大切な人のお祝いは東京ベイクルージングレストランが絶対おすすめ

義母の還暦祝いをするお店選びを他の兄弟に任せたところ、居酒屋に近い寿司屋の個室というあり得ないセンスでしたので、古希のお祝いをする場所は自分で選ぶことにしました。

人形町今半は七五三で利用したばかりですし、神楽坂の料亭や銀座のかに道楽は子供が大人しくできるか心配でしたので、東京ベイ・クルージングレストラン・シンフォニーのフレンチコースを予約することにしました。

約二時間のクルージングでしたが子供も船に乗りながらのランチを楽しんでいましたし、何よりもフレンチのコース料理が好きな義母が喜んでくれたので大正解でした。

大切な人のお祝いや記念日におすすめ

各コースには当然ながらクルージング費用が含まれており、その分だけ料理のボリュームが他のお店よりも少なくなるので、お祝いをするなら１万円以上のフレンチコースがおすすめです。

今回は古希のお祝いに、東京ベイ・クルージングレストラン・シンフォニーの１万円フレンチコースを予約しましたが、質素なフレンチやイタリアンなら６千円台で食べられるので、デートやお友達とランチを楽しむ方もいました。

東京ベイ・クルージングレストランシンフォニーには、乗船時間が異なるクルーズプランがいくつかあるのですが、お祝いをするなら２時間以上のランチクルーズ、サンセットクルーズ、ディナークルーズがおすすめです。

アフタヌーンクルーズは約50分と短い時間のクルージングとなりますので、普段とは違うデートをしたい時や小さな子供が喜ぶ顔を見たい時に有効な気軽に利用できるプランです。

子供連れならランチ・サンセットクルーズがおすすめ

本当はフレンチコースのディナーで義母の古希をお祝いしたいところでしたが、午後9時30分に終わるディナークルーズに３歳の娘を連れて行く訳にはいかないので、昼間のランチクルーズにしました。

ランチクルーズはディナークルーズと比べて船の走行距離や乗船時間が若干短いのと、同じコース料理でも使う食材に違いがあり価格も抑えられているので、費用を全額負担する我が家の家計も大助かりました。

こちらは、美味国産特選牛フレンチコースのランチ・サンセットクルーズとディナークルーズのを表にして比較したものですが、ディナークルーズの方がより高級な食材を利用しているのがわかります。

大切な人とのデートやプロポーズなど大人だけのクルージングを楽しむなら、航路がハートの形でより高級な素材を使用したディナークルーズがおすすめですが、子供がいるなら早い時間帯のランチかサンセットクルーズがおすすめです。

こちらは、ランチクルーズで提供されている料理を表にしたものですが、季節や時間帯で提供される料理や使われる素材に違いがあるので、シンフォニー公式サイトで詳細を必ずご確認ください。

特に気を付けなければならないのが、海の絶景を眺めながら食事を楽しむ寿司ダイニングで、ランチクルーズには握り寿司ではありませんしボリュームも少ないので、若い人よりも食が細い中高年向けという印象です。

今回は古希のお祝いということもあり、１万円の美味国産特選牛フレンチコースにしましたが、ディナークルーズには約２万円のシンフォニーロワイヤルもあります。

クルージングまでの流れ

東京ベイ・クルージングレストランシンフォニーには駐車場がないので、タクシーを利用するか駅から徒歩１分で到着する、新交通ゆりかもめ日の出駅で下車するのがおすすめです。

JR山手線浜松町駅や都営大江戸線大門駅なら徒歩15分で行ける距離にありますが、出航の30分前には乗船手続きをする必要があるので、無理して歩かずにゆりかもめかタクシーを利用してください。

出航の30分前になるとターミナルがとても混雑するので、余裕ある搭乗手続きをするために少なくとも１時間前に現地へ到着し、ロビーの椅子に座りながら待機するのがおすすめです。

乗船手続きを終えてチケットを手に入れた後は、ロビーで出航までの時間を自由に過ごすのも良いですし、港に置かれた船長の衣装を借りて記念写真の撮影をすることもできます。

今回はランチクルーズを楽しんだので、ディナークルーズにドレスコードがあるのかわかりませんが、少なくともお昼の時間はカジュアルな服装をした人ばかりで、フォーマルな服装をした人は少数派でした。

乗り物酔いしにくい船

今回は四角い船体のモデルナに乗船してランチクルーズを楽しんだのですが、海上はかなりの強風にも関わらず東京湾の波は比較的穏やかだからか、全く揺れを感じませんでした。

余程の悪天候でなければ船が大きく揺れることもなさそうなので、タクシーで乗り物酔いする小さな子供でも、安心してクルーズを楽しむことができると思います。

こちらは乗船間もない部屋を撮影したものですが、当然ながらクルージングなので窓際の席が人気で、フレンチコース料理を食べた席も船首に近い眺めが素晴らしい場所でした。

因みに、こちらはクルージング費用込みとは言え4,000円もするお子様ランチなのですが、ハンバーグやオムライスが嫌いで和食ばかり食べる娘の口には残念ながら合いませんでした。

当然ながらファミリーレストランのお子様ランチより断然美味しいのですが、折角のお祝いの日に子供を叱るのも無粋なので、代わりに全て美味しく頂くことにしました。

フレンチコースの紹介

東京ベイ・クルージングレストランシンフォニーのフレンチのコースはいくつかありますが、今回は古希を祝うのに丁度良いボリュームのランチクルーズ版美味国産特選牛フレンチコースの料理を簡単に紹介します。

こちらはオードブルの牛タンと白インゲン豆のパテですが、３歳の娘が美味しいからと半分以上取られてしまい、残念ながら味を吟味することなく食べ終えてしまいましたが、美味しいという記憶はわずかにあります。

次の料理は季節のブイヨンスープですが、写真を撮り忘れてしまうという大失態を犯してしまいましたので残念ながら写真はありませんが、こちらも子供に飲み干されてしまうくらいの美味しいスープです。

こちらは、フライパンで表面を香ばしく中を柔らかく調理した鮮魚のポワレオリーブソースで、シンプルな白身魚に合わせたソースの美味しさが絶妙でとても印象的な料理でした。

こちらは旬の野菜を添えた国産牛のステーキで、この厚みからは想像ができない程の柔らかさが印象的な肉は、脂身が少なくて年配の方や脂身が苦手な人でも食べやすいと思います。

因みにステーキは事前に電話連絡すれば追加料金1,200円で、ディナークルーズと同じサーロインにアップグレードできるのですが、そのことはクルージング後に知りました。

そして最後はデザートとなりますが、例のごとくアイスクリームとフルーツを娘に食べられてしまい、まだ食べさせていないケーキだけを美味しく頂きました。

食後にコーヒーを飲んだ後は、折角なので３歳の娘と一緒にデッキに出てみましたが、12月の船上は風が冷たく上着を着ていても耐えられる寒さではないので、急いで船内に戻ることにしました。

東京ベイ・クルージングレストラン・シンフォニーには飲み放題プランもあるので、潮風が気持ちよく感じる５月から９月までにもう一度遊びに来たいと思いました。

古希の記念に高価な物を贈るのではなく気持ちを伝えることにしたので、最後に孫が慣れない手付きで一生懸命折り紙したチューリップを７本プレゼントしたところ、少し涙を浮かべながら喜んでくれました。

一部料理の写真を撮り忘れたりコース料理の説明が具体的ではなく恐縮ですが、最高クラスのロケーションで過ごす時間はとても良い思い出になるので、是非大切な人と東京ベイ・クルージングレストランシンフォニーに出掛けてみてください。