非常時の時に使えるライトとは何かを考えた場合、電池がなくても使える手動充電式ライトだと考えてしまいますが、ハンドルを回しての充電は体力を消耗するので、非常時の利用には向いていません。
また、電池不要のソーラー充電式ライトもありますが、日差しの強い夏場であれば大活躍しますが、太陽光の弱い冬場には充電が不十分になることが多いので、予備のライトとして考えた方が賢明です。
メインとなる非常用ライトは、電池だけでなく充電も可能なハイブリッドタイプがおすすめで、手動充電式のライトは最低限の光で足りる場合に利用するなど、あくまでも予備のライトとしてお考えください。
そこで今回は、無数にあるLEDランプのなかから選んで購入した、ジェントスのパワーバンクランタンについて紹介します。
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1,000ルーメンのLEDランタンの実力
一般的なLEDランタンは500lm前後なのに対し、ジェントスのLEDランタンは最大1,000lmと、スペック上ではトップクラスの明るさを誇るLEDランタンと言えます。
1,000lmと言うとペンダントライトに使用する60形LED電球(800lm前後)よりも高い数値なので、ジェントスのパワーバンクランタンなら十分部屋が明るくなると思うかもしれませんが、そこは光源の数の差で60形のLED電球の方が圧倒的に明るいのが事実です。
この写真は、わかりやすくするために加工してありますが、左が今回購入したEX-000Rの強モードで、真ん中が弱モード、そして右がパナソニックのLDA-10D-G/K60/Wという60形相当のLED電球との比較です。
1,000lmと言えど、ペンダントライトに使用する60形LED電球と比べると明るさは劣りますが、停電時にスマホのライトや懐中電灯で過ごすことを考えると十分な明るさと言えます。
懐中電灯は足元や手元などの狭い範囲を明るく照らすことに長けていますが、暗闇のなかでの作業やキャンプ中の談笑に向いていないので、360度の広範囲を照すLEDランタンがあると便利です。
以前、ビル全体の停電が発生しサーバールームのシステムを緊急停止させる必要がある時に、このLEDランタンのおかげでスムーズに作業を進めることができました。
ジェントスはとにかく頑丈
震災時やキャンプで使用するライトに求められるのは頑丈さで、大きな地震やキャンプ中の衝撃で壊れるようなものはライトは非常用とは言えません。
その点、ジェントスのパワーバンクランタンはとにかく丈夫で、今回紹介するEX-000Rは防塵だけでなく、2メートルの防水性能、そして10メートルの落下にも耐える非常時やアウトドアのためにあるLEDランタンです。
スマートフォンの充電が可能
被災者の経験によると、家族と連絡を取りたくてもスマートフォンの充電が切れて連絡できないのが不便で、震災後に非常時に備えた予備のバッテリーや、ソーラー式充電器を購入された方が多いようです。
ジェントスのパワーバンクランタンは5,000mAh充電池搭載しているので、ランタン本体のUSB給電ポートにスマートフォンを接続して充電することもできます。
充電用のケーブルはUSBケーブルのみで、電源コンセントへ接続するためのアダプタが付属してないのが不満ですが、スピーカーやスマホを充電するACが使えました。
光のモードを上手に使う
ジェントスのパワーバンクランタンは、トップクラスの明るさを誇るLEDランタンであるが故に、フルパワーで使うと電池の持続が約3時間となります。
そこで、非常時は弱モードや消費電力の少ない暖色モードにし、明るさの必要な作業の時は強モードにするなど、限りあるエネルギーを上手に使用してください。
Power Bank Lantern EX-000Rで使用できるモードや持続時間は下記の通りとなります。
- 白色モード1,000lm時:約3時間、55lm時:約200時間
- 昼白色モード700lm時:約6時間、40lm時:約250時間
- 暖色モード450lm時:約7.5時間、25lm時:約300時間
- 暖色キャンドル約150時間
ジェントスのパワーバンクランタンは、白色、昼白色、暖色、暖色キャンドルのモードに切り替えることができるので、気分や利用シーンに合わせて使い分けてください。
災害発生時やキャンプ、オフィスビルの停電作業の時に、とにかく明るいランタンを必要とする方には、ジェントスパワーバンクランタンEX-000Rがおすすめです。
今回の内容は以上となりますが、記事を流用して商品を紹介するまとめサイトで書かれているような、驚異的な明るさという訳ではありませんが、非常時やキャンプなどで使えるランプのなかでは優秀な方なので、いざという時のために購入しても損をしない製品だと思います。
ジェントスの1,000lmランタンには、電池のみに対応した価格の安いEX-1000Cという製品もありますが、災害発生時に乾電池を入手するのは困難なので、電池と充電のハイブリッドに対応したEX-000Rがおすすめです。