ディスクの復旧を依頼して学んだ専門業者の選び方で気を付けたいこと

今まで何度か壊れたハードディスクのデータ復旧を専門業者にお願いしたことがありますが、毎回安定して20万円オーバーする見積もり額になります。

過去にRAID5という企業で使うサーバーのデータを復旧をお願いした時は400万円かかりましたので、それと比べると安いものですが、個人で20万円の負担はかなり大きいものです。

今回の復旧依頼したデータは、親戚に泣きつかれた赤ちゃんの写真や動画で、落とした衝撃でデータが読み取れない500ギガバイトのハードディスクです。

データをゴミ箱から消したとか、ディスクkをフォーマットした程度であれば、市販のソフトウェアでも復元できるのですが、ディスクが物理的に故障した時に無理にデータを読み取ろうとすると、専門業者に依頼してもデータを取り出せなくなります。

そこで今回は、今まで利用したことのあるデータ復旧業者の良し悪しと、業者選びで気を付けるポイントについて簡単にまとめてみました。

データを確実に復旧できるとは限らないので、利用した企業の名前は公表できませんが、少しでも参考になればと思い執筆させていただきました。

データを復旧できるとは限らない

ディスクからカツカツ音がする時に強引な読み込みを行うと、ディスクが傷ついて専門業者でもデータを取り出せなくなります。

ハードディスクの内部は非常に繊細で、ディスクとヘッドの間は煙すら通らない程の隙間しかないので、衝撃を与えるとヘッドがディスクに触れて損傷することが多々あります。

今まで専門業者にディスクの復旧を依頼して、無事データを取り出せた確率は五割程度ですが、それは自力でデータを取り出そうとしたために、復旧率を下げたことが原因でもあります。

データ復旧作業は高額な費用を請求されるので、ダメ元でソフトウェアのデータ復元を試みましたが、重症化して完全にデータを取り出せなくなることが何度もありました。

ディスクの音がカツカツする時は無理にデータを取り出そうとはせずに、重要なデータが記録されているディスクは、速やかに専門業者へ依頼するこがおすすめです。

ソフトウェアでの復元

今回の内容はデータ復旧業者の選び方に関する内容ですが、専門業者に依頼すると高額な費用が発生するので、まずは物理的な故障なのか論理的な問題なのか見極めを行い、必要があればソフトウェアでの復旧も考えてみてください。

ディスクから異音がしないのであれば、1万円程度のソフトウェアで復元できる可能性もあるので、専門業者に依頼するより費用を抑えることができます。

ソフトウェアでのデータ復元もリスクが伴いますので、平均20万円というコストを投じてもデータを取り戻す価値があると判断した時は専門業者に依頼し、データが消えてもいい前提であればソフトウェアを使用した復元がおすすめです。

今まで何種類かのデータ復元ソフトを使用しましたが、Macintoshに対応した製品ならデータレスキューというソフトが良い働きをしてくれました。

Windows版のデータ復旧ソフトで有名なのはファイナルデータですが、こちらはダウンロード版がAmazonで購入できますので、購入後すぐに利用できます。

ファイナルデータ11plus 特別復元版|ダウンロード版
  • AOSデータ
  • 価格: ¥ 6,930 ¥ 7,970
  • 販売者: Amazon.com Int'l Sales, Inc.

業者選びが重要

まず気を付けたいのが、見積もりを何日以内に提出すると明確にしている業者にお願いするのが最も重要で、なかには3週間かけて見積もりを出してくるところもあります。

単純に混雑していて時間がかかるのであれば良いのですが、技術力のない専門業者は家庭でもできるソフトウェアでの復旧を試みる業者もあるくらいです。

ディスクの損傷具合によりディスクを分解してデータを復元するのですが、初期診断で時間をかけるような業者はディスクにダメージを与えているだけです。

因みに、ハードディスクを販売しているメーカーのデータ復旧業者が安全かというと全てがそうではないので、イメージだけで業者を選ぶと痛い目にあいます。

また、これは裏話ですがデータ復旧を依頼して復元できないと判断した場合、故意にディスクを壊す悪質な業者もあります。

どこの専門業者にデータ復旧を依頼すれば良いのかというは、実際に依頼してみなければわからないので、ここでは具体的な企業の紹介は行いませんが、初期診断での見積もりを出すのに時間をかけない業者が良いでしょう。

ただし今までの経験上、初期診断までの時間が1~2時間と短かすぎるのも考え物で、過去の実績からしてデータを復旧できる率は高くありませんでした。

他に気を付けなればならない点は、データ復旧の依頼をする時にサポートの対応やレスポンスの良さも重要で、これらが落第点の会社はデータ復旧の成功率が悪いという印象があります。

バックアップが重要

既にデータが消えた後にバックアップのことを考えても仕方ないことですが、同じようなことが起きないように、バックアップを定期的にとるようにしてください。

大切な写真やデータは、パソコンに保存したままにするよりかは、DVDやブルーレイディスクに記録した方が良いのですが、利便性を考えるとNASに保存するのがおすすめです。

NASはディスクが1個壊れてもデータが消えない2個搭載されているものがおすすめで、企業でも使えるQNAPのNASが安定した動作をするのでおすすめです。

バッファローやアイ・オー・データなどのNASは、最初からディスクが搭載されているので手軽ですが、後からディスクを拡張したり交換することを考えると、ハードディスクを搭載していないQNAPが良いでしょう。

家庭で使うQNAPのNASならTS-251シリーズがおすすめで、これ一台あれば写真の閲覧はもちろん、動画や音楽の管理や再生が楽になります。

QNAPのNASにはディスクが含まれていませんので、本体と合わせてハードディスクをご購入ください。