東京湾アクアラインの開通以降、千葉県の海水浴場が大分身近になりましたが、目的を明確にして場所や交通手段を選ばないと失敗することがあります。
都心や神奈川から千葉の海水浴場を目指すなら電車よりも車の方が断然早くて楽ですが、帰りのアクアラインは大渋滞するので早めに帰宅する必要があります。
電車は道路の渋滞を心配する必要がないので、車よりも計画を立てやすいのですが、館山方面に向かう電車は途中駅から特急電車が通らないので、子供を連れだと移動に飽きてしまう恐れがあります。
旅行という物は移動時間も楽しむものですが、小さな子供は海で遊ぶことしか考えていないので、渋滞や長時間の電車移動を考慮した上で目的地を選んだり、交通手段を考えた方が良いでしょう。
館山周辺の海水浴場
館山には海が穏やかで綺麗な沖ノ島や、静かな環境で波乗りを楽しめる平砂浦海岸など、多種多様な海水浴場があり人気があります。
海水浴場は館山駅から少し距離があるので車があると便利ですが、バスやタクシーでも行ける距離に沢山海水浴場があるので、その日の海のコンディションや目的に合わせて場所をかえることができます。
館山にはボディーボード目的でいくことが多いので、基本的に平砂浦海岸近くにある宿泊施設を利用していますが、送迎バスや路線バスがあるので車がなくても大丈夫です。
波乗りは平砂浦海岸で
サーフィンやボディーボードのデビューをデビューするなら、海水浴目的の旅行客のいない平砂浦海岸がおすすめです。
狭い海水浴場だと、波乗りする人とのエリア分けで窮屈な思いをするだけですし、ローカルや上手な人の邪魔になるのではという思いで、波乗り初心者は楽しむことができません。
その点平砂浦海岸はとても広いので誰に気兼ねすることなくサーフィンやボディーボードのデビューを楽しめますが、潮の流れがとても速いので注意が必要です。
平砂浦海岸は大人でも流されそうになるので、子供は絶対に海に近づけてはいけませんし、泳ぎの上手な人でも海水浴目的で利用するのはおすすめできません。
そんな平砂浦でサーフィンやボディーボードにデビューをするなら、インストラクターの方と一緒に最適なポイントでチャレンジされることをおすすめします。
ホテルアクシオンは館山リゾートホテルに
平砂浦海岸にある宿泊施設といえばホテルアクシオン館山でしたが、今は館山リゾートホテルという名前に変わりました。
アクシオン時代に2度宿泊させていただきましたが、目の前の海が遊泳禁止なだけに飛びぬけて良い訳でもないが悪くもないという感じです。
砂浜で海水浴を楽しむというよりも、ダイビングや浜辺での乗馬、近くのカントリークラブでゴルフを楽しむなど、大人がのんびり過ごすには丁度良い宿泊施設です。
ホテルにはプールもあるので子供連れで宿泊するのもありですが、小さな子供でも遊べる穏やかな海に行きたいのなら車での移動が必要になります。
館山グランドホテルは閉鎖
過去の話をしても仕方がないのですが、昔の館山カントリークラブは宿泊できたのですが、ゴルフ人口の縮小の影響なのか今は宿泊することができません。
過去に一度宿泊したことがあるのですが、当時のエントランスには昭和の時代を感じさせる豪華なシャンデリアがあり、ある意味新鮮味がありました。
ディナーショーでフラダンスが始まった時には軽いショックを受けましたが、妻は大変喜んでいたので良い思い出となりました。
ゴルフは全くプレイしたことがないのに館山カントリークラブに宿泊したのは、平砂浦での波乗りと近くにある砂山目当てです。
あいにくの天候でしたので砂山でソリを楽しむことはできませんでしたので写真がありませんが、小さなお子さんがいる方は一度遊びにきてみてはいかがでしょうか。
電車で行くなら外房がおすすめ
外房の海水浴場に小さな子供をつれて電車で遊びにいくなら、勝浦や安房鴨川がおすすめです。
東京駅から乗り換えなしの特急1本で目的地につけるので、赤ちゃん連れでも楽に遊びに行くことができます。
各駅停車の電車内で泣きだしたら途中下車するしかありませんが、特急電車はデッキという逃げ場所があるのも安心です。
観光地を巡る時にベビーカーがあると便利ですが、指定席の向きを確認して予約しないとベビーカーを置く場所がなくて困ることになります。
ベビーカーを置かせてもらえるかお願いすれば大丈夫だと思いますが、近くにある方が安心できるので座席の予約はよく考えてからしてください。
外房の海水浴場と言えば勝浦か安房鴨川ですが、観光地として人気の高い館山よりもシンプルなので、海水浴メインとなりますが、どちらも水族館があるので雨の日でも遊ぶことはできます。
地元民が多いからか清々しいくらいガラの悪い人が多いのですが、子供に気遣いをしてくれる人が多いので、怖いという印象はありませんでした。
最近訪れた前原海岸海水浴場は外房だけに海水もきれいで、海の家も充実しているので高評価でしたが、砂浜で花火ができないのが残念です。
花火の後始末をしない旅行客が後を絶たないから仕方ないことですが、大人たちのツケを今の子供たちが払わされている物が多いなと感じました。
安房鴨川近くの前原海岸海水浴場にある海の家では、注文後にイカをさばいて焼いてくれるので、居酒屋で食べるものとは次元の違う美味しさがあります。
前原海岸海水浴場近くにある魚眠庵マルキという旅館も、元々が魚屋から発展しただけあり新鮮な刺身や鮑、伊勢海老が食べられます。
安房鴨川や勝浦に遊びに行くなら、海水浴メインで予備で鴨川シーワールドに遊びに行くくらいが丁度よいのではないでしょうか。
日帰りなら金谷海水浴場
宿泊できる宿の数がやや少ないのですが広い砂浜と磯遊びができる金谷海水浴場は、東京から日帰りで遊びに来られる数少ない海水浴場です。
館山や伊豆の海も日帰りできる距離にありますが、深夜の出発で早めの帰宅だと遊ぶ時間が限られるので、気軽に遊びにいける海水浴場と言えば金谷海水浴場がおすすめです。
内房ということもあり外房の海水浴場と比べると水質は良くありませんが、少なくとも葛西臨海公園やお台場の海と比べると断然安心できるレベルです。
金谷海水浴場近くには有名な鋸山がありますし、近くの宿泊施設で温泉を楽しむこともできるので、子供と一緒に遊びに行くよりも大人たちが息抜きに訪れることが多いようです。
東京から近いということもあり金谷海水浴場の宿泊施設を利用したことはありませんので紹介はできませんが、ふと都会の生活に疲れた時に訪れてみてはいかがでしょうか。
電車や車での旅行もいいのですが、船での度はリラックスできますので、久里浜からフェリーに乗り込んで癒されてみてはいかがでしょうか。
今回の内容は以上となりますが、千葉県にはまだまだ魅力のある海水浴場が沢山ありますので、可能な限り更新を続けていく予定です。