洗面化粧台のなかを整理する時に困るのが、化粧品や衛生用品などを整理するための収納ケースを探しても、なかなか良い物が見つけられないということではないでしょうか。
クリーム、マニキュア、歯ブラシなど、それぞれの形が違うので専用の収納ケースがないのは仕方ないことですが、洗面化粧台の鏡を開けた時に雑然としていると朝から残念な気持ちになります。
そこで今回は、化粧品や衛生用品をできるだけ捨てずに、洗面化粧台のなかをきれいに見せる収納方法について紹介します。
捨てるだけが掃除ではない
部屋をきれいにする時の基本は、とにかく不要な物を全力で捨てて極力物を持たないようにすることですが、洗面化粧台は一般的な整理術が通用する場所ではありません。
洗面化粧台には、女性がきれいになるための道具がつめられているので、男性目線で整理したいからと使いかけの化粧品や試供品などを捨てるのは大変危険です。
とはいえ、試供品の小袋が無造作に置かれている姿は美しくないので、小物入れなどに入れて目隠しをすることにしましたが、洗面化粧台の収納サイズに収まる小物入れがなかなかありません。
洗面化粧台の奥行13cmに入る小物入れを探して、東急ハンズや雑貨店に何度も足を運びましたが、結局心惹かれる製品をみつけることができませんでしたので、ネットで調べて購入することにしました。
清潔感ある野田琺瑯
収納グッズの定番といえば100円均一ですが、清潔感のある洗面化粧台に似合うデザインの小物入れが良いので、ホーロー製品で人気の高い野田琺瑯のwhiteシリーズを使うことにしました。
とりあえず、みられたくない歯間ブラシや、あまり使うことのない化粧品の試供品は、外から見えないホーロー容器のなかに入れることで、きれいに整理することができます。
洗面化粧台のなかを白いホーロー容器で統一して清潔感を出すのもいいのですが、全ての段に同じものを使うと無機質な感じになるので、各段毎に入れる容器を変えてみました。
とりあえず、目線が下になる下から一段目には普段使わない物を入れて、蓋で目隠するような形にしていますが、いざとなれば蓋の上に化粧品を置いてスペースを有効に活用することもできます。
琺瑯蓋は本体よりも幅が広いので、洗面化粧台の収納にギリギリ収まらないという方は、半透明の蓋つきのものを購入すれば入りきるかもしれません。
スペインのリサイクル瓶
下から二段目は最も目線に入りやすい場所なので、やや中身がみえにくい色付きのリサイクル瓶のなかに毎日使うコンタクトレンズなどの消費するものを中心に入れてみました。
我が家で使用している瓶はスペインのリサイクル瓶で、タロ オーセンティック キャニスターを使用しています。
透明な瓶だと美しくありませんし、不透明度の高いものだと中に何があるのかわかりにくいのですが、丁度良い透明度でどこに何があるのか一目瞭然で使いやすくなります。
このスペインのリサイクル瓶は、もともと水耕栽培で使用していたものですが、その後使い道がないまま放置していたので、洗面化粧台の収納を整理するのに使用してみました。
写真は、主にタロ オーセンティック キャニスター800ccのものを使用していますが、重量と圧迫感がありますし物が収まりにくいと感じるので、おすすめは500ccのものです。
洗面化粧台の奥行や横幅に合わせて、800ccのものに統一するか500ccのものに統一するか、入れるものに合わせて500ccと800ccを混ぜて使用するか考えるのも楽しさのひとつです。