アパートやマンションなどの集合住宅の生活で、最も気を付けなければならないのが騒音ではないでしょうか。
壁や床が薄い造りの賃貸マンションに住んでいた頃は、ドタバタと走り回る音やテレビの音、ベランダで長電話する声がうるさくてイライラしていたのを覚えています。
今のマンションに移り住んでから隣人のテレビの音は全くしませんし、上の階のこどもが昼間にドタバタ走り回る時くらいしか音がしないので、大分静かな環境だと思います。
我が家には家の中を走り回る人がいないので、騒音で怒られるようなことはないだろうと思っていたのですが、意外な物が原因で怒られる事件がありました。
ホームベーカリーが原因
騒音問題の原因は大流行したホームベーカリーで、昼間に使う分には何も問題ないのですが、朝にホカホカのパンを食べようと午前4時にタイマーをセットしたのが問題となりました。
防音性能の良い分譲マンションといえど朝の4時はとても静かで、パンの材料を混ぜる振動音が意外と大きく、1週間連続して使用していたら怒られてしまいました。
ホームベーカリーを使用していた本人は全く気にすることなく寝ていましたが、周囲の部屋に伝わる振動音は予想以上に大きいようです。
こちらは、ガタガタ音を出しながら一生懸命こねて発酵させた肉まんの皮ですが、周囲が静かだと振動音がかなり気になります。
この様に、自分達が気にしなくても周囲が気にするのが音で、ドタバタ音だけでなく食べ物をペチャクチャ食べたり、指をシュッシュ擦る音は不快でトラブルになりかねないので、日頃から注意したいものです。
今回はマンションでの出来事ですが、一戸建ても無関係ではないばかりか、マンションよりも窓ガラスが多い声や音が伝わりやすいので注意が必要です。
それでもホカホカのパンを食べたい
古いホームベーカリーをお持ちの方は、比較的音が静かと言われているPanasonicのホームベーカリーに買い替えるという方法もあります。
ただ、最新型に買い替えたところで音は絶対にするので、ホームベーカリーを使う時間を休日の朝8時以降にしたり、昼間や夕方にパンを焼くなどして、苦情の言われない時間帯に使うのが一番です。
少し残念な気持ちになりますが、昼や夜の早い時間に焼いたパンをカットして冷凍しておけば、トースターで焼くだけで美味しく食べることができます。
本末転倒な話ですが、騒音を出さずに朝にどうしてもホカホカのパンを食べていという方は、ホームベーカリーを使わずにレンジやフライパンでパンを作るという方法もあります。
レンジでのパンづくりはホームベーカリーのような自動という訳にはいきませんが、型付きのレシピ本があれば誰でも簡単に挑戦できます。
レンジやフライパンでつくるパンは、ホームベーカリーのふかふかしたパンというよりも、ボリューム感のあるしっかりしたパンという印象でしたが、とても簡単なので是非挑戦してみてください。
パナソニックのビストロの様なオーブン機能のついた多機能な電子レンジがある場合は、レンジそのものの機能を使用するとパン作りが静かにできます。
試しにパナソニックのビストロで焼き芋をつくってみたところ、とてもホクホクして美味しくできあがりました。
最近の電子レンジの腕前はすごくて、焼き芋だけでなく、バターロールやフランスパンも焼いたりできます。
ホームベーカリーで焼くパンも美味しいのですが、音がうるさくて使えないという方には、スチームオーブンレンジのビストロがおすすめです。