今まで飲んだ美味しい麦茶と言えば味が濃くてよく冷えたもの程度のもので、今ままで美味しい麦茶というものを特別に意識したことはありませんでした。
今回は、江戸川区の小川産業という会社が製造する昔ながらの製法にこだわりながらつくられた、つぶまるという麦茶が美味しくて人気だとの噂を聞いたので、早速注文して飲んでみました。
こだわりの製法でつくられた麦茶
つぶまるのパッケージに書かれている説明書によると、石焼き芋が美味しく焼けるように遠赤外線で美味しく煎り上げたものがつぶまるです。
更に麦茶の粒を砕いてしまえば少ない原料で早く色のでる麦茶をつくることができますが、粒を砕くことで美しく澄んだ透明感と上品な味と香りが損なわれてしまいます。
確かに、一般的に市販されている麦茶は粒を細かく砕かれているので色の濃い麦茶を簡単につくることができますが、麦茶本来の美味しさよりも余計な苦さが目立ちということを、つぶまるを飲んでから気が付きました。
こちらはつぶまるのテトラバッグですが、写真をみればわかるように煎られた麦茶の粒がそのままの形で封されているのがわかります。
つぶまるの作り方は簡単で、まずは750mlのお水とテトラバッグ1つをやかんに入れ、沸騰するまで加熱します。
やかんのお湯が沸騰したら弱火にし5分~6分間弱火で加熱したら、その後は麦茶とテトラバッグをそのまま冷水筒に入れて、30分~1時間程度冷蔵庫で冷やします。
沸騰させた麦茶は高温になりますので少し冷ましてから冷蔵庫に入れ、30分~1時間経過したら冷水筒からテトラバッグを取り出し、冷たくなるまで冷蔵庫で冷やすと完成です。
このつぶまるという麦茶は昔ながらの石釜を使用してつくられたものなので、飲む前は香ばしくて味が濃いだけの麦茶だと勝手に想像していましたが、実際に飲んでみるとすっきりしていてとても飲みやすいと感じました。
実際につぶまるを飲んでみるとわかりますが、苦みが一切ないすっきりした上品な味わいなので、一度飲んでしまうと自販機やコンビニで売られている麦茶が苦く感じます。
ひと昔のような大量生産大量消費の時代は終わり、これからはつぶまるのようなこだわりながら作られた製品が、再び注目される時代がくるかもしれません。
ただ、このつぶまるは40個入りが1578円と1個あたり40円以下となり、500mlのペットボトルより断然お得に美味しい麦茶が飲めるので、とてもお買い得な製品です。
確かに、お湯を沸かしたり冷やしたりする手間はかかりますが、物事なんでもそうですがひと手間加えた方が既製品よりも何でも美味しくなるものなのです。
今回購入したつぶまるは40パック入りのものですが、一度に大量の麦茶をつくるためのばらや、大麦2小麦1の割合のピルスナータイプ、ドリップバッグなどバリエーションが豊富なので、好みに合わせてお買い求めください。