ベランダの床が白く変色!?謎の変色事件を完全元通りにする方法

千葉県に深刻な被害をもたらした大型の台風が通り過ぎた翌日の朝、サンダルと物干し竿以外に何もないはずのベランダから何かが転がる音がしたので確認してみると、食材配達に使う発泡スチロールの箱が何故か置いてありました。

共用部分であるマンションのベランダには物を置いては行けない規則があるので、指摘される前に片付けようとしたところろ、発泡スチロールの箱の下に水がたまりかなり広い範囲が白く変色していたのを見て青ざめてしまいました。

新築分譲マンションに住み替えてから2か月、随分と取り返しの付かないことをしてくれたもんだと思い、掃除用のブラシでゴシゴシしてみたり中性洗剤をかけてみましたが、全く元に戻らず絶望的な気持ちになりました。

ベランダの変色は汚れではない

ベランダの床が変色する現象は汚れが付着したものではないので、傷になる可能性があるタワシやデッキブラシでゴシゴシ擦ることをしてはいけませんし、洗剤で落とそうとしては絶対に行けません。

中性洗剤ならまだしも、アルカリ性や酸性の洗剤をベランダの床に振りかけた日には、取り返しの付かないことになりかねないので、変色したからと焦らず冷静に対処することが大切です。

新築分譲マンションを購入したばかりの時や、マイホームの売却を考えている方は体が震えるくらい大きな失態を犯したと思うかもしれませんが、水が原因で変色した場合は解決する可能性があるので安心してください。

ベランダが変色するケース

我が家のベランダを白く変色させた現象は、大型台風の雨が発泡スチロールの下に約1日溜まることで発生したものでしたが、気が付けば他にもベランダが白く変色している部分を発見しました。

大雨以外にマンションのベランダを濡らす水と言えば、リビングや寝室のエアコンから流れるドレンホースや子供プール遊び、ガーデニングでプランターの土に注ぐ植物の水などがあります。

水に濡れるだけでベランダが白く変色するのがわからず、最初は発泡スチロールとベランダの床が何らかの化学反応を起こしたと思い慌ててしまいましたが、恐らく防水加工された床を長時間水に晒すと白く変色するようです。

謎の変色はこれで解決

購入したばかりのマンションのベランダが白く変色した事件でかなり慌てましたが、実はこの現象は床を乾かすだけで簡単に元通りになるので、まずは物を全て撤去することが大切です。

ただ、今回はベランダの床が濡れていた期間が1日と短いため元通りに戻りましたが、床の防水加工された部分が変色するだけでなく柔らかくなるまで水遊び用プールを放置した方もいます。

色の変色だけであれば元通りに戻る可能性もありますが、床が柔らかくなる状態だと元に戻らない可能性もあるので、数日様子みて状況が変わらないならマンションの管理会社へ相談してください。

ベランダは共用部分

マンションのベランダはご存知の通り、個人の占有エリアではなく共用部分でもあるので、変色したり変形したベランダの床が元に戻らないからと、勝手に工務店へ修繕の依頼をかけたり自分で修理を試みてはいけません。

ベランダの色を変色させたことが他のマンションの住民に知れ渡るのを避けたい気持ちはわかりますが、無断で大掛かりな修繕をかけると後々問題になるので、必ず管理会社や理事会に相談するのがおすすめです。

マンションのベランダは共用部分であることや防災対策の意味でも物は絶対に置かないようにすることが大切ですし、子供が遊ぶためのプールも使用後は速やかに片づけるようにしてください。

ベランダには物を置かない

マイホームの資産価値が下がるだけなら大きな問題ではありませんが、マンションのベランダに物を置くと子供が下を覗き込むための踏み台として利用し、転落する事故につながる可能性があります。

自分の家族が楽しく生活するために購入したマイホームで悲しい事故が起きるのを避けるためにも、管理規約で決められているルールは必ず守るようにしてください。

今回紹介したマンションベランダ変色事件の解決方法が全ての方にマッチするかはわかりませんが、少しでも参考になればと思い長々とした文章で説明させていただきました。