新居でありがちな冷蔵庫の扉が開かないトラブル

新しい住まいに似合うのは、やはり新しい冷蔵庫です。

我が家は予算の関係上、引越す前の古くて小さな冷蔵庫を使用していましたが、真新しい新居に古い冷蔵庫は違和感があります。

来客が少ないので多少違和感を感じながらも古い冷蔵庫を使い続けていたのですが、正月などの家族が集まる時は必ず文句を言われます。

毎年文句を言われるのも嫌なので、新居へ引越してから3年後に新しい冷蔵庫を購入したのですが、冷蔵庫の扉タイプによっては全く使えないなんて事がありますので注意してください。

冷蔵庫選びは扉選びが最も重要

冷蔵庫を選ぶ時に重要視するのはなんでしょうか。

家電量販店で冷蔵庫を選ぶ時、貯蔵できる容量や機能、デザイン、消費電力などを重要視しますが、実は扉選びがとても重要です。

冷蔵庫の扉は、右開き、左開き、フレンチドア、両開き(左右開き)と、野菜や冷凍ものを専用に入れる引き出しがあるタイプがあります。

扉も自分の利き腕で開けやすいタイプの物で選んでしまいますが、冷蔵庫を置く場所の左右に壁や棚があるかないかで決めた方が良いでしょう。

家電量販店で冷蔵庫を選ぶ時、豪快に扉を開いている方もいますが、周りに障害物のない家電量販店の冷蔵庫置き場と自宅では環境が異なります。

下の画像は引越しする前の我が家の写真です。

冷蔵庫置き場

我が家の冷蔵庫置き場は、左側がキッチンなので通路を塞ぐ左開きではなく、右開きの冷蔵庫が良いのではないかと思ったのですが、壁に最初から取り付けてある収納棚が邪魔で冷蔵庫の扉が90度以上開かない事に気づきました。

常に冷蔵庫の扉を全開にする訳ではないのですが、鍋を取り出す時は扉に付いた飲み物入れが邪魔になるので、90度以上扉を開ける時があります。

カップボードの置き場所にも注意

壁に収納棚がついていない場合でも、カップボードを冷蔵庫近くに置く場合は注意が必要です。

フレンチタイプなら扉が大きくないので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんが、それ以外のタイプの扉を開けた時にカップボードと接触するなんて事があります。

我が家のカップボードは比較的新しい物なので引越す前に使用していたものを持ち込んだのですが、壁に取り付けてある収納棚よりも奥行があるので、冷蔵庫の扉を70度以上開く事ができませんでした。

幸いな事に、天板を変えれば分離できるカップボードでしたので、扉に接触しないように冷蔵庫とカップボードを離して設置できたのですが、今まで使用していた冷蔵庫やカップボードが、新居で全て使えるとは限らないのです。

ダンボールを活用して電源の位置を確認する

冷蔵庫やカップボードを新しく購入するなら、引越し用の段ボールを利用して大きさを測るといいでしょう。

各製品のサイズはメーカーのサイトに記載されているのですが、必ず周囲の空きスペースを含めなければなりません。

本来なら図面に冷蔵庫やカップボードの図を書き込めば済むことなのですが、二次元の図面には電気のスイッチやコンセントの高さまで記載されていません。

壁のサイズに合わせてカップボードを購入したものの、電気のスイッチやコンセントが隠れてしまうなんて事があります。

カップボードや冷蔵庫は高価なものなので買い直しを慎重に選んでください。

ちなみに、我が家で購入した冷蔵庫は、2012年03月頃に発売されていた三菱電機のMR-A41TというALLフレンチタイプ扉の冷蔵庫です。

家族二人なら野菜室や冷凍室含めて405リットルなら十分な大きさで、今でも大変満足しております。