新築に引越した時は施工・管理会社を名乗るセールスに要注意

新居に引越してから既に経験された方も多いのではないかと思いますが、新築の戸建やマンションをターゲットにした、住宅の施工会社やマンションの管理会社の関連会社と思わせるセールスがあります。

特に完成したばかりのマンションは効率よく稼げるからか、ターゲットにされることが多いので注意が必要です。

セールスの内容は、浴室内のカビ発生防止加工やフローリングの保護シート貼り、数十万円もする水道管の赤錆防止装置の取り付けや、エコキュートへの交換など様々です。

これらのセールスが全て悪い訳ではないのですが、かなり強引や手口で行う業者もいるので、新居に引越してから数か月間はインターホンが鳴っても無暗にでるのではなく、カメラがあれば人物を確認してから玄関の扉を開けるようにしてください。

私が購入したマンションのデベロッパーの担当者に何度も聞かされていたのですが、セールスに騙されない自信がある人ほど騙されるそうです。

そんな私も騙されない自信があると思っていたのですが、「マンションの管理のことで来ました!」と言われて、すんなり玄関のドアを開けた経験があります。

その時の業者に、浴室のカビ対策がされていないのでコーティングをした方がいいと言われて1万5千円ほど払いましたが、あの時のセールスを受けて良かったのか悪かったのか全く判断がつきません。

バスタブの端に隙間が空いていて水が入り込むとカビになるので、目地材で塞いだ方がいいと言われてお願いしたのですが、今でもバスタブの下がキレイなのをみると、あれはあれで良かったのだと思います。

ただ、必ずしも良い結果になると限らないので、この様な作業をお願いするのは、突然の訪問セールスでやるのではなく、自分できちんとコストを調べながら頼む業者さんを選ぶようにした方がいいと思います。

マンションの場合は、管理会社でも同じようなサービスを行っていますので、訪問セールスがきた場合は応答しないか管理会社に一律で作業をお願いしていると言いましょう。

ただ、管理会社に頼んだ時の費用が高い場合もあるので、チラシはもらうようにした方がいいかもしれません。

新居を購入されたばかりの方は金銭感覚が麻痺していることがあるので、たかだか数万円と思うかもしれませんが、施工会社によっては質が悪い作業をするところもあります。

なので、何かの施工を依頼する時は即時に受けずに、会社の評判をネットで調べた上で良ければ改めて依頼するようにしましょう。

時には強引なセールスもあるので、その際は動画の撮影や録音をすると相手に伝えることも必要です。