赤ちゃんの成長は早いもので、産まれて間もない頃は母乳を上手に飲めず泣いたりしますが、月齢2ヶ月もすれば自分からガツガツくらいつくようになります。
そんな成長の早い赤ちゃんに刺激を与えないのは大きな損失で、毎日少しでも良いので遊べる環境を作るのが大切だと思います。
どんな玩具に赤ちゃんが反応するか子育てサイトで調べてみると、色んな商品の画像を並べて紹介しているだけで、本当に遊んでくれるものなのかわかりません。
そこで今回は、新生児の頃から月齢3か月の期間に購入した玩具、絵本、音楽CDのなかで特に反応の良いものを月齢別に紹介します。
新生児期(生後28日未満)
新生児の頃は1日のほとんどを寝て過ごしていましたし、視力が極端に弱いのでオモチャは不要かと思いましたが、読んだ育児本によると最も成長の早い時期でもあるとのことです。
ただし、様々な機能が未熟なので無理はせずに、1回5分程度の時間を2、3回毎日遊ぶようにして、少しずつ赤子に刺激を与えることにしました。
白黒のガラガラ
新生児は物を認識したり握ることができないので、純粋に赤ちゃんが自分で遊べるオモチャというのはありませんが、赤ちゃんも未熟ながらも聴力や視力があるので、音のでるガラガラがおすすめです。
我が家で使用しているガラガラは、視力が弱く色を認識できない赤ちゃんでも見える白黒のガラガラで、オムツ替えで泣く時に使うと泣き止むので重宝しました。
最初は金属音のような高音のでるガラガラを使用していましたが、赤ちゃんは高音に敏感だからか驚いて泣いたことがあるので、音が小さめのカサカサ鳴るガラガラにしました。
音楽はモーツァルト
産まれて間もない赤ちゃんでも大きな音に反応するくらいの聴力はあるので、1日10分程度でも良いので心地よい音色の音楽を聴かせてください。
モーツァルトの音楽が赤ちゃんに与える影響に対する真相はわかりませんが、最近読んだ脳科学者が書いた0歳児の育て方に関する本では、とても有効な刺激方法と説明されています。
寝ている間に音楽を長時間流し続けると脳が疲れるので、起きている時に限定して雑音のない無音状態が続く時にリピートなしで聴かせていました。
絵本はシロとクロとカラフル
冒頭で白黒のガラガラをおすすめしましたが、それは絵本も同じで新生児に読ませる絵本は、しろとくろという絵本がおすすめです。
ページ数と台詞が少ないので、仕事帰りでお疲れのパパでも毎日読んであげられますし、新生児にも丁度良いボリュームです。
最近読んだ脳科学者の育児本によると、女の子は色を認識するまでの時間が早いので、しろとくろと同時にカラフルという絵本も一緒に購入しました。
0歳児に読ませる絵本は丸、三角、四角などの絵柄が単純でありながら、台詞がポンポンなど繰り返す物がおすすめで、産まれて2週間後にはジッと眺めて時折目で追うことがありました。
月齢1か月
新生児を卒業して生後40日頃になると、体重が1キログラム増えて体に安定感がでてくるので、抱き上げるのも大分楽になります。
まだまだ寝てばかりですが、起きている時間も少しだけ長くなるので、オモチャはガラガラだけでなくぬいぐるみがあると、遊びの幅が広がるので楽しくなります。
シンプルなぬいぐる
月齢1ヶ月の赤ちゃんは物を認識したり自分で遊ぶ力はありませんが、ぬいぐるみを動かすと泣き止んだり見つめたりします。
ぬいぐるみを躍らせて遊ぶと泣き止むので、おむつ交換も大分楽になりましたが、パシフレンズのライオンのぬいぐるみをパイと勘違して母乳を欲しがるので、シンプルなウサギの人形が役に立ちました。
そんなパシフレンズのライオンのぬいぐるみも、月齢3か月の頃には一番のお気に入りになりますので、早めに購入していても損はありません。
パシフレンズのぬいぐるみで話しかけると喜びますし、おしゃぶりを付けて遊ばせることもできるので、何かと役に立つアイテムのひとつです。
絵本はいろいろばあ
まだまだ視力が弱く、色を認識できる能力があるかわかりませんが、丸や四角などの単純な形の絵本だけでなく、少し複雑な絵の絵本を一緒に読みながら脳を刺激しました。
おすすめの絵本は「いろいろばあ」で、シリーズものの「もっといろいろばあ」とセットで読んであげると良い反応をしました。
音楽は童謡がおすすめ
月齢1ヶ月の赤ちゃんに聴かせる音楽は、心地よい音色の音楽がおすすめですが、子供向けの楽しい童謡を流すと、なんとなく歌を覚えながら赤ちゃんの世話ができるので楽しくなります。
英語の発音を聞き分けられる能力を養うのは3歳までが勝負と書籍で学んだので、赤子の英語はCDやDVDから学んでもらい、母国語は親から学んでもらう計画を実行しています。
おすすめのCDは、キレイな英語の発音が流れるエンジェルコースですが、楽しく英語に触れさせたいのであればWee Sing for Babyがおすすめで、Amazonプライム会員なら無料で聴くことができることもあります。
月齢2か月
月齢2ケ月にもなると赤ちゃんも大分活発になり、手足をバタバタさせたりお話しをするようになるので、遊べるオモチャを早めに用意して脳を刺激するための環境を作りました。
体を動かした遊びの定番TINY LOVE
世界中で売れているTINY LOVEは、月齢2ヶ月からひとりで遊べるようになりましたが、手足が思うように伸ばせない月齢1ヶ月でも、鳥のガラガラを外して近づければパンチしました。
体を動かすことは大きな成長につながりますし、何よりも物を確認してパンチする行為や、手にガラガラがあたる感覚は大きな刺激になるので、できるだけ毎日ガラガラパンチで遊ばせることにしました。
Amazonで180以上の評価の高いレビューがあるだけに反応も抜群なので、新生児の頃から用意しても損しないおすすめアイテムです。
足元にあるガサガサが気になるようで、手で人形をパンチしながら、足でガサガサを激しく蹴る姿は必見の可愛さがあります。
TINY LOVEのジムは部屋の場所を大きく占有するので一時は買うのを躊躇しましたが、オモチャは大人の都合で選ぶのではなく、赤ちゃんが楽しめるものが良いと実感しました。
我が家に遊びに来た8人のママ友が、自分の赤ちゃんが大興奮してジムで大暴れする様子をみて慌てて買いに行きます。
ジムはスペースを占有するので購入するのを躊躇するのはわかりますが、買うのが遅くなる分だけ赤ちゃんが刺激を受ける機会の損失になります。
必ずしも元気に遊んでくれるとは限りませんが、ジムで遊ばせた方が休憩する時間もできるので、赤ちゃんだけでなくママにとってもおすすめの玩具です。
月齢3か月
コンビくるくるゆらリン2
コンビくるくるゆらリン2は、うつ伏せができるようになる月齢3ヶ月からのオモチャで、クマのお腹がくるくる回る様子を夢中になりながら眺めたり、時折パンチして傾けようとします。
本体が固い素材なので限度を知らない赤ちゃんに長くパンチさせるのはおすすめできませんが、柔らかいものや固い物、重たい物に触れさせるのも刺激になります。
何よりも泣く子をなだめるのに使えるで、オムツ替えや着替えの時重宝しますし、月齢ー1ヶ月でオモチャを用意すれば、慌ててオモチャを買わなくて済みます。
絵本は虹の絵本とパリパリミニ絵本
月齢2か月の赤ちゃんは、視力が弱いながらも色んなものに興味を示して追跡しながら眺めたり、人の動きを真似して体を動かして遊ぶこともできます。
月齢3か月になる頃には視力が発達してきますので、奥行という概念を教えるためにふしぎなにじかがみのえほんをみせています。
この絵本は特殊で、赤ちゃんの正面から90度の角度で絵本を開き、鏡のような紙に写る虹を立体的に見せるものです。
正直、絵本のなかに書かれている文字が反対側からだと読めないので台詞カードを用意して欲しいですが、赤ちゃんに複雑な台詞は不要なので、適当な声をだしながらゆっくり本を開いています。
まだハイハイができない月齢3か月の赤ちゃんにおすすめなのが、タカラトミーから発売されているパリパリミニ絵本です。
この絵本は、読み聞かせたり絵を見せるのが目的ではなく、パリパリする感触を赤ちゃんに楽しんでもらうもので、我が子が大変大喜びしています。
この絵本は本来手で触らせるものですが、神経の多い足の裏で触れると激しく何度もキックするので、脳への良い刺激と運動になること間違いありません。
野鳥の鳴き声
赤ちゃんに聴かせたい音楽を考えた時に、何もモーツァルトや童謡だけが音楽ではないと思い、野鳥の鳴くCDを購入して聴かせてみることにしました。
小鳥のさえずりを聞くとセロトニンという心を落ち着かせる物質が分泌されるそうなのですが、赤子と一緒に添い寝しながらCDを流すと一緒に寝てしまいます。
このCDは、鳥の鳴き声が順番に流れるのではなく、長野県の深い森や高原などの自然豊かな環境の音を収録したもので、CDを流すだけで自然の中にいる気分になれます。
今回は赤ちゃんの情操教育のために購入しましたが、リラックスしたい気分になりたいと時や日ごろのストレス解消にも役立つと本のなかで解説しています。
親の気質は遺伝するので、赤子を心優しい落ち着いた子に育てたいという願いを込めて、このCDを聴かせています。
O’ball(オーボール)
月齢3か月になもなると腕を自由に動かせるようになるので、握る玩具を沢山用意してあげてください。
どの玩具も人気ですが、最初に興味を示したのはO’ballで、我が子はO’ballの二刀流で遊んでいます。
O’ballはとにかく舐めることに執着する玩具ですが、口に入らなくて泣いたりするかわいらしい様子を見せてくれます。
O’ballはピンクが人気で何故か価格が少し高めに設定されています。
Ringli-Ring(木製ガラガラ)
Ringli-Ringは、月齢2か月の頃までは全く見向きもしませんでしたが、3か月を過ぎた頃から急に自分で腕を振りながら遊び始めました。
カラカラ音がするのが好きなのか、腕をブンブン振りながら遊ぶ様子を見た時は夫婦で褒めてあげました。
プラスチックとは違う木の温もりを感じる玩具で、今では一番のお気に入りです。
今回の内容は以上となりますが、脳の成長は2歳までが勝負と言われているので、色んなアイテムを揃えて赤ちゃんの脳を積極的に刺激してあげてください。