本当は教えたくない遊びのスポットファンタジーキッズリゾート

ボーネルンドキドキドやアネビートリムパークなど、子供が楽しめる魅力的な室内遊び場は世の中に沢山ありますが、大人が息抜きしながら楽しめる施設というのはそう多くありません。

子供のためとは言え、週末や祭日の混雑する室内レジャー施設で遊ぶのにストレスを感じていましたが、偶然IKEAのある南船橋周辺に超穴場な遊び場を発見してしまいました。

その超穴場な施設は、南船橋にあるららぽーとTOKYO-BAYのとなりにあるビビットのなかにあるファンタジーキッズリゾートで、今まで遊んだどんな場所よりも広くて楽しく大人でもストレスの発散ができる素晴らしいスポットでした。

そこで今回は、小さな子供でも遊べる安全な巨大滑り台やファッションスタジオなど、他のレジャー施設にはない遊具が充実したファンタジーキッズリゾートの魅力について紹介します。

育児に疲れた大人に超おすすめ

今まで、都内や関東近郊にある様々な子供向けの室内レジャー施設を巡礼してきましたが、今回遊んだファンタジーキッズリゾート程、大人がストレスを発散できる遊び場で遊んだことがありません。

ファンタジーキッズリゾートで遊ぶ前に公式サイトで施設の内容を確認した時は、3時間子供と遊ぶ自信はありませんでしたが、受付近くで巨大なクジラの滑り台をみてからは大人にも関わらず興奮してしまいました。

子供と出かけたからには一緒に遊ぶというのをポリシーにしているので、10台以上並ぶ高級マッサージチェアは利用しませんでしたが、日頃の子育てに疲れを感じている人には魅力ではないでしょうか。

海老名や新さっぽろ店など施設内にレストランのある店舗は飲食物の持ち込みは禁止のようですが、ピクニックエリアがあるファンタジーキッズリゾート船橋店は持ち込み可能で大助かりです。

いつもの室内レジャー施設で遊ぶ時は、入場する前に食事を済ませるのは鉄則で、休憩する時もロッカーのある場所や壁際の小さな休憩スペースで細々とお水を飲むことくらいしかできませんでした。

今回遊んだファンタジーキッズリゾート船橋店にはピクニックエリアがあり、清潔感のあるタイルカーペットが敷かれてエリアで足を伸ばしながら座ることができるので、子供とゆっくりお話しながら休憩することができました。

とにかく広くて遊具が充実

ファンタジーキッズリゾートの魅力は沢山ありますが、そのなかでも一番魅力に感じたのは広さと遊具の大きさで、全店舗の平均はテニスコート12面分の広さ約1,000坪もあります。

今回遊んだ船橋店は約715坪と全国平均と比べると小さい方ですが、ViVitとなりのあるららぽーとTOKYO-BAYにあるキドキドと比べるとかなり広いので、多くの親子が遊んでいても混雑でストレスを感じることがありません。

もちろん、ボーネルンドキドキドとファンタジーキッズリゾートのコンセプトや遊具は違うので、広さだけで比較するのは無意味なことですが、広い方が衝突して怪我をするリスクが少ないので安心して子供を遊ばせることができます。

巨大スライダーや高級マッサージチェアに大変魅力を感じるファンタジーキッズリゾートですが、サイズや種類の違うドレスを豊富に揃えているファッションスタジオもかなり魅力的で、おしゃれが大好きな我が子は大喜びしていました。

ファッションスタジオには、撮影向けのラグジュアリーなソファーが置かれているので、好みのドレスに合わせて靴を選んでプリンセスに変身した姿を無料で何度でも撮影することができます。

巨大スライダーでストレス発散

公園などにある遊具は、基本的に子供が遊ぶことを前提に作られているので、ひとりで遊ぶことができない幼児を連れて大人が一緒に遊ぶとなると、かなり窮屈な思いをすることになります。

その点、ファンタジーキッズリゾートにあるスライダーはとにかく巨大で、大人も笑顔になるくらい迫力のある滑り台があるので、子供と遊びながらストレスを発散することができます。

ここにあるスライダーは、普通の滑り台と違い階段ではなくボルダリングのように手足を上手に使いながら、滑り台まで登らなければならないのですが、遊具毎に難易度が違うので安心して遊べます。

例えば、黄色と茶色の南国仕様のスライダーは、クジラよりも突起物の間隔がかなり狭く坂も若干緩やかな設計なので、2歳5か月の子供でも補助なく自力で登ることができました。

遊具も金属やプラスチックだらけの滑り台とは違い、クッション性能の高い素材で作られているので、仮に転んだり落ちたりしても怪我することはありませんので安心して遊ばせることができます。

受付近くにある巨大クジラのスライダーは、突起部分の間隔がかなり広いので、自力で登るには4歳以上でなければ無理そうですが、後ろから支えて補助してあげれば2歳児でも登ることができます。

2歳4か月の娘は何度もトライしていましたが、巨大クジラのスライダーはドーム状で内部が暗く速度もかなり出るので、アトラクションなどを極端に怖がる子供には無理かもしれません。

ファンタジーキッズリゾートは1歳子供でもスライダーで遊べるように、更に緩やかな傾斜のカニの滑り台が用意されていますが、我が家の娘はカニが嫌いだそうで全く滑ろうしませんでした。

カニスライダーの傾斜は、我が家にある家庭用のジャングルジムに付属する滑り台と同じくらいで、1歳の子供なら一人で滑ることができますが、左右の手足を交互に動かすので登るのが難しそうです。

基本的にどのスライダーも素材が柔ら無く怪我をしない安心設計で作られていますが、3歳未満の子はつま先で歩けない場合が多く平らな場所でも転んでしまうので、ひとりで遊ばせずに必ず大人が一緒に遊ぶようにしましょう。

こちらは、トランポリンのようなサーカスのエアテントとボールプールが合体したファンタジーサーカスと、空気の柱に隠れて遊ぶことができるエアカーです。

どの有料施設にもボールプールはあるものですが、ファンタジーキッズリゾートには、ふわふわな遊具とボールプールを合体させた他にはない面白い遊び場もあります。

エアカーの内部はこの様に空気の柱が何本もあるのですが、子供達は隠れたり追いかけたりして遊んでいるのに対し、大人達は日頃のストレスを発散させるかの如く、鬼の形相で叩いていました。

ボールプールと言えば、他にも0歳から1歳半の子供だけが遊ぶことのできるミルキッズ広場にもありますので、大暴れする大きな子供に神経をすり減らさずに赤ちゃんを遊ばせるのも大きなポイントです。

赤ちゃんが安心して遊べるミルキッズひろば

広さが足りない遊び場だとどうしても大きな子と小さな子を一緒に遊ばさなければならないのですが、子供は自分中心になりがちで小さな子供に配慮することができないので、何度か危険な目に遭遇したことがあります。

どんな遊び場でも保護者と同伴で遊ぶのが鉄則なはずですが、その最低限のルールすら守れない人が意外と多いので、子供が小さなうちはミルキッズひろばの様な赤ちゃんだけが遊べる専用エリアがあると助かります。

0歳から2歳までの赤ちゃんだけが遊べるミルキッズ広場には、小さな滑り台や柔らかい素材のブロックがあるのはもちろん、脚力を鍛える車の乗り物や三輪車が置いてあります。

我が家はマンションということもあり下の階への振動が気になる車は使えませんし、GLOBBERもあるので娘が欲しがるアンパンマンの三輪車を買う予定がありませんでした。

娘はトイザらスに行く度に三輪車のおねだりをしていたので、ミルキッズ広場で発見した時の喜びは尋常ではなく、遊んだ後は自分の力だけできちんと整列させてお別れをしていました。

ファンタジーキッズリゾート船橋店は新しい店舗のため清潔感がありますし、ひとり用のボールプール、キッチン、絵本、赤ちゃん用の乗り物など、知育に良い玩具が沢山あるので、一度遊びにくる価値は十分にあります。

どこの遊び場でも同じことですが、ファンタジーキッズリゾートは特に施設が広く玩具が豊富な故、常駐スタッフの目が隅々まで行き届かないこともあるので、赤ちゃんのよだれを拭く除菌シートは必須と言えます。

一部の室内レジャー施設では、スペースの問題で授乳やおむつ替えるをする時に受付から出る必要がありますが、ファンタジーキッズリゾートは店内にはベビールームがあるのでかなり便利です。

毎日開催のイベントで楽をする

イベントのある室内遊び場は他にもありますが、子供と一緒に粘土作りをするなど体験型が多く、苦手な作業に四苦八苦した記憶ばかりで楽しむことよりも焦る気持ちが優勢でした。

ここファンタジーキッズリゾートのイベントは種類が豊富で、季節限定のイースターエッグ作りもあれば、マジックショーやビンゴ大会など、体験型だけでなく参加型もあるので楽な気持ちでイベントに参加できます。

イベントブースの前には、床に表示される水玉や動物を追いかけて遊ぶプロジェクションひろばがあるのですが、足や手で触れることで破裂する動きが楽しいのか一人で延々と遊んでいました。

他にもえらべるデザートクッキングといイベントがありますが、更に本格的なクッキングを体験させたいという方は、有料のファンファンファクトリーという専用スペースで行われる教室がおすすめです。

夫婦共働きで家で料理を教える時間がない人や、家の近くにクッキング教室がない方におすすめで、普段は気がつかない子供の成長を確認する絶好の機会だと思います。

サラサラすぎる砂場

バケツや型に入れてもすぐに崩れてしまうサラサラすなばは2歳児に不評でしたが、動物の糞埋まり酸性雨が降り注ぐ公園の砂場で遊ばせるよりも安心して遊ばせることができます。

我が家の娘や知り合いの子供だけなのかも知りませんが、砂場で遊びたい割に子供達は手足が汚れるのが大嫌いで、裸足でサラサラすなばに入るのを極端に嫌がるのは想定外でした。

他にもアーケードゲームエリアがありますが、2歳児は遊ぶことができませんし体を動かして遊んで欲しいことを考えると、近寄らないように注意していましたが、豊富な遊具の前にそんな不安は不要でした。

他にもきちんと動くプラレールや足で進む宅配便の乗り物など、定番玩具から家では絶対に遊べない物が豊富に揃えられているので、家の玩具に飽きて退屈に過ごしている子供に大変おすすめです。

遊ぶ前に絶対確認して欲しいこと

当初、ららぽーとTOKYO-BAYのキドキドで遊ぶ予定でしたので気にしていませんでしたが、ファンタジーキッズリゾート船橋店はキャッシュカードが使えないので大変慌てました。

偶然、財布に隠していたお金に気がついて精算することができましたが、ViVit南船橋館内にあるサイゼリアもクレジットカードやPASMOなど、電子マネーが使えないのに驚きました。

ViVit南船橋の館内にはフードコートもありますが、小さな子供が食べられる物が少ないので、アレルゲンのない食べ物を持ち込むか、となりにあるららぽーとで食事を済ませるのがおすすめです。

ファンタジーキッズリゾート船橋店は飲食物の持ち込みが可能な店舗ですが、他の地域では持ち込みを禁止されている店舗もあるので、事前に公式サイトでチェックするのが大切です。

他には、ファンタジーキッズリゾートの店内に、巨大な玩具を販売するゾーンがありますので、子供にその存在を知られないようにするのが、最も注意しなければならない点でした。

親子で大満足

南船橋と言えばIKEAやららぽーとばかりが注目されがちですが、少し目を他に向けただけでこんなにも大人と子供が楽しめる場所があることを知り、とても満足しています。

今回子供と遊んだファンタジーキッズリゾートがあるViVit南船橋店には、同じフロアに大塚家具やニトリが同居しているので、体を動かして遊んだ後は家族で家具をみながら楽しむこともできます。

また、ららぽーとがとなりにあるというのも大きなメリットで、パパがファンタジーキッズリゾートで遊んでいる最中に、ママは買い物をしたりアロママッサージで日頃の育児で疲れた体をリフレッシュさせることができます。

ファンタジーキッズリゾートは、その巨大さ故にら関東近郊でも店舗数が多くありませんが、千葉南船橋に続き神奈川県港北に出店するなど、徐々に数を増やしています。

港北はどうかわかりませんが、ファンタジーキッズリゾート船橋店は、となりのららぽーとにボーネルンドキドキドがあるので、遊ぶ子供の数が分散されていて休日でも遊びやすい印象でした。

知名度が上がるにつれて混雑が予想されるので本当は紹介したくないのですが、育児の疲れを少しでも解消したいと考えている方のことを考えて、紹介させていただきました。