練習不足でも使えるベビービョルン オリジナルAirを購入してみた

外を歩けばエルゴベビーのベビーキャリアを使う人を多くみかけますが、みんなが使うものがご自身の赤ちゃんに合うとは限りません。

ベビーキャリアの製品の良し悪しは一度使わなければわからないので、みんなが使うベビーキャリアを選んだ方が安心という気持ちはわかりますが、もともと体格の違う外国の赤ちゃんに合わせて作られた製品だということを忘れてはいけません。

確かにエルゴベビーのベビーキャリアを使うと、抱き上げる側からすると肩や腰への負担が少なく、使う側からするとおすすめの製品のひとつに間違いありませんが、月齢少ない我が子が脚を大きく開く姿をみていると心配になります。

実際にエルゴベビーも使いやすくていいのですが、転落防止用ベルトを使用するとなると面倒ですし、慣れるまでにそれなりの時間がかかります。

ベビーキャリアを選ぶ時に人気のエルゴベビーを選ぶのが無難なのかもしれませんが、それ以外に使いやすくて安全なのがベビービョルンのオリジナルAirなのです。

ベビーキャリアを使うのは早くても生後1か月から

新生児の頃は横に寝かせるのが基本なので、体を縦にするベビーキャリアを使用するのはおすすめしません。

なかには横抱きができるベビーキャリアもありますが、産まれたばかりの新生児を頻繁に外へ連れ出すのは、お互いのストレスになるだけなので、横抱きにこだわる必要があるか考えてみましょう。

ベビービョルンのベビーキャリアは生後1か月以降から使えるので、定期健診などのイベントで重宝しましたが、首や腰が座る前まではあまり長時間使わないようにしてください。

ベビーキャリアで抱き上げると赤ちゃんが寝てくれるので、妻の慢性的な睡眠不足を少しでも解消しようと2時間続けて使い続けたら、ものすごく叱られたことがあります。

赤ちゃんの体形を考えたベビーキャリア

だっこ紐と言われるベビーキャリアを選ぶ時の基準は人それぞれ違いますが、ママ友のなかで人気だからだとか、肩や腰が痛くならないからだとか、大人の都合だけを考えて製品を選んだりしていませんでしょうか。

確かに長時間赤ちゃんを抱えると肩や腰が痛くなるので、痛みが緩和される製品を選ぶのは大きなポイントになりますが、大人が楽な製品が必ずしも自分の子に合うものとは限りません。

エルゴベビーのベビーキャリアは、圧倒的な人気で日本でも高いシェアを誇りますが、もともと日本人の体形に合わせてつくられていないので、脚が心配になるくらい開いてしまいます。

赤ちゃんの体は柔軟性に優れているので痛さで泣くことはありませんが、本当にその脚の開き方で良いのかよく考えてから製品を購入してください。

脚が開きすぎないベビーキャリア

生後1か月過ぎた頃から使いはじめたベビービョルンオリジナルAirで、外国製のベビーキャリアでも脚が開きすぎないので、安心して使うことができました。

股のところにプラスチックのジョイント部分があるので、赤ちゃんが痛がらないか最初は気になりましたが、ベビーキャリアを正しいポジションで装着すれば何も問題ありません。

非常にコンパクトにみえるベビービョルンのベビーキャリアは、赤ちゃんの身長や脚の太さに合わせて調整すれば長く使えます。

この写真は生後4か月の頃の写真ですが、エルゴベビーよりも足の開き方が自然で安心です。

赤ちゃんの安全を第一に考る

赤ちゃんをベビーキャリアで抱いたまま前かがみをして隙間から落下するという事故が起きておりますが、ベビービョルンのオリジナルAirは、赤ちゃんの肩と脚で固定するので、よほど無茶なことをしない限り落ちることはありません。

コンビのようなガッチリ体を固定するタイプもいいのですが、道具を過信しすぎるよりも赤ちゃんを抱いたまま前かがみにならないように気を付けてもらうのが一番です。

あまりガチガチに赤ちゃんをベルトなどで固定すると嫌がるので、ベビービョルンのオリジナルAirのように肩で支えるタイプの方が楽です。

更に、ベビービョルンのオリジナルAirは、頭の後ろおしっかりガードするので首が座る前の赤ちゃんにも安心して使えます。※ガードがあるとはいえ、頭が動く隙間は十分にありますので、走るなどの行為は絶対にしないでください。

ベビーキャリアを選ぶ時に人気製品やデザインで選ぶ気持ちはわかりますが、まずは赤ちゃんの安全を第一に考えた製品選びをしてください。

装着が簡単

ダッコ紐やスリングを買うと説明書の他にDVDがついてるのは、紙のマニュアルでは理解できないくらい難解で、本番前に何度か人形で練習する必要があるものもあります。

その点、ベビービョルン オリジナルAirを使うメリットは、他の製品と違い一度練習すれば完全にマスターできるくらい簡単なところです。

今まで様々な人気のベビーキャリアを試してきましたが、最も装着が簡単なのは間違いなくベビービョルン オリジナルです。

抱っこ紐の装着が慣れないからと、生後1か月の小さな赤ちゃんを揺さぶるのは大変危険なので、簡単な製品を選ぶのも重要なポイントです。

2個持ちがおすすめ

他の製品よりもデザインが良く通気性に優れたベビービョルン オリジナルAirですが、赤ちゃんの体重が6キロを超えてくると、肩がつらくなります。

月齢5か月になる頃には、肩だけでなく腰でも支えられるベビーキャリアをもうひとつ用意すると便利です。

我が家では、体形の違いや目的、そしてデザインの好みに合わせて、母親がNAPNAP UKIUKIを使用し、父親である私がベビービョルンの最上位モデルであるベビーキャリアONE + OUTDOORSを使用しています。

ひとつのベビーキャリアを長く使うという考え方もありますが、赤ちゃんや親の体に合わせて買い替えたり、使い方やに合わせて使い分けをした方が便利です。

詳しくは別記事で紹介しますが、母親は日中の家事をこなすのに、おんぶが簡単にできるnapnap UKIUKIを使用しています。

それに対し、不器用な父親は装着が簡単で安全なベビーキャリアONE + OUTDOORSを使用しています。

今回の内容は以上となりますが、月齢1か月から使えるベビービョルンのオリジナルは、間違いなく簡単で安全なベビーキャリアのひとつです。

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