東京は最先端の物が何でもそろう便利なところですが、その一方で新鮮で美味しい安全な野菜を入手するのが困難な地域でもあります。
今まで何十年も東京のスーパーで売られている野菜を食べてきましたが、産地から取り寄せた野菜を食べてしまうと後戻りできなくらい、品質や味の違いを感じてしまいました。
もちろん、東京にも新鮮な野菜を販売する直売所がありますし、鮮度の良い野菜を置くスーパーもありますが、どこでも手軽に買えるという訳でもありません。
美味しい野菜で好き嫌いを克服
野菜は土壌や気候が違うと育てられる野菜の種類が違うので、地域によりお店に並ぶ野菜の種類が違います。
気候の違いで生産が可能な野菜の種類が違うので仕方ないことですが、同じニンジンでも種類が違うと味が全然違うので、本当に美味しいものを探してみる価値は十分にあります。
子供が苦みを感じる野菜を嫌う傾向にあるのは、ある意味本能的なことなので仕方ないことですが、大人でも美味しいと思えない野菜を食べさせて好き嫌いと決めつけるのは良くありません。
子供には、本当に美味しくて新鮮な野菜を食べてもらうことで、野菜嫌いを克服できるかもしれませんので、一度試してから判断してみてみてはいかがでしょうか。
好き嫌いは本能や母親の嗜好によるもの
子供が苦みのある野菜を嫌うのは本能的なものなので、好き嫌いがあるのは仕方ないことですが、その嫌いな野菜が甘ければ好きになるかもしれません。
例えば、離乳食として食べさせる玉ねぎが辛いものだと赤ちゃんは食べてくれませんが、甘い玉ねぎだと喜んで食べてくれます。
我が家でも、生後6か月の赤ちゃんに玉ねぎをすり潰してこしたものを離乳食として食べさせていますが、甘い玉ねぎが大好きで食べさせろと要求してきます。
同じ月齢の子を持つ知人の話しを聞くと、離乳食を全く食べてくれないそうで、毎日疲弊しているとのことですが、近所で売られている普通の玉ねぎを食べさせているとのことでした。
個人差によるものもかるかもしれませんが、一度我が家で食べさせている離乳食を食べさせた時に喜んで食べていたので、生後6か月の赤ちゃんの味覚は意外と発達しているもんだなと感心したことがあります。
また、子供の好き嫌いは母親の嗜好を引き継ぐ傾向にあるとの調査報告もありますが、そもそも母親が子供の頃や大人の時に、美味しい野菜を食べていたのかという問題もあります。
大人でも、食べられるニンジンとそうでない物があるので、子供と一緒に美味しい野菜を食べて、親子で好き嫌いを克服してみてはいかがでしょうか。
まずは美味しいおかゆから
美味しい野菜の離乳食を食べる前に、まずはおかゆでならしてニンジン、玉ねぎ、ほうれん草、トマト、白カブなどの野菜を順に食べさせています。
おかゆは鍋でも簡単にできますが、炊飯器でご飯と一緒におかゆが炊ける、イワキのおかゆこがまがあると便利です。
炊飯器に2合のお米を入れて普通通りに研いで、付属のスプーンをおかゆこがまに入れて、メモリに合わせてお水を入れるだけです。
因みに美味しいご飯を炊くには、ザルを使わずに浄水フィルターの水で素早く洗い、素早く捨てた後に水がない状態で研いでください。
最後に炊飯器に入れるお水はミネラルウォーターがおすすめですが、硬度の低いできるだけ美味しいお水を使用してください。
今まで様々なミネラルウォーターを試してきましたが、お米が美味しく炊けるおすすめのミネラルウォーターは財宝で、ご飯が格段に美味しくなります。
財宝は、赤ちゃんも飲めるお水として紹介されていますが、念のために加熱して殺菌した上で飲むのが理想です。
大人が美味しいと思えるご飯こそ、赤ちゃんや子供も美味しいと思えるので、是非財宝を試してみてください。
おすすめの野菜離乳食
我が家の野菜離乳食は、ニンジン、玉ねぎ、ほうれん草、トマト、白カブの順に食べさせていますが、どれも一度大人が食べて美味しいと感じるものしか使用していません。
美味しい野菜を取り寄せるのはオイシックスが楽なのですが、品種の違いや産地の違いがあるので、一通り注文して食べてから評価しています。
こちらは、たつやのにんじんという熊本県で生産されたもので、ニンジン特融の生臭さが嫌いな母親でも食べられる美味しい野菜です。
母親が嫌いなニンジンを赤ちゃんに食べさせるのは論外で、美味しい野菜に出会えたことを本人は喜んでいます。
たつやのにんじんは、離乳食はもちろんサラダにしてそのまま食べても美味しいですし、甘いジュースにして飲むのもおすすめです。
因みに、赤ちゃんが離乳食を食べる時は必ずこぼすので、服や床が汚れないようにする前掛けがあると便利です。
我が家では、ベビービョルンのSOFT BIBなるものを使用していますが、このアイテムなしでの離乳食は考えられないくらい重宝しています。
こちらは熊本県産の塩玉ねぎで、水はけの良い阿蘇の火山灰の砂土で育った、玉ねぎ特融の辛さのない甘くて美味しい玉ねぎです。
この塩玉ねぎを茹でてすり潰してこして食べさせているのですが、甘いからなのか娘の要求がものすごい野菜の離乳食です。
大人用に水にさらした塩玉ねぎをサラダにして食べているのですが、いつも売られているとは限らないのが残念です。
こちらの塩玉ねぎもオイシックスから購入することができます。
続いては千葉県産のみつトマトですが、オイシックスで売られている手頃な値段のトマトのなかでは味が濃くて甘い美味しい野菜です。
みつトマトを茹でて皮むきし種を取り除いたものをこすのですが、すり鉢ですり潰すと楽になります。
他にも、美味しいほうれん草や白カブなどを離乳食として食べさせていますので、写真の用意ができ次第追加で紹介します。
離乳食に必須なアイテム
美味しい野菜の紹介ついでに、離乳食をつくる時に使用しているアイテムを紹介します。
こちらは、つぶす、こす、きる、おろす、ゆでる、むすことができるエジソンママという製品で、おかゆや野菜の離乳食をこす目的で購入しました。
正直、離乳食をこす作業は大変ですが、赤ちゃんが寝ている時や深夜に大音量がするフードプロセッサーは使えないので、テレビをみながらこす作業をしています。
こちらはリッチェルのベビー食器セットで、最初は陶器やホーローの食器にするつもりでしたが、将来的に子供が使う時に重たいものを落としてケガをする恐れがあるので、プラスチック製のベビー食器セットを選びました。
食器やコップを落として怒る人をみかけますが、それは重たすぎるものを与える大人が悪いだけで、握力のない子供が悪いのではありません。
プラスチック製なのでニンジンの色が既に付着してしまいましたが、一度に多くの食器を揃えなければならないことを考えると、今の時点では購入して正解だと考えています。
そしてこちらは、リッチェルの離乳食を小分けに冷凍して保存できる優れた製品で、離乳食を語る上でなくてならないものです。
おかゆ、ニンジン、ほうれん草、玉ねぎなど、一度に食べる離乳食を毎回作るようでは、赤ちゃんが空腹で確実に泣き叫んでしまいます。
その点、このトレーを使えば1週間分の離乳食を冷凍して保存できるので、忙しい育児生活を効率的に行うことができますので、前掛けとこし器と一緒に必ず購入するようにしてください。
今回紹介した野菜はオイシックスで売られているものばかりですが、都内のスーパーやネット通販などで美味しい野菜の取り扱いがありましたら食べてみたいと思います。