男性不妊の治療に漢方薬を飲み続けたら検査結果が大きく改善

40歳を過ぎてから不妊治療を開始しましたが、クリニックでの治療は女性だけが薬を飲んだり注射をするだけで、男性側は基本的に検査だけで何もしません。

分身の数や質を測定する結果が良くないにも関わらず、何もアドバイスや治療をしない診察に疑問を感じ、一旦は不妊治療クリニックを休憩し、漢方薬局に相談することにしました。

不妊治療というものは女性がするものと思い込んでいる人が多いようですが、男性側に原因があることも珍しくないので、旦那さんの協力なくして不妊治療は成立しません。

そこで今回は、男性不妊を改善するために通い続けた漢方薬局の話と、どの様に検査結果が変化したのかを自身の診断結果を公表しながら説明します。

本来なら人に見せたりネットで公表するものでもありませんが、不妊治療で悩む方のために少しでも参考になればという気持ちで、検査結果を公表させていただきます。

まずは検査結果から

こちらのデータの左側は漢方薬局に通う前に受けた検査結果で、右側が漢方薬局に通い始めて半年経過した後に受けた検査結果です。

全ての数字が好転した訳ではありませんが、漢方を飲み始めて半年経過した後は、運動量、前進運動量、正常形態率が大幅に改善しています。

もちろん、その日の体調やストレスの感じ方で数値の変化はありますが、今まではここまで大きく数字が変わることもなく、いつも妊娠する可能性は1%程度と言われていました。

漢方薬を飲み始めてからは、妊娠する確率が10%に上がることもあり、毎月高いお金を出して通い続けた甲斐があると思えるくらい、今までにはない感触を感じることができました。

その後も半年間漢方薬を飲み続けた結果、旦那44歳と妻43歳という高齢でありながら、何とか妊娠することができました。

お金のことだけでなく年齢のことを考えると、妻が43歳の誕生日を迎えたら妊活を終えると決めていたので、最後のチャンスで妊娠したのには大変驚きました。

長く続いた不妊治療で金銭的な余裕がなく、漢方薬とタイミング療法しかしてきませんでしたが、妊活終了という先が見えた状態での妊娠に、手を取りながら喜んでしまいました。

不妊治療というものは先が見えないので不安になりますが、漢方薬を飲むことで少しでも確率を上げることができます。

不妊治療クリニックでの検査結果を踏まえた上で、毎月5万円の漢方薬を飲む価値があると感じるのであれば、積極的に相談されてみたらいかがでしょうか。

漢方の治療も楽ではない

漢方は薬と違い即効性があるものではなく、細胞が入れ替わる半年以上の時間をかけて、体質を根本的に変えていくものだそうです。

すぐに結果がでない所にもどかしさを感じますが、徐々に体質が改善されていくのが実感できるようになります。

まず最初に変化を感じたのが、長年苦しんでいた便秘が改善したことですが、漢方薬局医いわく血液の流れが改善されたからだそうです。

正直、漢方薬を飲み続けるのは大変で、薬缶で煮だす作業の匂いがきついのと、水たまりを飲んでいるかのような気分になる味がします。

それでも処方していただいた漢方薬に副作用はないので、女性が摂取するデュファストンやルトラールの副作用を考えると、我慢して飲み続けることができるレベルです。

良薬は口に苦しと言いますが本当にそうで、飲み慣れるまで半年かかるくらい苦くてまずいです。

誠心堂薬局に相談

我々夫婦がお世話になったのは、西葛西にある誠心堂薬局というお見せで、そこの中医学アドバイザーの司馬先生に相談しました。

西葛西の誠心堂薬局は基本予約制なので事前に電話連絡してからがおすすめです。

店内はとても清潔感があり、その時々の体調や体調の変化を聴きながら、煎じて飲む漢方薬の配合を決めてくれるので、安心して相談することができます。

漢方を飲んだことで必ず妊娠するとは限りませんが、誠心堂薬局のサイトには多くの不妊治療で相談された方の声をみることができます。

妻と一緒に漢方を飲み始めて1年が経過してから妊娠となりましたが、長い人では3年も飲み続けた人もいるようです。

先の見えない気の遠くなるような話ではありますが、人生何もしないで後悔するよりも、できることがあるなら全てした方が前向きになれます。

偏見から不妊治療に対して否定的な考えを持つ旦那さんもいるようですが、女性が母親になりたいという気持ちを無視するのだけは止めてください。

人の親になるということとは大変なことですが、とても多くの幸せを感じたりかけがえのない思い出をつくることができるのです。

結果はどうなるかは誰にもわからないことですが、漢方薬を飲むと健康になれますし、何よりも一緒に不味い薬を飲んで頑張ったという事実は、夫婦の絆を更に強くしてくれるはずです。