Panasonic IHクッキングヒーターXシリーズを選んだ5つの理由

10年以上オール電化住宅に住み続けると火を使うガスコンロは不便で危なく感じるので、新しいマンションへ住み替える時にオプションのビルトインIHクッキングヒーターを申し込みました。

標準で装備されていたコロナのビルトインIHクッキングヒーターは、とても使い勝手が良くいので満足していましたが、今回は自由に製品を選べたのでPanasonicにしました。

おすすめのビルトインIHクッキングヒーターを紹介するサイトがありますが、通販サイトで200Vの製品購入を促したり100Vの製品を混同して紹介したりと、とても利用経験があるとは思えない情報ばかりなので注意してください。

美しくて使いやすく高機能なIH

PanasonicのビルトインIHクッキングヒーターは、その美しいデザインもさることながらラクッキングリルや自動加熱調理など、便利な機能が人気で国内シェアNo.1を誇ります。

こちらは、我が家で使用しているビルトインIHクッキングヒーターKZ-XP37Wの操作パネルですが、お米を炊いたりホットケーキやカツレツなどの火力を自動で調整してくれます。

PanasonicビルトインIHクッキングヒータートッププレート操作パネル

デザインを重要視しているためなのか、過去に使用していたコロナのビルトインIHクッキングヒーターよりもセレクトボタンの反応が良くありませんが、見た目や機能は圧倒的に優れています。

過去に使用していたビルトインIHクッキングヒーターは、自動切タイマーの操作ボタンが共有なので加熱口の選択を間違えることがありましたが、今回購入したXシリーズは加熱口毎にタイマーが独立しているのでミスがありません。

タイマーが共有だと、グリルでトーストを焼くために自動切タイマーを設定したつもりが、他の加熱口に設定しまい気が付いた時には焦げていたことが何度かありました。

広くて便利なラクッキングリル

ビルトインIHクッキングヒーターを選ぶ時に、Panasonicと日立どちらにすべきかかなり迷いましたが、掃除が楽でオーブンとして使えるラクッキングリルに魅かれてPanasonicにしました。

フラットなグリルが便利なPanasonicビルトインIHクッキングヒーター

過去に使用していたビルトインIHクッキングヒーターは、グリル内の熱源が露出するタイプなので、焼き魚やトーストを焼く時にしか使用できませんでした。

加熱すると膨れるお餅をグリル内に入れると、熱源と接触して焦げてしまうので掃除が大変ですし、水を入れたり網を洗うのも大変で何かと不便だと感じていました。

こちらは我が家で使用しているKZ-XP37Wのグリルメニューで、自動、手動、オーブンモードで調理する方法を選んだり、カウントやお手入れなど便利な機能もあります。

PanasonicビルトインIHクッキングヒーターグリル操作パネル

広々としたラクッキングリルなら、オーブンや手動モードを駆使することで鶏の香草焼きや伊達巻なども作ることができるので、ガスコンロの時よりも調理の幅が広がりました。

PanasonicビルトインIHクッキングヒーターを使う最大のメリットと言えるのが、グリル料理にも使えるラクッキングリルプレートで、魚を焼く時に水を入れたり網を使わないので掃除がとても簡単です。

Panasonicらクッキングリルプレート

魚やお餅を焼く時に網を使うタイプのグリルは、鱗やお餅がこびりついて洗うのが大変ですが、ラクッキングリルならスポンジで軽く擦るだけで汚れを落とすことができます。

75cm幅の広々トッププレート

ビルトインIHクッキングヒーターには、トッププレート幅が60cmと75cmの2タイプがあるのですが、それぞれのメリットとデメリットがあるので、良く考えてから製品を選ぶ必要があります。

60cm幅のビルトインIHクッキングヒーターを使用していた時は、ガラストッププレートの範囲を越えてまで油が跳ねていましたし、大きなフライパンや鍋を置くと狭く感じました。

今回は広い調理スペースを確保したいと思い、75cm幅のビルトインIHクッキングヒーターにしましたが、それだけサイドスペースが狭くなるので大きな砂糖や塩を入れる容器が置けなくなりました。

広々した75cm幅のガラストッププレートは使いやすくて便利なのですが、マンションのIタイプキッチンでは大きな調味料容器が置けなくなる場合もあるので、サイズ確認をしてください。

Panasonic XシリーズのビルトインIHクッキングヒーターを選んだ理由のひとつに、システムキッチンに設置した時に隙間なく密着するので、ゴミが入りにくいという点もありました。

システムキッチンと完全フラットなビルトインIHクッキングヒーターもありますが、沸騰した鍋や飛び跳ねた油が狭い隙間に入ると掃除が面倒なで、Xシリーズにして正解でした。

ただし、パロマのビルトインIHクッキングヒーターと違い完全フラットなPanasonicのトッププレートは、鍋やヤカンの吹きこぼれると周囲にまで流れ込むので布巾は欠かせません。

因みに、ビルトインIHクッキングヒーターは60cmと75cm幅がありますが、ガラストッププレートの広さに違いはあるものの、本体そのものの大きさは同じです。

部品が洗えるのでお手入れが簡単

完全フラットなガラストップのビルトインIHクッキングヒーターは、ガスコンロよりもお手入れが楽なイメージがありますが、排気部にゴミや油が入り込むことがあります。

過去に使用していたビルトインIHクッキングヒーターは、排気パネルとグリル扉以外を外すことができないので、調理する過程でゴミや油が内部に溜まることがあります。

どのメーカーのビルトインIHクッキングヒーターも、フライパンから飛び出した料理が排気口から本体内部に入り込むのを防止するフィルターが取り付けられていますが、油まで防ぐことはできません。

その点、PanasonicビルトインIHクッキングヒーターXシリーズKZ-XP37Wは、取り外して洗えるフィルターが排気口内部にもあるので、断然お手入れがしやすいと言えます。

調理中の油が排気口に入り込むのを防ぐためのカバーがあれば、ビルトインIHクッキングヒーター本体内部の汚れをかなり抑えることができるので、合わせてご利用になることをおすすめします。

充実したショウルーム

汐留のPanasonicのショウルームには、ビルトインIHクッキングヒーターだけでなく、カップボードやシステムキッチンなど、ありとあらゆる住宅設備が展示されています。

Panasonicのショウルームに行けば、システムキッチンと一体化した完全フラットのビルトインIHクッキングヒーターや、加熱口が3個以上使えるトリプルワイドIHやマルチワイドIHなどもあります。

残念ながら、汐留ショウルームでも実機の操作はできませんし見積もりも定価ベースなので、ビックカメラ他の業者を選ぶ必要がありますが、少なくとも専門外のネット通販で購入するよりおすすめです。

ビルトインIHクッキングヒーターは自力で交換可能なので、ネット通販で購入をすすめるサイトもありますが、作業ミスでシステムキッチンの大理石が割れることもあります。

日頃から住宅設備の交換作業をされている方であれば自力交換でも構いませんが、そうでないのならショウルームや住宅設備専門サイトに相談するのがおすすめです。