人事考課と人事異動で考える人の評価と自分の評価

新年度を迎える頃になると、人事考課による給与査定や人事異動などが行われますが、これは人が人を評価した結果の表れで、その結果に満足する人もいれば満足しない人もいます。
会社によって評価方法や評価回数が異なりますが、私が以前勤めていた会社もそうですし、今勤めている会社も自己採点と簡単なコメントを書く紙切れ1枚を渡され、1年間の成果をアピールしなければなりません。

一生懸命考えて書いた自己評価の点数ですが、下げられる前提で高く点数をつけたり、100点満点中70点が基準というルールあったりと、客観的に判断する為の数値なのに意味がない使われ方をしている気がします。
とにかく面倒な人事考課ですが、これがないと上司が部下を指導する材料がないので、困るのかもしれません。

ただ、人間には感情という数値とは真逆の要素を持っているので、自分が出した点数を上司が正しく評価してくれるとは限りません。
感情だけならまだしも、能力があるのに役員の後ろ盾がないから評価されない人もいますし、運やタイミングが悪くて昇進できない人もいます。

人の評価というものは、人の感情や運、タイミングで変わるものです。
いつまでも評価されずに昇進できない事を腹立てるよりも、何か自分で事業を起こした方が健全ですが、世の中簡単には食べていけないのも現実です。

それでも今の世の中は、起業しなくても収益を上げられる仕組みがあるので、自分でお金を稼ぐ事を体験してみるといいかもしれません。
Google AdsenseやAnalyticsは、感情抜きに数字という最もわかりやすい形で自分の能力を評価してくれるので、会社に不満がある方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

最初の数か月は訪問者0という全くアクセスがない状態が続くかもしれませんが、自分の頑張り次第で0が1になる時がいつかは訪れます。
その0が1になった時の瞬間は、会社で給料をもらう事になれてしまった私たちサラリーマンに、新たな刺激を与えてくれます。

また、会社の給料とは別に稼ぐという体験をしてみると、意外と会社で評価されない理由がみえてきたりするかもしれません。
そうすると、次の人事考課は高い評価を得られるかもしれませんが、私は会社で評価されなくてもGoogleが評価しれくれればいいやと思っている、ダメなサラリーマンです。