IKEAの家具は、一般的な家具と比べると値段が安く、ひとり暮らしをはじめた方や、マイホームを購入するまでの繋ぎの家具として人気があります。
そんなIKEAの家具を店舗で購入した人ならお分かりだとおもいますが、気持ち良いくらい徹底したセルフサービスで、購入した家具の運搬や組み立ては自分で行わなければなりません。
一応、家具の組み立てはオプションはありますが、基本料金5,000円+商品代金20%という結構な値段なので、自力で組み立てる方が多いのではないでしょうか。
非電動式ドライバーでの組み立ては苦行
今まで何度か手動のドライバーでIKEAの家具を組み立てたことがありますが、締めるネジが多い商品は握力を多く使用するので、苦行以外の何物でもありません。
今回、子供の服やおもちゃなどを収納する家具をIKEAで購入しましたが、引き出しやレールなどをネジで締めなければならないので、電動ドライバーを使用して組み立てました。
過去にタンスを短いドライバー1本だけで組み立てたことがありますが、あまりにも握力を使うので休みながら作業したら、4時間もかかり非常に疲れた記憶があります。
ネジを締める電動工具にはインパクトドライバーなど種類がいくつかありますが、IKEAの家具を組み立てる程度であれば、コンパクトな電動ドライバーで十分です。
慣れないうちに本格的なドリルドライバーを使用すると、パワーや重さに圧倒されて手首を痛めてしまうので、工具に使いなれていないのであれば、無理に立派な道具を使う必要はありません。
ただし、コンパクトな電動ドライバーのなかには、パワーが全く足りない製品もあるので、どれでも良いという訳ではありません。
我が家で使用しているのは、ブラックアンドデッカーのコンパクトな充電式電動ドライバーで、IKEAの家具を作るのに重宝しています。
この電動ドライバーは3.6vなので、本職の人からするとパワー不足を感じるかもしれませんが、IKEAの家具のネジを締めるだけなら十分なパワーの持ち主です。
コンパクトなだけにとても軽いので、力のない人や電動ドライバーに慣れてない人におすすめの製品です。
この製品は安い価格なだけにリチウムイオン電池ではありませんが、年に数回程度利用するだけなら十分に活躍してくれます。
ドライバーの先端を交換すれば、様々な形状のネジに対応できるので、これ1台あればIKEAの家具を作る時に困ることはありません。
使用する前に時間をかけて充電しなければならないという欠点がありますが、非常に扱いやすくお求めやすい価格なので、DIY入門用としておすすめです。
DIYに本格的に挑戦してみたいと考えている人も、最初から数万円もする電動ドライバーを買わずに、まずはこのドライバーで馴らした方が良いでしょう。
子供用の家具を組み立ててみた
引越しまでの一時しのぎで段ボール製の家具にベビー服を入れていましたが、耐久性の問題でIKEAの家具に買い替えました。
IKEAの家具も一生ものという感じではありませんが、子供が小学校3年生になるまでは使えるだろうと期待しての購入です。
我が家では、基本的に子供が生活する空間をリビングとしているので、リビングを子供仕様にしています。
今回購入した子供用の家具は、大型の引き出し1と小型の引き出しが2段、そして上部に板を一枚入れたIKEAに展示されているそのままの構成です。
特に難しい家具ではないので、シンプルすぎるマニュアルを片手にみながら、電動ドライバーでのんびり組み立てたら、2時間程度で組み立てることができました。
今年引越しを予定しているので、輸送中に壊れないか心配でもありますが、全損することは考えにくいですし、破損した部品のみ購入することができるので良しとしましょう。
IKEAの家具を組み立てる程度のことをD.I.Yと呼ぶのは大げさかもしれませんが、何かを一生懸命組み立てる姿を子供にみせるのも、ひとつのコミュニケーション方法ではないでしょうか。
日頃から家具の組み立てを行うのであれば、より本格的なマキタの充電式ドライバドリルの方が便利ですが、引越しなどで一時的に使用するだけなら収納場所に困らない、ブラックアンドデッカーのスーパーコンパクトドライバーがおすすめです。