心が折れそうになる不妊治療を乗り切るために取り入れたこと

不妊治療を2年続けた結果、43歳という高齢ではありますが元気な赤子を授かることができました。

途中で何度か休憩を入れながらの不妊治療なので、クリニックの診察を受けたのは実質1年ですが、それでも心や体に受ける負担はかなりありました。

男性は不妊治療クリニックで受ける治療はないので大きな負担にはなりませんが、女性の場合はデュファストンやルトラールなどの副作用が強い不妊治療薬を続けると心と体が疲弊してしまいます。

ここでの内容は全て結果論でしかありませんが、我々夫婦が不妊治療の辛さを乗り切るために試行錯誤したことや、実際に経験して効果を感じたものについて紹介します。

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父島小港海岸

心が折れそうになる

不妊治療は必ず妊娠するとは限らないというのが厄介で、妊娠結果の判定に落胆することが何度も続くと心が折れそうになります。

心身ともに疲弊すると何度も治療をやめようと考えるようになりますが、次は妊娠するかもしれないのにという一種の強迫観念に囚われてしまい、先の見えない治療を続けることしか考えられなくなります。

時間の限りがある妊娠なだけに不妊治療を中断するのは勇気がいることですが、同じことを繰り返すよりも環境や気分を変えるのも重要です。

心と体のリフレッシュが重要

不妊治療クリニックに通い続けても良い結果に恵まれないので、一度治療を中断し心身ともにリフレッシュすることにしました。

不妊治療を始めたのが40歳と高齢なので時間はあまり残されていませんが、同じことを繰り返し続けても仕方ないと判断し、心と体をリフレッシュするために沖縄の宮古島へ行くことにしました。

当然タイミングをとるのは続けましたが、クリニックに通わなくて良いことと1週間の宮古島旅行が功を奏したのか、今までの妊娠判定で見たことのない線が表れました。

宮古島東急ホテル&リゾーツ夕日

残念ながらその翌日の妊娠検査では線が消えてしまいましたが、一度リセットしてリラックスするのは良いことだと感じました。

妊活中は体を冷やすのは厳禁なので海に入るのは良くないと言われていますが、夏のレジャーを存分に楽しんで良かったと思います。

宮古島旅行が良い息抜きになったので、冬も温泉に入りながら体温を上げて心と体をリラックスさせることにしました。

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漢方薬で分身の数を増やすことに成功

不妊の原因が男性側にある可能性は十分にあるので、男性も初期の段階で検査を受けるのが鉄則ですが、検査結果が悪くてもクリニックでは何もアドバイスしてくれませんでした。

問題のある男性側に治療を施さなければ妊娠する確率が上がらないのは当然で、今思うと随分と無駄な時間を過ごした気がして憤りを感じました。

そこで、不妊治療クリニックに通う前から考えていた漢方薬局に相談し、不妊治療クリニックでは実現できない分身の数を増やすことに成功しました。

漢方薬誠心堂

月に5万円もかかる漢方薬局に通うこと6ヶ月、不妊治療クリニックで分身の検査をすると、妊娠する確率が以前の1%から10%と大幅に改善されていました。

一般的に10%まで上がると上出来で、その後も5%~10%の間をキープしていたので、かなり希望が見えてきました。

毎月5万円の出費は大きな痛手でしたが、漢方薬の効果がでると言われている半年以上飲み続けただけの甲斐はありました。

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プラセンタで更に確率を上げる

更に妊娠する確率を上げるために、妻にはプラセンタを飲んでもらい、3箱目を消費する前に奇跡的に妊娠しました。

プラセンタの種類には様々なものがありますが、質の悪い安物のプラセンタは名ばかりで効果が見込めないので、1万円を超える物を選んで飲んでください。

プラセンタ

プラセンタは病院で注射することもできますが、人由来のプラセンタを注射した場合、安全性の問題から献血できなくなるので、豚や馬由来のサプリをおすすめします。

美容や健康に良いと言われるプラセンタですが、低品質のものでは意味がないので成分や種類を確認してから飲むことをおすすめします。

ただし、プラセンタは高く毎回飲めないという方には、妊娠前から飲んだ方が良いとドクターにも言われたベルタの葉酸サプリをおすすめします。

産院の有名なドクター曰く、葉酸サプリは女性だけでなく男性も飲んだ方が良いということなので、夫婦で飲むことをおすめします。

不妊治療の期限を決める

お金、体力、気力を消耗するのが不妊治療なので、時には休憩を取りながら期限を決めて取り組むことが大切だと思います。

何事も目標や期限を決めずに闇雲に進むのは良くないことなので、二人で決めた期限を迎えた時に改めてお互いの意思を確認し、他に何かできることはないか再確認してみてはいかがでしょうか。

全ての治療をクリニック任せるのではなく、何が問題で何が必要なのか再確認して自分なりに考えてみることが近道になるかもしれません。

とても大変な不妊治療ですが、皆さんにも必ず幸運が訪れると信じて執筆させていただきました。