60代女性への贈り物はかなり難しく、還暦祝いなら高級なアクセサリーやブランドバッグは当たり前で、身内の内祝いですら結構な気を使わなければなりません。
若い頃、高級なイメージのある和牛肉やハムの詰め合わせをお返ししたことがあるのですが、初老の方々には不評で冠婚葬祭の場で散々嫌味を言われてしまいました。
長い人生、結婚や出産などの大切なイベントが何度かありますが、高齢者へのギフトは特にセンスが問われるので、ただ単に高級品を送れば良いということでなはないので、慎重に品物を選ばなければなりません。
60代女性へ贈るギフトは難しい
ここで言う60代女性の方へ贈るギフトは、母の日や誕生日にプレゼントするものではなく、結婚祝いのお返しや赤ちゃんが生まれた時の内祝いなどをいいます。
60歳以上の親戚から頂く出産祝いは10万円を超えることもあるので、おのずと内祝いの金額も高額になりますが、ただ単に頂いた金額の半額から三分の一に相当するものを贈れば済むという訳ではありません。
例えば、5万円前後の内祝いを調べてみると、国産の高級和牛肉や体験型ギフトなどがありますが、子供が同居する世帯でないと食べきれない場合があるので、必ずしも喜んでもらえるとは限りません。
60歳以上の年齢の方には胃袋に優しい帝国ホテルのスープや、高級佃煮セットなどが喜ばれましたが、食べ物で5万円前後のギフトを選ぶのは困難です。
これはあくまでも経験上の話ですが、内祝いを贈る相手が高齢な女性には、三越の高級ギフトよりも、銀座・和光の品物を喜ばれる方が多くいました。
因みに、年配の方に驚きがないカタログギフトは不評で、品物を選ぶのが面倒という意見が多くありました。
カタログギフトは若い世代の人におすすめの贈り物のようです。
銀座・和光ブランドは健在
若い人はあまり馴染みのない銀座ですが、年配の方からすると今でも銀座や日本橋にある百貨店は高級なイメージがあるので、三越や松屋銀座のギフトを贈ると喜んでもらえます。
高級なイメージのあるお店といえば銀座・和光も同じですが、今は三越や松坂屋よりも高級と思わせるだけの力が和光にはあります。
今まで還暦祝いや内祝いで年配の方に銀座・和光のストールを贈りましたが、皆さん大変喜んでもらえました。
三越や松屋銀座も良いのですが、百貨店の不振からかデパ地下のイメージが定着してしまい、昔ほど高級感が感じられないので、とにかくケチがつかない高級な品を贈りたいと思うのなら、銀座・和光の品物がおすすめです。
内祝いや還暦祝いに和光のストール
60代の女性へ贈るギフトを伊勢丹で選ぶと文句を言われる恐れがあるので、さりげなく自慢できる銀座・和光の品物がおすすめです。
和光のストールにたどり着く前に、三越、松屋銀座、エルメスなどの高級品を扱う店を調べましたが、5万円前後で気になる製品を見つけることができませんでした。
毎回インターネットで注文して直接配送をお願いしているので、実物の写真をお見せできないのが残念ですが、銀座・和光のカシミヤストールは、若々しいパステルトーンと高級感を感じさせるペーズリー柄が、60代女性を若く上品に引き立ててくれます。
他にも喜んでもらえたのが赤い石のネックレスですが、上品に見える銀座・和光のカシミヤストールの方が嬉しいとのことでした。
内祝いは迅速に
大切な我が子の誕生をお祝いしてくれた人にお返しの品を贈るのが内祝いですが、内祝いのルールを無視すると非常識扱いされるので注意しなければなりません。
内祝いのルールそのものは、育児への理解が浅い時代に考えられた非常識ともいえる常識なので、ルールや伝統に対して寛容な若い世代に、あまり神経質になる必要はありません。
ですが、年配の方ほどマナーや伝統を重んじる方がいるので、内祝いの贈り物はできるだけ迅速に対応しなければなりません。
同時期に出産を迎えたママ友達の話によると、3か月してから内祝いを贈ると喜びを分かち合うどころか、文句を言われるだけだそうです。
我が家では、内祝が遅れることを事前に宣言していましたが、必ずしも理解してくれるとは限らないので、年配の方への内祝いは迅速に対応するのがおすすめです。