テレビ番組で紹介されていたお掃除テクニックで、ビルトインレンジの隙間に入り込んだ汚れは、薄いカードやフロスで汚れをかきだすのが有効だと紹介されていました。
その活気的とも言えるテクニックを真似して、小さなゴミや油汚れをきれいに取り除こうとしましたが、大理石を守るクッションがボロボロになりとても後悔しました。
そこで考えたのが、汚れた後の掃除という対症療法ではなく、身近な物を使うことで汚れそのものを予防する方法で、今では常にキッチンを清潔に保つことができています。
マスキングテープで汚れを防ぐ
クエン酸を使用したキッチンの掃除方法など、とても有効に思える掃除テクニックには必ず落とし穴があるので、汚れを簡単に落とす方法よりも汚さない方法を考えた方が断然おすすめです。
ビルトインIHクッキングヒーターやガスコンロの隙間に、小さなゴミや油の侵入を防ぐ便利グッズもありますが、コストパフォーマンスが悪くデザインも面白くないので、我が家ではマスキングテープを貼り付けています。
ビルトインIHクッキングヒーターなどの隙間を塞ぐために貼るマスキングテープは、撥水性が弱いと簡単に剥がれたり割けてしまいますので、百均で売られている物は使用しないでください。
おすすめなのはマスキングテープで有名なカモ井加工紙の製品で、幅が太く撥水性が高い物を選んで貼るだけで、小さなゴミや油が隙間に入るのを防ぐことができます。
マスキングテープよりも撥水性が高いビニールテープですが、接着成分が強すぎて剥がすのが大変ですし、長く貼り続けるとキッチンの大理石がベタベタになります。
ビニールテープよりも断然剥がしやすいマスキングテープですが、長い期間貼り続けると接着成分が固まるので、どんなに長くても三ヶ月に一度のペースで貼り替えてください。
IHの貼り付ける方法
基本的にビルトイン調理器なら電気もガスも貼り方は変わりませんが、IHはガスコンロのように漏れでた炎が広範囲が熱くならないので、マスキングテープが貼りやすいと言えます。
やり方はとても簡単で、ビルトインIHクッキングヒーターの高さに合う幅がある、好きなデザインのマスキングテープを購入し、隙間を被せるように貼り付けてハサミでカットするだけです。
我が家で使用しているマスキングテープは、サンリオマイメロディ幅25mmの物ですが、水や油を弾く性質の物であれば何でも構わないので、自分好みのデザインを探してみてください。
今回引越した先で使用しているビルトインIHクッキングヒーターは、キッチン大理石との間に隙間が全くないので汚れは心配していませんが、念のためにマスキングテープを使うことにします。
厚みがないビルトインIHクッキングヒーターに、マスキングテープをきれいに貼るのは少し大変すが、買い替えるまで一度も掃除できない場所と考えると頑張る必要がありそうです。
マスキングテープを貼ることで、フラットなガラストップから漏れ出る油や味噌汁などを少しだけ防ぐこともできるので、見た目を気にしない人は是非お試しください。
ガスコンロに貼り付ける方法
こちらは一時的な仮住いで使用していたガスコンロですが、ビルトインIHクッキングヒーターと同じように、マスキングテープで隙間汚れの予防をしてみました。
ビルトインガスコンロにマスキングテープを貼るのも難しくありませんが、フライパンや鍋から漏れ出た強火の炎が燃え移らないように、注意しながら調理する必要があります。
ビルトインガスコンロの隙間に、マスキングテープを貼るだけなら危険はないと思うかもしれませんが、直接炎を扱う調理器具を使う時は細心の注意を払う必要があります。
ビルトインIHクッキングヒーターとシステムキッチンの間には隙間があり、調理中に出た小さなゴミや油汚れが入り込んでしまうので、10年以上前からマスキングテープを貼るようにしていました。ただ、マンションの住み替えで新たに設置したビルトイ[…]