今回紹介する鍋料理は、青森県産津軽のバルバリー種である鴨肉と、ネギや白菜などの野菜でつくる鴨鍋を紹介します。
鴨鍋は滋賀県のご当地鍋で、琵琶湖に飛来するマガモを食べるのが本来の食べ方ですが、マガモの肉は臭みがありますし流通量が少ないので、今回は合鴨と言われる青森県産の津軽鴨バルバリー種を使用した鴨鍋を作ります。
コスパ最高の鴨肉
今までお取り寄せした鍋料理のセットは、安くても3,000円以上するものばかりでしたが、今回お取り寄せした鴨鍋セットは1,000円を切る値段で買える大変お得な鍋セットです。
注文した鴨肉は冷凍されたものがクール宅配便で到着するのですが、流水にさらせば簡単に解凍できるので、前日から冷蔵庫で解凍させる必要はありません。
この鴨鍋セットには、あっさりした鍋用のダシ汁と、蕎麦やうどんを入れて食べたり雑炊をして食べるためのダシ汁が2個含まれています。
まずは鍋にダシ汁1袋とお水500mlを入れて沸騰させ、お好みの野菜を好きなだけ入れてください。
生の肉はとても柔らかいのですが、加熱すればするほど肉が固くなるので、食べやすくするために手で割いてみました。
今回は、鴨の味が損なわれないように魚介類は入れずに、白菜、長ネギ、玉ねぎ、金美人参、里芋、ゴボウを入れたシンプルな構成です。
鍋が焦げ付かないように、ささがきしたゴボウと金美人参をなべ底に敷き、下茹でした里芋、長ネギと玉ねぎ、白菜の順に入れ、最後に鴨肉を並べていれました。
鴨肉は猪の肉と違い強火で煮込むと固くなりますので、白菜の上に鴨肉を敷きながら卓上IH調理器の弱火で20分かけて煮込みました。
直接ダシ汁に肉を浸さなくても鴨肉に火が通るので、柔らかい肉を楽しみたい場合は、野菜と一緒に鴨肉を入れて煮込まずに、食べる直前に入れて煮込んでください。
締めの定番は蕎麦
鍋の締めには雑炊をするか、ラーメン、うどんを鍋に入れて食べるのが定番ですが、鴨肉と言えば蕎麦が常識とされているので、蕎麦も一緒に用意してください。
今回は定番の蕎麦ではなく、鴨鍋とは違う系統の味を楽しみたいということで、鴨鍋のダシ汁にイタリアチーズの王様パルミジャーノをスライスし雑炊をつくりました。
鴨鍋の締めにチーズを入れた雑炊など邪道と思われるかもしれませんが、パルミジャーノのコクと塩分が、あっさりした鴨鍋のダシ汁に溶け込んで、とても美味しいリゾット風の雑炊になります。
パルミジャーノ・レッジャーノは、普通のスーパーやコンビニで売られているものとは全く次元の違う美味しいのチーズなので、是非鴨鍋の雑炊に入れて食べてみてください。
鴨鍋はクセになる美味しさ
今まで食べたご当地鍋料理はどれも美味しいものですが、この鴨鍋は他の鍋セットよりも断然値段が安い割にクセになる美味しさのある鍋料理でした。
鍋料理の肉を鴨にかえるだけで、今までとは違う味の鍋料理を楽しめることができるので、鴨南蛮蕎麦でしか鴨肉を食べる機会がない人は、是非鴨鍋セットをお取り寄せしてみてください。
因みに、関東への配送料が900円しますので、その点だけご注意欲しいのと、鍋料理をする時はガスの残量を気にせずに調理できる卓上IH調理器があると便利なのでおすすめします。
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