合、3カラム構成の右カラムを若干広げて、横幅が350pxの広告を表示できるようにしました。

他にもタイトル下の広告枠は使用せずに、ショートコードを使用して記事中に広告を表示するようにしました。

このテーマの良いところは、トップページと記事詳細ページのサイドカラムが、それぞれ別に存在することです。

例えば、トップページには関連サイトのバナーやおすすめ商品のリンクを表示し、記事詳細ページにはブログ内のおすすめ記事を中心に表示させることができます。

私がこのテーマを止めた理由は単純で、テーマのデザインに合うセンスの良いロゴと上部に表示する画像が用意できなくて、無駄なスペースが気になりだしたからです。

折角のテーマも使う人のセンスで、輝きが失われるということです。

DesignPlus Gallery

こちらもデザインプラスのテーマで、コミュニティ用サイトで利用しています。

このテーマを使用しているサイトは、コミュニティを目的としているため、コメントを書きやすくするためのカスタマイズをしています。

また、カテゴリーメニューのデザインを変更するためだけの独自プラグイン作成したり、タイトル名を少しだけ長く表示するようにカスタマイズして使用しています。

design plus gallery

メーカー:デザインプラス
テーマ:Gallery
利用サイト:クローズ
税込価格:7,980円(2016/02/16現在)

このテーマも高品質な見栄えの良い画像を用意できるかが鍵となりますが、Anとは違いゲーム攻略サイトのテーマとしても使えるのではないかと思います。

残念な点は、テーマのデザインは基本的にオシャレですが、カテゴリーなどのウィジェットに表示させる部分のデザインが、少しおざなりな感じがするところです。

良い点は、このテーマに限定した話ではありませんが、デザインプラスのテーマは、機能の追加や修正のバージョンアップがありますし、何よりも一度購入すれば複数のサイトで利用できる点が好評価です。※自己サイトに限ります。

OPENCAGE Albatros

Albatrosは、現在このブログで使用しているテーマで、スマートフォンに表示させる広告の位置が決めてとなり採用することにしました。(2016年2月20日現在)

OPENCAGE Albatross

メーカー:OPENCAGE
テーマ:Albatros
利用サイト:ベスロア(このブログ)
税込価格:7,980円(税込)(2016/02/16現在)

Albatrosは、これからWordPressでブログをはじめようとする人におすすめするテーマで、短時間でブログを公開できます。

公式サイトからテーマをカスタマイズする人のための子テーマが予め用意されている点が良いです。

OPENCAGEのテーマは、サイト毎にライセンスを購入する必要があるので注意してください。

最後に

簡単ではありますが、以上が今回の内容となります。

今回紹介したWordPressのテーマは、どれも素晴らしいものばかりですが、実際にテーマを使用するサイトの目的に合わなければ、無駄な出費となることがあります。

反面教師という意味で、私が実際に運営しているサイトと、テーマのでもサイトを比較してみてください。

デザインプラスやOPENCAGEのテーマは、設定マニュアルも充実していて安心して利用できるテーマなので、目的とテーマがマッチすれば素晴らしいサイトができあがるはずです。