20歳の頃から急に眉毛の上がかゆくなり、皮膚科に相談したり肌に良いと言われている物を塗り続けましたが、気が付けば既に40歳を過ぎいて一生治らないのか悩んでいました。
寝ている時以外は眉毛の上をかいてしまうので皮膚がただれてしまい、時には出血したり膿んだりするのでバンドエイドが手放せない状態でしたが、ある奇跡的な出来事により完治しました。
そこで今回は、原因不明の眉毛の上のかゆみに悩まされ続けている方のために、皮膚科で処方された塗り薬でも消えないかゆみから開放された経験談について紹介します。
20年間で試したこと
眉毛の上のかゆみが完治するまでに何もしていないという訳ではなく、皮膚科に相談したりマキロンで消毒してみたり、アロエ入りの軟膏を塗るなど、最低限考えられることを試してみました。
当然、医師の診察を受けても改善されない眉毛上の痒みが素人医療で完治するはずもなく、使用する物によっては症状が悪化したこともあるので、闇雲に試せば良いという訳ではなさそうです。
アロエで悪化
眉毛上の肌がただれているのを心配して、自宅の庭に植えているアロエを採取してプレゼントしてくれた人がいましたが、アロエには目に見えない小さなトゲがあるので、傷口にアロエを塗るのは厳禁です。
昔からアロエは肌に良い万能薬だと聞いていたので、20代の頃に何度か試したことがあり一時的に効果がみられたように思えた時もありましたが、気持ち的な問題で症状は一切改善しませんでした。
それよりも、アロエはとても成長スピードが早い植物なため、大きく育ちすぎてしまい消費スピードが追い付かない事態にまで発展したので、下手にアロエは育てない方が良いと思いました。
絆創膏を貼る
かゆみが治まらないのなら、一層の事かけないようにするのが良いかと思い高価なキズパワーパッドを眉毛上に貼るようにしていましたが、何度も怪我をしたのかと聞かれるのでおすすめしません。
キズパワーパッドを貼るだけでかゆみを少しだけ抑えらましたが、根本的な症状の治療や改善にならないばかりか、眉毛が粘着剤に付着して部分的に抜けるので2箱で利用を中断することにしました。
海水浴が好感触
根本的に眉毛の上のかゆみがなくなることはありませんでしたが、海の豊富なミネラルが傷口を治しかゆみを抑えてくれたので、眉毛の上がただれた方には海水浴がおすすめです。
肌がただれた状態で海に入ると塩分を含む海水に痛みを感じますが、それも一時的なもので1日海水浴を楽しむだけで自然とかゆみもなくなりましたので、試す価値は十分にあります。
当然ながら、東京や神奈川の水質に問題がある海水浴場ではなく、伊豆、九州、沖縄、小笠原などの海の透明度が抜群に良いきれいな場所で泳がなければ、症状が悪化する可能性もあります。
時には、小笠原の塩を水に溶かしてガーゼに馴染ませて直接眉毛の上に浸透させたこともありますが、症状が改善される訳もないので島塩ラーメンの材料にして消費しました。
ニベアで乾燥対策
眉毛の上がかゆくなるのは乾燥が原因だろうとニベアを塗り続けましたが、残念ながら全く効果がない上に眉が白くなるだけなので、この方法も1か月程度で断念しました。
因みに、ニベアなどの乾燥予防クリームは、化粧水などで保湿した後に塗るのが効果的で、お風呂上りで乾燥しやすい状態の時に塗るのは逆効果になる場合もあるので、入浴後は5分以内にニベアしてください。
因みに、妊娠にまつわる都市伝説で妊娠線を予防するならニベアがおすすめと言われていたので実際に試したところ、お腹の一部に凄まじい妊娠線が出たので、ニベアは肌の乾燥予防だけに使うのがおすすめです。
水虫にも効くオロナイン
眉毛のかゆい部分にダニがいるのではないかと思い、水虫にも効果があると言われているオロナインを塗り続けましたが、こちらも残念ながら効果が全くありませんでした。
オロナインの効果は様々で、食器洗いでカサカサになる手をケアするだけでなく、ニキビ、きりきず、軽いやけどなどに効きますので、常備していると便利です。
天然成分由来の馬油
オロナインやニベアに含まれている成分が肌に合わないと思い、天然成分由来の馬油を塗り続けてみましたが、こちらも眉毛上のかゆみを止める効果は残念ながらありませんでした。
ただ、馬油を塗り続けたことで肌にある大きなシミが若干薄くなり、乾燥した部分の肌質が大幅に改善したという思わぬ効果を得られましたので、今でも使い続けています。
馬油を使う上で注意する点は、肌に化粧水などで水分を含ませた後に塗るのが基本で、製品によっては馬油だけ塗ると余計に乾燥してカサカサするものもあるので注意してください。
誤診でかゆみが完治
ここからが本題ですが、20年以上続いた眉毛の上のかゆみを完治させたのは、顔にできた帯状疱疹の黒い瘡蓋をばい菌と誤診された時に処方されたクロマイP軟膏です。
今までも何度か皮膚科で診察してもらい塗り薬を使用したことはありますが、一時的にかゆみが治まるだけで完治に至ることはありませんでしたが、このクロマイP軟膏だけは違いました。
20年以上続いた眉毛上のかゆみはクロマイP軟膏のおかげで治癒したので、試しに逆の眉毛の上をかいてみると同じような症状が続いたので2週間欠かさず塗り続けたら見事完治しました。
シャンプー物が原因でかゆみ再発症
誤診で処方されたクロマイP軟膏を塗ることでかゆみが完治したので、それ以降は絶対に顔をかかないようにしていましたが、それから5年後にある物が原因でかゆみが再発症してしまいました。
かゆみの原因は明らかで、長年使用していたシャンプ―を天然由来成分だけで配合された1本3,000円以上する高級な物にしてから、急激に眉毛の上がかゆくなりました。
検証のために新しいシャンプーを使い切るまで使い続けてみましたが、症状が悪化するだけでかゆみが治まる気配がないので、元々使用していたシャンプーに戻すことにしました。
因みに、長年愛用していた眉毛の上がかゆくならないシャンプーは、薄毛予防があるバイタリズムスカルプケアシャンプーで、これに戻してからはかゆみに悩まされることがなくなりました。
市販クリマイP軟膏で顔が腫れる
一度でも眉毛上のかゆみが発症したらシャンプーを肌に合う物に戻しても治らないので、今度はドラッグストアや通販サイトでも購入可能なクロマイP軟膏を購入して治療することにしました。
クロマイP軟膏は、化膿を伴う湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましんや、化膿性皮膚疾患であるとびひ、めんちょう、毛のう炎など幅広い症状に効果があります。
クロマイP軟膏は抗生物質を含む強い薬なので、抗生物質でアレルギー症状を起こす人や、水ぼうそう、みずむし、たむしなどの水痘や目や目の周囲、顔の広い部分に使用しないようにしてくださいと書かれていますが実際に塗ってみました。
クロマイP軟膏を顔に塗り続けたこと2週間で眉毛上の痒みはなくなりましたが、その代わりに患部が赤くなり次第に顔が腫れてきたので塗るのを中断し、別の病院で診察を受けることにしました。
ステロイドの副作用で患部が腫れているということなので、ステロイドを抜くための薬と目の周囲にも塗れる薬を処方してもらうことで、無事完治することができました。
クロマイP軟膏は、一般的なドラッグストアやインターネット通販でも買える医師による処方がなくても買える薬ですが、利用方法を誤ると今回の様な皮膚のトラブルになる可能性があります。
その他にも、医師の治療を受けている人や妊娠又は妊娠していると思われる方は、クロマイP軟膏を使用する前に医師や薬剤師、登録販売者に相談する必要があるので十分に注意してください。
顔にも塗れる軟膏を試す
クリマイP軟膏で顔が腫れた反省から、次は顔などのデリケートな部分にも使える市販の薬を二週間塗り続けてみることにしましたが、残念ながら謎の痒みは一向に治まる気配がありませんでした。
それどころか患部付近が不自然なピンク色に変色するという想定外の事態となり、娘の幼稚園入園式に絆創膏を貼りながら参加しなければならず、少し恥ずかしい思いをしました。
顔に塗れることができる軟膏なだけに、腫れたりただれたりすることなく安心して使用できたのは評価しますが、長年苦しんできた痒みの症状には効果がないのがとても残念でした。
赤ちゃんにも使える軟膏で完治!?
再発した眉毛の痒みがなかなか治らず悩んでいましたが、だからと強いステロイドが配合されている薬を使う訳にもいかないので評判が高い皮膚科医に相談したところ、プロトピック軟膏を処方してもらうことになりました。
このプロトピック軟膏はアトピー性皮膚炎治療薬で、赤ちゃんにも使える薬でなので顔の患部に塗るようにすすめられたのですが、翌日から早速効果があり三日目にして完全に痒みが消えてなくなりました。
患部が完治するまでの二週間プロトピック軟膏を塗り続けましたが、クロマイP軟膏のような顔が腫れる副作用もないので、同じ症状で悩む人は是非お試し頂きたい治療薬のひとつです。
長年続いた謎の痒みを治療するために何件も皮膚科に相談しましたが一向に改善されず辛い日々を過ごしてきましたが、今回処方して頂いたプロトピック軟膏がとても効果があり本当に助かりました。
プロトピック軟膏と同じ成分が含まれる薬は市販薬としても売られていますが、デリケートな部分の治療を素人医療で行うのは危険なので、最寄りの皮膚科で処方してもらうのがおすすめです。
専門家ではないので、プロトピック軟膏が全ての人に対して効果あるかはわかりませんが、眉毛の痒みに悩む人の力になればと思いますので、SNSで拡散して頂ければ幸いです。
普段使用している物を見直す
今回の出来事で学んだことは、皮膚の痒みの原因となる物の排除は個人でもできることですが、目の周りなど繊細な部分の治療は素人判断せずに医師に相談するのが良いと再確認したことでした。
過去の経験からクロマイP軟膏を購入して眉毛の上に塗り続けましたが、市販品をデリケートな部分に塗る場合はステロイド剤がない物から試し、それでも改善しない場合は医師に相談することが重要です。
自然成分由来配合の高級シャンプーが肌に合わず再度眉毛上がかゆくなりましたが、長年使いづづけていたバイタリズムスカルプケアシャンプーに戻したことで、痒みが再発することがなくなりました。
顔などのデリケートな部分の慢性的な痒みに悩まされている方は、素人判断で治療せずに専門医に相談した上で、日頃から使用しているシャンプーや化粧品を交換してみてください。
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