塗装面の剥がれない頑固なシールを確実に剥がす方法

剥がしにくいシールはドライヤーで熱すると剥がしやすくなるというのは有名な方法ですが、それはシールが貼られてからあまり時間が経過していない場合に有効で、年単位で経過したシールには効果がありません。

我が家では、効果が約6か月持続するバイオの力でカビの発生を抑制する便利なグッズをバスルームの天井に貼り付けていますが、製品を交換する度に剥がれないシールにストレスを感じていました。

最初の頃は粘着性の高いガムテープを何度もシールに貼り付けて一生懸命剥がしていましたが、粘着質を完全に取り除くのが面倒になり年単位で剥がさずにいたら、ガムテープでは全く剥がせなくなりました。

シールが古すぎると裏技が通じない場合も

剥がれないシールを剥がせる裏技で有名なドライヤーを使う方法を実践してみましたが、年単位で貼り付けている乾燥したシールを剥がせる訳もなく、何度挑戦しても事態が好転することはありせんでした。

ドライヤーの温風では剥がせそうにないので、次は消しゴムでシールを擦り落とすという作戦にでましたが、消しゴムのカスとシールの紙が虚しく床にこぼれ落ちるだけで、乾燥した粘着質を剥がすことができませんでした。

他にもお酢をシールに浸透させて剥がす方法もありますが、強いお酢は金属に塗られている塗装までをも剥がしてしいますので、裏技で紹介されているからと絶対にユニットバスの塗装面に塗らないでください。

過去にハワイアンジュエリーの汚れを落とそうと長時間お酢の中に付けたことがあるのですが、ピンクゴールドの表面が完全に剥がれ落ちシルバーのアクセサリーと化したのは懐かしい思い出です。

プレゼントされたアクセサリーの塗装が剥げたのはとても残念なことですが、交換が困難なユニットバスの塗装が剥がれるよりもダメージは少ないので、良い勉強をさせて頂いたと考えています。

他にも酸性、中性、アルカリ性の洗剤で落とす方法が紹介されていますが、液体は乾燥してしまうのと酸やアルカリの濃度が高いと塗装面に負担がかかるので、クリームを薄く伸ばして塗る方が安全です。

頑固なシールには裏技の合わせ技が有効

粘着剤が乾燥して剥がすことができない頑固なシールにはハンドクリームを塗るのが有効ですが、すぐに剥がせるようになる訳ではないので、粘着剤が水分を吸収するまで十分な時間を開けてから消しゴムで擦ります。

最初は塗装が剥げ落ちないか確認するために、バスルームと同様に塗装された小物でテストするか、シールの一部分に塗り付けた後の30分後にゴムで落ちるか試してみてください。

乾燥したシールの湿気を戻す時間は恐らく30分では不十分なので、塗装面に問題がなさそうであれば再びクリームを塗りつけてから2時間後に試して欲しいのですが、忘れないようにアラームをセットしてください。

2時間でも剥がれない場合は4時間、4時間でも剥がれない場合は6時間と時間を延ばしていけば、徐々にシールの粘着剤は水分を取り戻すので、消しゴムを使用すればきれいにシールを剥がせます。

恥ずかしながら6か所に剥がれないシールを残したままにしていたので何度かに分けて作業したのですが、バスルームの天井にクリームを塗り付けたのを忘れてしまい2日間放置したことがありました。

2日間放置しても塗装面が剥がれ落ちることもなく、乾燥した粘着剤も明らかに水分を取り戻したのが分るまでになりましたので、消しゴムを使用してきれいに頑固なシールを剥がすことができました。

今回のシール剥がしに使用したのは手荒れのハンドクリームで有名なアトリックスで、剥がしたいシールの上から薄く伸ばしながら全体に浸透するように塗り、シールを剥がした後はきれいに拭き取ります。

バスルームのカビ予防はウォールステッカーバス

今回の教訓から、バスルームのカビ予防に使うバイオ製品はホームセンターなどで売られている製品を使わずに、バイオラボのウォールステッカーバスに切り換えることにしました。

バイオラボのウォールステッカーは、ホームセンターで売られているバイオ製品よりも効果が良く、海の生き物の形をした製品のデザインはバスルームに貼り付けても違和感がありません。

更に、バイオラボのウォールステッカーバスのシールは、製品交換時期である6か月が経過しても剥がしやすい粘着剤を使用しているので、今回の様な煩わしいシール剥がしをする必要がありません。

バイオ製品を使用しても完全にカビの繁殖を防ぐことはできませんが、10年住み続けている家でも小さな黒いカビが発生する程度で、1年に1度の軽いカビ取り掃除で済んでいます。

バイオラボのウォールステッカーにはバスルームで使用する製品以外にも、エアコン内部や湿気の多いシンク下に繁殖するカビを抑制したり、排水口の臭いをバイオの力で抑制するプロダクトがあります。

バイオ製品には既に繁殖したカビを消滅させる程の力はありませんので、使用する前はきれいに掃除をする必要がありますが、汚れた物をきれいにするよりも汚れない工夫をした方が断然楽になります。

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