新生児の健康管理はベビースケールでの体重測定が基本

新生児が熱を出したり便の色が異常な時は、素人判断せずに医師へ相談するのが基本ですが、泣くのが基本の赤ちゃんは見た目ではわからない症状や、病院へ連れて行くか迷う症状もあるので困る時があります。

知人の赤ちゃんですが、母乳やミルクを連日大量に吐くものの、熱がないから大丈夫と医師に相談せずに様子を見続けた結果、1ヶ月健診の頃には赤ちゃんの体重が産まれた時よりも軽くなりました。

原因は母乳アレルギーで、赤ちゃん特有のぷくぷくした脚や腕が痩せていることに何となく疑問を持ちながらも、客観的に判断する材料がないまま過ごした結果、緊急入院となり慌てたそうです。

医療の素人でもできる新生児の健康管理

産院では、母乳やミルクを飲む前に体重測定し、更に飲んだ後も再度体重測定をして、母乳やミルクを飲んだ量や体重を常に管理します。

新生児の健康を考えるなら、退院後も家で母乳やミルクを飲む量や体重を測定し、赤ちゃんの健康状態を数値で客観的に判断できるような材料を用意するのが重要です。

医師に相談する時も、日頃飲む母乳やミルクの量や体重の増減がわかるとヒントになることもあるので、生後3ヶ月まではベビースケールを用意しましょう。

ベビースケールの購入とレンタル

ベビースケールは新生児の頃はもちろん、予防接種で赤ちゃんの体調が変化しやすい生後2ケ月頃に重宝するので、生後3ケ月を迎えるまであると便利です。

生後3ヶ月が過ぎる頃までに赤ちゃんの健康に問題なければ不要になるとのアドバイスに従い、聖路加国際病院で使用している業務用のベビースケールをレンタルしました。

レンタルしたベビースケールは、業務用なだけに3ヶ月で13,000円(税別)しますが、家庭用のベビースケールも購入すれば1,2000円以上するので、処分する時のことを考えてレンタルにしました。

2人目、3人目のお子さんを予定している夫婦の方は、授乳量を1グラム単位で測定できるタニタのベビースケールBB-105 nometaをご購入された方がお得です。

自動搾乳機も合わせてレンタル

新生児の頃は、母親の乳房から母乳を吸うのが苦手なので、飲みやすい哺乳瓶を頻繁に利用するのですが、手動による搾乳は大きな負担となるので、自動搾乳機の利用をおすすめします。

赤ちゃんの体が大きくなると、次第に母乳を飲むのに慣れて搾乳する回数が減りますので、自動搾乳機を購入する必要はなくレンタルでも十分です。

新生児の頃におすすめする搾乳機は、聖路加国際病院でも使用しているメデラの自動搾乳機で、手動で搾乳する余裕のない時期にとても重宝しました。

今回レンタルしたメデラの搾乳機は業務用なので3ヶ月で15,800円と結構な値段がしますが、パーソナル向けの製品は更に値段が高いので、自動搾乳機の利用頻度を考えてレンタルするか購入するか決めてください。

我が家では、メデラ搾乳機シンフォニーを3ケ月レンタルし、メデラの手動搾乳機ハーモニーを購入して使用しています。

今回の内容は以上となりますが、ベビー用品はどれも高価なだけに、将来的に産まれる子供の人数を考えて、レンタルするか購入するか決めた方がお得になります。